美幌高校ラグビー部応援記

花園出場をめざし、練習に励む北海道立美幌高校ラグビー部の奮闘ぶりを紹介

晴天なり

2009-04-30 21:11:06 | Weblog
芝の上で。

本日(4月30日)は、天然芝グラウンドの旭運動公園で練習しました。
美幌町内では、今季初の芝での練習です。
旭運動公園は美高校舎に隣接しています。
ラグビー部にとって、恵まれた環境ですよね。

■グチャグチャ
先日の降雪で、美高グランドはグチャグチャの状態です。
昨日の段階では田んぼのような感じでした。
本日、気温が上昇し、かなり乾いたということです。

■気持ちいいです
気温が高く、部員の練習スタイルは、ほとんどが半袖ジャージ。
いよいよ、「シーズン到来」といった感じです。
風は温かく、色を染めた芝グラウンドでの練習。部員の一人は「気持ちいいです」と話していました。

■ラグマガ
先日発売されたラグマガ最新号に、今年の花園ベスト4チームの監督による対談記事が載ってました。
ぜひ、保護者の方に読んでほしいです。
戦術やテクニック論はさておき、対談からは指導者として高校生に伝えたいことがわかります。
読んでくれると、「わが息子にラグビーをやらせてよかった」―と思えるはず。

近年、価値観の多様化に伴い、“激しい“スポーツが敬遠される傾向にあります。
こうした状況の中、高いリスクを背負って指導して下さる、各高校ラグビー部の指導者の方々には頭が下がります。
ラグマガの対談記事を読み、指導者の方々の苦労を垣間見たような気がしました。

芦別遠征・終了

2009-04-26 19:30:54 | Weblog
My home town 3

4月26日午後5時過ぎ、芦別遠征を終え美幌に到着しました。
帰りのマイクロバスの運転手は保護者の菅原さんです。
午前8時に美幌を出発したそうです。
雪の降る、あいにくの天候で、運転はさぞかし疲れたことと思います。
お疲れさまでした。そして、ありがとうございました。

■ゲーム
遠征では、25日は芦別高と、26日は富良野高が加わり、練習試合をしたそうです。
正確なスコアはわかりませんが、成果を確認できた結果だったということです。

■芦別戦
25日は30分ハーフで試合をしたそうです。
芦別に得点を奪われたトライはすべて、今春卒業しOBが決めたらしい。
「OBにやられました」という部員がいましたが、
“上“をめざすためには、OBとの試合はいい経験になったはずです。

■富良野戦
20分1本で2ゲームしたそうです。
1本目は2―0(トライ数)、2本目は2―1ということです。
部員の一人は、「富良野戦1本目のFWの気合いがすごかったです。その結果が2―0です」

2本目はノッコンなどのミスが目立ち、なかなか敵陣に攻め込めず。
自陣での時間が長引き、1トライを奪われてしまったようです。

ある部員は「富良野高はハンドリングがすごかった。
       パスを受けたBKは絶対にボールを落とさない。勉強になりました」と話していました。

■神戸の成果
神戸合宿で学んだオーバーなど、芦別遠征で成果を試しました。
部員によると、いい感じだそうです。「改めて本州勢の高校生の凄さを感じました」と話す部員も。

■走れ、はしれ、ハシレ
芦別でもかなり走り込んだらしい。
特にFW陣は徹底的に走らされたということです。
ランニング中、足がつってしまう選手が続出したとか。

ヘロヘロになって走る大和田選手に並走してくれる人がいたそうです。
芦別高OBで昨年の3年生です(高校時代のポジションはNO8)。
「頑張れ」と声をかけながら、一緒に走ってくれたそうです。

