「カンボジアの旅(その15)」のお話。 今回参加した「アンコールの遺跡観光」は内容がかなり充実していた。旅の最終日の午後になっても「スラ・スラン」、「パンティアイ・クデイ」、「タ・プロム」、「タ・ケウ」と遺跡巡りの観光日程がビッシリと組まれていた。中でも「スラ・スラン」遺跡は風光明媚な場所にあった。「スラ・スラン」は≪水浴場≫という意味で、10世紀には浴場の基礎が出来上がったという。
その後、ジャヤヴァルマン7世が全面改修したものが現存しているもので、当時は“王”と“王妃”が利用したと言われている。東西700m、南北350mもある大きな≪水浴場≫で、私達が訪問した時には、子供たちが楽しそうに泳いでいた。現在、ここは“朝日”と“夕日”を鑑賞する場所として人気を集めているという。「スラ・スラン」遺跡の道路を挟んで反対側に「バンテアイ・クデイ」の遺跡がある。
ここは日本の上智大学の遺跡調査団によって≪274体≫という大量の仏像が発見されて話題になった場所である。発見された仏像は現在は別の博物館で保存されているため、残念ながらここ「バンテアイ・クデイ」の遺跡内で直接仏像を拝見することができなかった。この遺跡も東西700m、南北500mという広い敷地の中にあり、ゆっくりと見学すれば、数時間もかかりそうである。
「スラ・スラン」は≪水浴場≫という意味で、写真の右奥には楽しそうに泳いでいる子供の姿があった。
東西700m、南北350mもある大きな≪水浴場≫で、現在、朝日と夕日を鑑賞する場所として人気を集めている。
ここは日本の上智大学の遺跡調査団によって≪274体≫という大量の仏像が発見され話題になった場所である。
「カンボジアの旅(その15)」
上智大学の遺跡調査団によって≪274体≫という大量の仏像が発見された場所。
「カンボジアの旅(その15)」
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