元 黒龍江大学日本語教師   

元黒龍江大学日本語教師としての思い出などを写真を交え、日記風に綴っていくもの。(No.812からは、故郷新潟から発信中)

No.525  「伊春市の旅」のお話。(その1)

2011年10月14日 | 日記

「伊春市の旅」のお話。(その1)   私達4人はハルビン駅を午後1105分に出発する「鳥伊」行きの寝台列車に乗り込んだ。寝台列車は3段ベッド。下段と中段に2人ずつに別れ、上段には別の乗客が乗り込んだ。列車は満員の乗客を乗せて出発した。夜遅い時間とあって、列車が発車してから少しの時間4人で懇談すると、すぐに眠気を覚え、私達は寝りにつくことにした。 

早朝、列車の「揺れ」と「音」に目が覚めた。私は中国の寝台車に何回乗っても、この「揺れ」と「音」が気になり、なかなか熟眠することができない。時計を見ると午前5時半。窓の外を眺めると、白い「霜」が野菜畑や屋根の上に白く降りていた。外は間違いなく氷点下の気温であろう。列車と平行して流れる川からは「湯気」が上がっていた。 

定刻の早朝650分に「伊春駅」に到着すると、若い女性の現地旅行ガイド、呉超さんが私の名前を書いた紙を持って笑顔で迎えてくれた。呉さんのガイドは全て“中国語”。中国語学習には最適の環境であるが、私はここでも“中国語”のレベルアップの必要性を痛感することになる。

「伊春市の旅」   出発前のハルビン駅前。

「伊春市の旅」   ハルビン駅の「VIP」の待合室入口。

「伊春市の旅」   「鳥伊」行きの寝台列車。途中「伊春駅」に停車する。

「伊春市の旅」   寝台車に乗りこんだ「4人組」。  西山先生(左)と山口さん(右)

「伊春市の旅」   寝台車に乗りこんだ「4人組」。  大島先生(左)と筆者(右)

「伊春市の旅」   思ったよりきれいな寝台列車の洗面所。

「伊春市の旅」   きれいに掃除された寝台列車のトイレ。

「伊春市の旅」   写真ではよく見えないが、早朝、白い「霜」が降りていた。

「伊春市の旅」   早朝、川面からは「湯気」が出ていた。

寝台列車の「切符」は79元。旅行会社に依頼したため、予約手数料が加算され、100元(日本円で約1.250円)。

車掌さんがこの「カード」と「切符」を引き換えにくる。降車駅近くになると寝ている人を起こしてくれる。

定刻の早朝650分、「伊春駅」に到着。

 



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