この光景を見ていた美高部員の一人は、
「芦別OBの方はとても優しい人だなと感じました。芦別に遠征できてよかったと思いました」と感動してました。






芦別遠征

2009-04-23 20:53:00 | Weblog
明日、出発。

明日(24日)、芦別遠征に出発します。
授業が終わった午後4時ごろ、美高を発ちます。
マイクロバスの運転手はOBの中沢さんと高橋さんです。
感謝してます。

■雨は降り続く
やまない雨。グラウンドでの練習はできず。
23日は校内で練習しました。2年生の高橋選手とちょっとだけ会話しました。
彼は話をしている際中も手にしたボールをクルクルと回転させてました。
何気ない動作ですが、ハンドリングのうまさに目を見張りました。
3年生の長瀬選手にも会いました。元気そうでほっとしました。

芦別遠征に向け、各部員はいろいろ考えているようです。
2年生のある部員の話です。
「神戸合宿で学んだことが道内の高校生にどれだけ通用するか試してみたい。
 オーバー、アタックとディフェンスでの上がりなど、うまくいけばいいのですが」

芦別遠征には富良野高校も参加するようです。
冬期、ずっと励んできたタックル練習、神戸合宿の成果などを試す絶好の機会です。
「横着」せず、やるべきことを「継続」して、練習試合などに臨んでください。


DVD

2009-04-21 21:54:33 | Weblog
神戸の優しさ part2。

先日、佐々木監督が何か嬉しそうな顔をして、管理人に話しかけてきました。
神戸合宿でお世話になった、科学技術高校の保護者から、とっておきのプレゼントが届いたそうです。
 
■収録
佐々木監督の話。
「実は科学技術高校の保護者から、神戸合宿での美高の試合を収録した
 DVDが送られてきました」
(この段階で、佐々木監督はすんげい嬉しそうな表情です)

管理人
「えっ、本当ですか?。
 保護者から送られてきたのですか?。ぜひ、見せて下さい」

佐々木監督
「まずは部員に見せてあげたいのです。
 今回の合宿では、一試合も収録できてませんから」

■故障
実は、神戸合宿初日に持参したムービーカメラが故障してしまいました。
ですから、佐々木監督の手元には美高の試合を収めた媒体が何一つ残っていなかった。
そうした状況に気遣ってくれたのか、科学技術高保護者からDVDのプレゼント。
またまた、神戸の優しさにふれられました。

神戸のみなさんの心遣いは、きっと美高ラグビー部のパワーに変換されるはず。
みなさんに朗報を届けられるよう、部員達は頑張ってくれるはずです。

まずは、この場をお借りしてお礼を。
神戸のみなさま、いろいろとありがとうございます。
 

シンド~。

2009-04-19 16:23:38 | Weblog
走れ、はしれ、ハシレ。

18日(土)は午前と午後の2部練習でした。
19日(日)は公開授業、PTA総会のため、午前11時半からの2時間ほどで終了しました。

■ひたすら走る
18日の練習は「ひたすら走る」、といった感じでした。
50㍍往復の300㍍走、シャトルラン、3㌔走などです。
各種目の休憩時間は短く、全員がシンドそうでした。
佐々木監督は「今のチームのこれまでの試合を振り返ると、走り負けていないが、
         走り勝ってもいない。走り勝てるチームをめざしたい」と言ってました。
美高には大きな選手がいません。
小さな選手が多い美高が勝つために選択したことは、「走る」こと。
どんなチームにも「走りまくれる」チームをめざし、頑張ってください。

■ゆったりと
19日の練習には、佐々木監督と加藤先生は仕事のため、ほとんど顔を出すことができませんでした。
大和田主将の仕切りで、練習は進められました。
1年生の姿もありました。パス、ハンドリングなど、なかなかいい感じです。
練習終了間際に顔を出した佐々木監督は、
「昨日は激しかったので、今日はゆったりとした練習でいいでしょう」と選手達を見つめていました。

