元 黒龍江大学日本語教師   

元黒龍江大学日本語教師としての思い出などを写真を交え、日記風に綴っていくもの。(No.812からは、故郷新潟から発信中)

No.1.261  「カンボジアの旅(その14)」のお話。

2013年10月16日 | 日記

「カンボジアの旅(その14)」のお話。        今日はカンボジアのシェムリアップ市内にある「職業訓練校」を視察したお話。この学校は1998年に≪アーディザン・アンコール校≫として設立された。この「職業訓練校」は農村に住む若い世代の人々に高い水準のトレーニングを行い、生計を立てることができる職業を提供し、故郷で仕事ができるよう技能・技術を教えている学校である。

現在、「絹織物」、「石彫刻などの石工」、「板金」、「漆塗装」などを中心に専門の職業訓練指導員が教えている。中には身体障害者の「訓練コース」もあり、実際、車いすで受講されている生徒の姿もあった。この≪アーディザン・アンコール校≫は農村へ工房を設置し、農村で生活しているカンボジア人の家族全体の所得の向上と、シェムリアップ周辺の人口の過疎化を防止することを大きな目標としている。

この日はガンボジア人の御主人と結婚され、6年間、シェムリアップに住んでおられる新潟県新発田市出身の渋谷さんから、約900人が訓練中の≪アーディザン・アンコール校≫の各教室を回りながら、懇切丁寧に訓練内容のご説明を受けた。教室では技能・技術を真剣に学ぶ生徒の姿が見られた。教室の隣りには製品の「販売コーナー」もあり、シルクのスカーフを買い求める観光客もおられた。

カンボジアのシェムリアップ市の≪アーディザン・アンコール校≫で、偶然、同じ新潟県人に会うことができた。世界は広いようで狭いものだ。

 

柬埔寨之旅(续14) 

这一天,我们参观了柬埔寨暹粒市内的职业培训学校。这所学校的前身是{成立与于1998年的}吴哥艺术学校。这所学校面向农村年轻人,开展高水平的培训,教授技术和技能并提供能够维持生计的职业。 

现在,职业培训师们以丝织品、石版画、金属板、漆器等为中心,开展教学培训工作。其中,还有{为残疾人开设的}课程。我在现场,还看到了{坐在轮椅上听课的}学生。这所‘吴哥艺术学校’在农村开设厂房,办学目标是提高柬埔寨农村人口的收入水平,防止暹粒市周围地区人口稀疏化。 

这所学校的在校生约900多人。这一天,涉谷女士一直穿梭于各个教室间。她生长在新潟县新发田市,和柬埔寨人结婚,并在暹粒市居住了6年。她为我们热情详细地说明了培训内容。我们看到学生们在教室里认真地学习技能。在教室的隔壁还有商品柜,顾客来这里买丝绸围巾。 

竟然能在柬埔寨暹粒市的‘吴哥艺术学校’里碰到新潟同乡。这个世界真是既大又小啊。


新潟県出身の渋谷さんから、約900人が訓練中の各教室を回りながら、懇切丁寧に訓練内容のご説明を受けた。

「カンボジアの旅(その14)」

「カンボジアの旅(その14)」

「カンボジアの旅(その14)」

「カンボジアの旅(その14)」  身体障害者の「訓練コース」もあり、実際、車いすで受講されている生徒の姿もあった。

「絹織物」、「石彫刻などの石工」、「板金」、「漆塗装」などを中心に専門の職業訓練指導員が教えている。

「カンボジアの旅(その14)」

「カンボジアの旅(その14)」      あずき色のシャツを着ている人が専門の職業訓練指導員。

「カンボジアの旅(その14)」     カンボジアのシェムリアップ市内にある「職業訓練校」の中庭。

「カンボジアの旅(その14)」     職業訓練校視察の後、昼食で食べたカンボジアの郷土料理。

「カンボジアの旅(その14)」

「カンボジアの旅(その14)」     デザートには「カボチャ」が使われていた。