美幌高校ラグビー部応援記

花園出場をめざし、練習に励む北海道立美幌高校ラグビー部の奮闘ぶりを紹介

北斗戦

2008-05-26 22:28:58 | Weblog
それでも、「あきらめるな」。
5月25日、美高にとってはパワーリーグ初戦となる北斗戦が遠軽町で行われました。結果は0-51。完敗です。
しかし、FW陣の根性は見事でした。点差は開きましたが、北北海道一ともいわれる北斗によく食らいつきました。
北斗戦には負けました。しかし、本番はこれから。ひとつの戦いが終わっただけです。
「花園」へ向けては、これからです。絶対にあきらめるな。



■こだわり
北斗戦、美高は徹底してFW戦にこだわりました。
ポイントからのボールは展開せず、ショートサイドをついて前進。
これを繰り返し、相手ディフェンスが空いたところ突いて、さらに前進―。この繰り返しです。
BKがボールを回して、相手を抜き、トライ―という華麗なプレーは一切ありません。
見る人によっては、「つまらない」と思われるかもしれません。
でも、北斗戦ににおいて、これが美高のこだわりでした。

■気持ちは切らさず
前・後半合わせ、試合時間は40分。FW陣は実によく、自分たちの戦い方にこだわりました。
点差を気にしすぎて、途中で「こだわり」を忘れていれば、たぶん100点差ゲームになっていたことでしょう。
負けはしましたが、FW陣の粘り強さ、あきらめない気持ちは管理人に伝わりました。

■これから
「こだわり」ましたが、負けは負け。これからです。
北斗戦の終了後、佐々木監督が反省すべき点を部員に伝えています。
パワーリーグの初戦が終わっただけです。これからです。
主将の高橋選手をはじめ本田選手、佐藤選手、田中選手など、みんなこれからです。
北斗戦はミスもありましたが、いいプレーがあったのも事実。これからです。
2年生の大和田選手は、北斗からきついマークを受けながらも、いい動きをしていました。あなたもこれから。
北斗戦の課題を整理し、次の緑陵戦では大暴れして下さい。期待しています。

■1年生交流戦
1年生は15分ハーフで、前半は緑陵・北斗混合と、後半は遠軽と対戦しました。
前半は3―0(トライ数)、後半は3―1で勝利しました。
ラグビー未経験者の松井智史選手がいいタックルを決めていました。
いままでの練習の成果でしょう。
また、BK陣がボールをつなぎ、放った選手がまたサポートに入り、トライを奪うシーンが1回だけありました。
これも練習の成果でしょう。

~名言集~その15
高校時代の試合運びについて
「試合前から勝つ、という意識を大事にしていました。
相手が嫌がりそうな言葉(誹謗中傷ではない)やプレーを考え、精神的に優位に立つはことはとても大事です」
地元・ラグビー指導者



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1 コメント

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応援ありがとうございました。 (佐々木)
2008-05-26 23:33:06
 予想通りキープすることはできましたが、キープし続けることはできませんでした。ここが課題で、ボールを捕られた瞬間はコンタクト基礎ができていなかっただけです。
 北斗の厳しいタックルを受けながら、基礎を実行できなかっただけです。3年生のゲーム運びに納得できない部分も多かったですが、ベストメンバーすら揃えることができなかったことで、すでに勝敗は決まっていたでしょう。
 美幌がベストプレーを1時間し続けるだけの技術と集中力とフィットネスと筋力を備える気持ちがあれば、最後に勝利は美幌に。昨年と同じ今は我慢。
 3年生の奮起に期待しています。
 基礎基礎基礎、我慢我慢我慢。
 キープ・ザ・ボール。
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