■忘れずに
芦別合宿の出発日は、24日です。
授業が終わった午後3時半過ぎ、マイクロバスに乗り込みます。
「行き」の運転者はOBの中沢さん、消防の高橋さん。「帰り」は3年生保護者の菅原さんです。
先日の練習で、佐々木監督は円陣を組む部員に向け、こう話してました。
「中沢さんと高橋さんは仕事を休んで運転してくれます。
 芦別往復し、美幌に帰ってくるのは午前1時か2時です。
 部員全員は、このこと(仕事を休み、深夜過ぎに帰町すること)を絶対に忘れず、
 芦別合宿に取り組むように!」

ラグビー部を支えてくれる人たちに、部員のあなた達が今できる恩返しは、
「横着せず」に「真剣」に、やるべきことを「継続」することだと思います。

中沢さん、高橋さん、菅原さん、ありがとうございます。

忘れ物

2009-04-15 22:29:41 | Weblog
神戸の優しさ。

私的な話を。
今夜、おっさんチームでのラグビーの練習を終え、自宅に帰ると宅急便で荷物が届いてました。
宛名は息子の名前です。中身を見ると…。
洗面道具や携帯電話の充電器が入ってました。

■感謝
宅急便を送ってくれたのは、神戸合宿でお世話になったホームステイ先のご家族でした。
そうなんです、息子の忘れ物を届けてくださったのです。
しかも、送料も負担していただきました。
手紙も同封されており、親としてただただ、頭を下げるしかありません。
改めて、神戸ではたくさんの方にお世話になったことを実感しました。
神戸のホームステイでお世話になった井上様、本当にありがとうございました。
心底、感謝してます。
この場だけでなく、改めてなんらかの形でお礼をしなければと思っております。
ありがとうございました。

オフ日

2009-04-14 20:35:32 | Weblog
今日は休み。

本日、部活は休みです。
部員のみんなは、有意義な時間を過ごしたでしょうか。
新入部員の1年生は、入学してから緊張の連続のはず。
今夜はゆっくりと眠り、明日からの練習&勉学に励んでください。

■公開授業
4月19日は美高PTAの総会です。
総会に合わせ、午前8時45分~9時35分まで授業を公開します。
保護者をはじめ、町内の教育関係者らに通常の授業を公開する試みです。
「今の美高の授業ってどんな感じなの?」と思っている方は、軽い気持ちで学校に足を運んでみては…。
管理人は昨年、行きました。
佐々木監督による国語の授業を見学することもできました。
(いい意味で、佐々木監督はグラウンドの感じとあまり変わらず)。
公開授業に参加することで、今の美高がめざしている姿を垣間見れるはずです。
上靴を持参したほうがいいそうです。

■「考えない」ことを考える
神戸科学技術高校ラグビー部の森田先生は言ってました。
「創造しよう」、と。
北斗OBで管理人の友人Hは先日、森田先生と同じようなことを言ってました。
「誰も考えつかないことを考えられる奴はすごい。
 自分はラグビーに出会ってから『誰も考えつかないこと』を考え続けている」、と。

1年生が入部し、新チームがいよいよ本格始動します。
美高ならでのラグビーが創造されることに期待しています。

■美幌出身者
北斗ラグビー部の保護者と話す機会がありました。
彼は「スクールでやってた美幌出身の北斗1年生に会ったよ。いい感じだね」と
言ってました。
美幌スクール出身者が数名、北斗ラグビー部に入部するようです。
学校は違えど、同じオホーツクです。よきライバルとして成長してほしいものです。

新入部員

2009-04-13 21:27:35 | Weblog
入部、おめでとう。

1年生が正式入部しました。
新入部員の数は目標に達したようです。よかった。
前回のブログでも書きましたが、新1年生の男子生徒は28人しかいません。
新入部員の数が目標に達せたのは、2、3年生の勧誘努力だと思います。

■新しい仲間へ
入部した1年生、これからの3年間、ラグビーと勉強に頑張ってください。
すべてのスポーツは素晴らしく、魅力があります。
高校生になったあなた達はラグビーを選びました。
今日からあなた達は美高ラグビー部の新しい仲間となりました。
佐々木監督、加藤先生の指導のもと、先輩方と一緒にファイトして下さい。
期待してます。

