元 黒龍江大学日本語教師   

元黒龍江大学日本語教師としての思い出などを写真を交え、日記風に綴っていくもの。(No.812からは、故郷新潟から発信中)

No.1.252  「カンボジアの旅(その5)」のお話。

2013年10月07日 | 日記

「カンボジアの旅(その5)」のお話。     この日の最後は、地平線に沈む綺麗な≪夕陽≫を小高い丘の上に建てられた「ブノンバケン」というヒンズー教の寺院から見学することになった。私達はバスから降りると、山道を30分ほど歩いた。カンボジアは一年を通じて気温が30度近くあり、特にこの時期は雨期で湿気も高い。山道を登りきると大量の汗が噴き出してきた。

夕陽を見る「ブノンバケン」遺跡の入口には午後5時30分になると「入場制限」をする旨の看板が建てられていた。階段を登り、高さ75mの遺跡の頂上付近で座りながら「30分」ほど沈む≪美しい夕日≫を想像して待つことにした。ここからは先程見学した「アンコールワット」も小さく見える。しかし、しばらくして私達の頭上に突然、予想もしなかった黒い雲が現れた。雷の音も聞こえてきた。そして大粒の雨が落ち始めた。

夕陽見学に訪れていた数百人の観光客が一斉に傘を差し、下山を開始した。約10分後、すごい雨足となった。これが「スコール」だと分かった。下山途中、傘を持たない2人の若い女性が私の傘の中に入ってきた。英語で会話を始めると、地元の女子高校生でバイクで夕陽を見学に来たとのこと。この時期、毎日、「スコール」がやって来ることも分かった。

駆け足で小川のようになった山道を3人で下山したが、服は勿論のこと靴の中までずぶ濡れになってしまった。皆さんにこの「スコール」の状況をお見せしたかったが、激しい雨のため、写真を撮る余裕もなかった。


「カンボジアの旅(その5)」     山道から見えるアンコール地区で最も大きな「貯水池」の説明看板。

「カンボジアの旅(その5)」      山道から見えるアンコール地区で最も大きな「貯水池」(写真の右奥の池)。

「カンボジアの旅(その5)」            山道にある樹木。帰路、この道が大雨で小川のようになった。

 

「カンボジアの旅(その5)」     急な階段を登り、美しい夕陽を待つことにした。

階段を登り、高さ75mの遺跡の頂上付近で座りながら「30分」ほど沈む≪美しい夕日≫を想像して待つことにした。

「カンボジアの旅(その5)」

「カンボジアの旅(その5)」

「カンボジアの旅(その5)」

「カンボジアの旅(その5)」

「カンボジアの旅(その5)」       写真の中央奥にアンコールワットの遺跡が小さく見える。

「カンボジアの旅(その5)」

「カンボジアの旅(その5)」       夕陽を見るため、だんだんと増えてきた観光客。

「カンボジアの旅(その5)」

「カンボジアの旅(その5)」         この頃から黒い雲が出始めた。

「カンボジアの旅(その5)」

「カンボジアの旅(その5)」

「カンボジアの旅(その5)」

「カンボジアの旅(その5)」

「カンボジアの旅(その5)」

「カンボジアの旅(その5)」

「カンボジアの旅(その5)」

「カンボジアの旅(その5)」

「カンボジアの旅(その5)」       雨が降り出したが、傘をさして夕陽を待つ観光客。

「カンボジアの旅(その5)」      雨足が激しくなり、観光客が席を立ち一斉に帰り始めた。

「カンボジアの旅(その5)」

「カンボジアの旅(その5)」

「カンボジアの旅(その5)」

「カンボジアの旅(その5)」  スコールのため帰りを急ぐ観光客。この後、写真を撮る余裕もない、すごい雨となった。