美幌高校ラグビー部応援記

花園出場をめざし、練習に励む北海道立美幌高校ラグビー部の奮闘ぶりを紹介

佐々木監督は振り返る④

2008-07-31 21:02:05 | Weblog
基礎基本をチェック。
札幌合宿について、佐々木監督に振り返ってもらいます。
練習、試合を通じて、「収穫」「課題」などが浮かび上がっています。
「花園」を見据え、メンバーは札幌合宿の成果を忘れず、今後のプレーに反映して下さい。



『佐々木監督は振り返る』

■試合結果
7月27日  美高―近大付属B  (1本-3本・負け)    
  28日  美高―函館工業   (0本-3本・負け)
      美高―科学技術高校B(7点-10点・負け)  
      
      美幌1年・野幌1年―芦別・潮陵1年  勝ち

■成果
神戸科学技術高校と再び合同で練習できたこと。
それによって春からやってきた ボールをもらうスピード、コンタクトの低さ、正確さなど、
基礎基本をもう一度チェックできたことだと思います。
また、ハンドリング技術が上がることでボールを継続できるようになってきたことが成果だと思います。
 

■活躍した選手(今後、期待できる選手)
1.2年生の伸びがたくさん感じられてよかったです。
1年生は大本、 2年生は菅原が活躍しました。

   
■MVP選手
1年生・大本
2年生・長瀬
3年生・高橋伸弥


■課題点
「タックル後の接点の技術」がまだまだだと感じました。
「ラインアウト」「キック処理」「モール」、全体では「新ルールに対応したDF」
この5点ではないでしょうか。

~名言集~
(東海大時代を振り返り)
「ラグビー以前に人間としてやっておかなければいけないことを指導されました。
正装の時も変わった色のベルトをしているだけで注意される。
そういったことがすべてラグビーに通じるんだと言われました。
私生活がダメなのに、いいプレーヤーはいない」
豊田真人「東芝/NO8」   

美幌に着く

2008-07-29 21:48:30 | Weblog
My Home Town
札幌・小樽合宿を終え、美高ラグビー部が帰ってきました。
長時間の移動などで少し疲れた様子です。
マイクロバスを運転してくれた竹口さんと高橋さん、本当にお疲れ様でした。
ありがとうございます。



美高ラグビー部は29日午後6時過ぎ、“ホームタウン“美幌町に到着しました。
メンバーはそれぞれ、迎えにきた父母らの車に乗るなどして我が家へと向かいました。
合宿の疲れは残っていると思います。でも、戦いは続きます。
明日(30日)はオフ日ということです。たま~にはラグビーから離れる時があってもいいかもしれませんね。
みんな、ゆっくり休んでください。そして「花園」めざし、気合を入れて練習に励んで下さい。
私たちは信じている。

次回のブログは、佐々木監督による合宿総括を掲載する予定です。


~名言集~
「パスは血で投げろ」
大西鐵之祐(元早稲田大監督)


札幌・小樽合宿

2008-07-28 21:31:06 | Weblog
ようやく更新(すみません)。

ひさびさの更新です。申し訳ありません。
美高ラグビー部は現在、札幌・小樽合宿中です。明日(29日)、美幌に帰ってきます。
8月に入ると、美幌での夏季合宿を皮切りに、1年生大会、支部予選抽選会、
そして、8月19日には高体連・花園予選が始まります。
ブログも頑張って更新していきます。よろしくお願います。



札幌・小樽合宿に向け、美高ラグビー部は27日午前6時に出発しました。
マイクロバスの運転手は、父母会会長の竹口さんです。いつもお世話になってます。
ちなみに帰りの運転手は、消防の高橋さんらしいです。頭が下がります。
ありがとうございます。

数少ない情報で、札幌・小樽合宿の近況を…。
合宿初日、美高は2試合をこなしたとか。
このうち、1試合は高橋主将のトライなどで僅差に詰め寄るも敗北。
メンバーの一人は「いい試合だったけど…」と教えてくれました。


合宿二日目。
3試合したという情報があり。詳細は現時点ではっきりしていません。すみません。
1年生の交流戦もあったそうです。
美高・野幌混合チームと小樽潮陵(字が間違っていたらごめんなさい)・芦別混合チームと対戦。
結果は30―0(くらい)で勝ったそうです。