■タックル
1年生はさっそく、タックル練習などに励んだそうです。
2年生の一人は、「とても積極的で素晴らしかった」と話していました。
部員が増え、美高グラウンドはますますにぎやかになりました。

■芦別へ
4月24日から26日、芦別合宿に出かけます。
佐々木監督によると、富良野高校も参加しそうだとか。
佐々木監督の頭の中では、芦別合宿のテーマはすでに決まっているようです。
合宿を経て、さらにレベルアップすることに期待してます。

土、日曜日は…。

2009-04-12 16:49:58 | Weblog
強化合宿?

11(土)、12日(日)はいずれも、午前と午後の2部練習でした。
神戸合宿で学んだことをしっかりと復習していました。
ある2年生は、この2日間を自分なりの強化合宿と位置づけ、乗り切ったそうです。
そして、その彼なりの強化合宿のテーマは「考える」でした。
強化合宿の成果はあったのでしょうか…。後ほど教えて下さいね、Sくん。

■On the ball
美高グラウンドは十分に乾き、全面で練習が可能な状態です。
この2日間、神戸で習得したオーバーやアタックなどの練習に励みました。
なかなか、いい感じです。
スクラムマシーンがハウスからグラウンドに移動しました。
FW陣はさっそく、グランドでごりごり押してました。こちらもいい感じでした。

■花園組
12日の午前中、美高OBで花園組のNさん、Fさんがグラウンドに足を運んで下さいました。
管理人にとっての大先輩でもあります。Fさんに「ブログ更新、ちょっと遅いよ~」と指摘されました。
頑張りたいと思います。

■新入部員
1年生も練習に加わり、先輩らの指導を受けていました。
13日(月)、いよいよ正式加入日を迎えるそうです。
はたして、わがラグビー部には何人が入部するのか。
まだ迷っている1年生諸君、そして保護者の皆様、
ラグビー部員として過ごす高校生活は、きっと素晴らしいものになるはずです。
ぜひ、ラグビー部へ。

新1年生

2009-04-10 21:20:04 | Weblog
新入部員。

入学式も終わり、注目するのは「新入部員が何人入るか」ということです。
はたして、今年は何人の新たな美高ラグビー部員が誕生するのでしょうか。

■仮入部期間
美高は1学年2クラスの80人。管理人の美高時代は4クラスでした。
今年の1年生は男子生徒が少なく、30人にも満たない状況です。
美高にはラグビー部をはじめ、サッカー部、バスケ部などがあり、
1年生の男子生徒30人をどう勧誘するか、各部とも知恵を絞っているようです。
さて、今は仮入部期間。わがラグビー部には10日、10人以上が訪れたそうです。
新1年生を交え、タッチフットで汗を流したようです。
本日、ラグビー部に来てくれた1年生諸君、ぜひラグビー部へ入部してください。
期待してます。

■大分ラガーマン
先日、大分県出身の元ラガーマンとお会いしました。
彼の出身である大分県は、大分舞鶴など強豪がそろってます。
高校時代、彼のポジションは13番。かなりの俊足だったらしい。
高校2年生の時の新人戦、彼の高校は大分舞鶴に圧勝したらしい。
その時、「花園」行きを確信したらしいです。「俺らは強いと思いましたねぇ」と、彼は振り返っていました。
そして、花園に向けた支部大会で、再び大分舞鶴と対戦しました。
結果は、60点以上の差をつけられて負け。それも、ノートライで。
彼曰く、「新人戦後の確信がおごりになってしまいました。
     大分舞鶴は、新人戦で俺らに負けたことで、気合が入った。
     一方、俺らは傲慢になった。実は、新人戦から俺らは負けていたのだと、
     今では、そう思っています」

彼は大学卒業後、楕円球を手にしていません。
美高ラグビー部の存在を彼に伝えると、「いかなる時も油断せず、
どんなチームにも準備を怠らないように」とのアドバイスをくれました。