美幌高校ラグビー部応援記

花園出場をめざし、練習に励む北海道立美幌高校ラグビー部の奮闘ぶりを紹介

佐々木監督は振り返る①

2008-05-06 11:24:11 | Weblog
「同じパターン」でやられる。

芦別遠征が終わりました。
4月26日から同29日まで、美幌を離れ新チームの戦力などを確かめてきました。
芦別高校をはじめ北見北斗、富良野高校などとのゲームを通じ、学んだことは多そうです。
佐々木監督に「芦別遠征」のポイントを振り返ってもらいました。
(写真は旭運動公園での練習=5月3日撮影)



■接点の激しさ
今回は「接点の激しさ」について改めて考えさせられた合宿になりました。
美高の試したかったプランとしては―
1次 センタークラッシュ
2次 FWフェーズ
3次 展開
というオーソドックスなものでしたが、芦別に見事に粉砕されました。どう粉砕されたかというと―

1次 センタークラッシュ
これはそこそこ予想した通りの出来でした。
しかし、そこからボールが出ない。ターンオーバーを何度もされました。

■課題
「センター陣のコンタクト基礎」「FL・NO8のサポートコースおよび球出しの技術」が大きな課題でした。
また、そのポイントで時間がかかるため、結局2次はゼロチャンネル勝負。それを繰り返すうちにターンオーバーで相手ボールという繰り返しでした。

■3次攻撃でトライ
では、DFはどうかというと、相手NO8を中心に崩され、相手の注文通りに3次攻撃でトライ、というパターンが多かったです。
また、キック処理に手間どい、キックオフ後もすぐに自陣に戻ってくるというパターンの繰り返しでした。

■「考え」て「工夫」する
まとめとして、「同じパターンのくり返しでやられる」。このフレーズですね。
私は国語の教員なので、考えることをとても大切にしたいと思っています。
3年生は真面目で頑張るのですが、「考え」「工夫」することを複数で行えない。
一人ひとりはそれなりに考えているとは思うのですが、美高3年生全体の特徴でもあります。

~名言集~その9
現代の高校ラグビーには“旧式“のディフェンスが有効であるという持論からの一節。
「人が人を正面から倒す。アルゼンチンはみな、その人を倒すはずだ」
                           ジャーナリスト・藤島大氏




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2 コメント

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パワーリーグまでに (佐々木)
2008-05-08 22:23:33
 いつもありがとうございます。
芦別遠征の成果をどう生かすかがポイントです。3年生は他の部活で高体連を控えている3年生ように1日1日を大切に。
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Unknown (佐々木)
2008-05-08 22:28:53
 パワーリーグの日程が決まりました。
美幌は18日 1年生ゲーム
   25日 北斗
   29日 緑陵
   31日 遠軽
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