いずれにせよ、札幌・小樽合宿については佐々木監督に総括してもらう予定です。
楽しみにしていて下さい。


美幌ラグビーフェス、学校祭を節目に故障者が相次いでいます。
一番悔しい思いをしているのは本人。一日も早い回復を願っています。

佐々木監督は振り返る③

2008-07-03 22:04:54 | Weblog
「収穫」あり。
美幌ラグビー祭での芦別高戦について、佐々木監督が総括してくれました。
チームとして、個人として「成長」した部分はあったようです。
芦別戦は貴重な経験の一つ。反省すべき点など決して忘れることなく、「次」につなげて下さい。


=佐々木監督の総括=
■争奪
芦別になぜ勝てなかったのか。
ラックの争奪で負けていることが、大きな要因です。
具体的に言うと、芦別がミスをしても、もう一度芦別ボールになるのに対して、
美幌がミスをすると、芦別ボールになる。この部分だと思います。
この部分を修正したいと思います。
また、新ルールに適応できるよう、走る、ボールを動かす、キックとキック処理などなどを整理しながら、練習していきたいと思います。 
■チーム力
1年生が伸びているのがよかった。この点がチーム力をアップさせていると思います。
また、フィジカル面の成果が少し出たような気がします。   

■反省
反省すべき点は、ラックの争奪、単純に前に出る気持ちを取り戻すことでしょう。
大和田、山本のDFのポジション、大和田の持ち込んだ後のプレーも反省すべき点です。  
あとは、3年生のゲームマネジメントだと思います。
  
  
■成長した者>
芦別戦でよかった選手はというと…。
大本、古澤、笹倉、高橋悠。
そして、菅原、長瀬のDF(少しコース取りがよくなりました)。
さらに、竹口、青木啓、佐藤圭のスクラムの入りがよかった。教えられたことを実践していました。

■FWの成長
函館の全道大会で決勝に行ったときのキャプテンで、現在国士舘大学3年生の高橋皇丞くんが一時帰郷し、部員を指導してくれました。
彼の指導の成果でFWはよくなったと思います。来年の教育実習が楽しみです。

■感謝
保護者の方には歓迎会を兼ねた焼き肉、芦別高校のホームステイなど、
本当に多くの方にお世話になりました。
また、美幌ラグビー祭での応援もありがとうございました。

■OBに感謝  
OBの皆様には新ユニフォームへのご支援本当にありがとうございました。
総額で79300円集まりましたことを、ご報告致します。
感謝します。ありがとうございました。

~名言集~
「ディフェンスにおいても『受け』はよくない。
攻め込まれ、防御している場面でも『攻める』『前進する』という意識を常に持つことが大事」
「花園」経験のある美高OB


芦別戦・1年生

2008-07-01 22:27:05 | Weblog
「何か」をつかむ。
「美幌ラグビー祭」での芦別戦後半を振り返ります。
両チーム、1年生を主体にした編成。美高は3―2(トライ数)で勝ちました。
この試合で、「何か」をつかんだ1年生は多いのではないでしょうか。


後半30分でトライ数は3本。まずまずの内容でした。
目立った選手は、FWの佐々木選手。テクニック論の前に、声が出ていました。
前日の芦別高との練習試合でも、声の大きさはひときわ目立っていました。
佐々木選手は小学生のころから知っていますが、あれだけ大きな声を出してプレーする姿は初めて見たような気がしました。
声の大きさは、佐々木選手の「自信」と比例するのではと、勝手に思っています。

期待の新人・高橋選手もいい動きでした。
初めて経験するポジションSHも慣れてきたように感じました。
局面においてのランやキックなど、思い切りのいいプレースタイルも、彼の長所です。
高校ラグビーに触れ、3ヵ月ほどが経ちました。
スピード、パワー、ゲーム運びなど、多くの収穫があったはず。芦別戦でも「何か」をつかんだはず。
1年生のリーダ-としても、今後の成長に期待がかかります。

芦別戦において、1年生主体チームの全体の印象は「高校ラグビーになってきているな」です。
アタック、ディフェンスとも「理論的」になってきたように思います。
当然、2・3年生と比べるとまだまだですが、「自分の役割」を理解してゲームに臨んでいる、という印象を強く受けました。
試合後、1年生の一人は「自分のタックルが芦別の3年生にも通用するときがあった。春合宿の時より、芦別との差は縮まっている」と言っていました。
頼もしい限りです。期待しています。


~名言集~
頸部損傷でピッチを離れざるを得ない状況になって―
「取り上げられて初めて、自分にとってラグビーがどれだけ大切か気付くんだ。
ラグビーに対する感謝の気持ちを、ふたたび取り戻させてくれた」
スカルク・バーガー「南ア代表/FL」