じゃっくり

日常をひたすら記すブログ

ホームヘルパー講座

2005年09月29日 | 介護
ひそかに僕は今、ホームヘルパー2級の講座を受講しているのです。受講生は8名あたりみたいですが、どうも皆の話を隠れ聴くに、実際に介護の現場で働いている人は1人らしい。その1人とは僕と同い年くらいのちょっと体格のいい女性でして、まだ若いのに落ち着きがあり、いや、のんびりしたような人なのです。グループホーム勤務で、職場に男性が1人しかいないと嘆いておられ、なぜか僕を勧誘していましたが、どっこい、僕はもう介護のお仕事をしているのです。みなさんは僕をフリーターの若いあんちゃんと思っているかと存じ上げますが、違うんです。なんというサプライジング。

今日は午前に4時間の講義を受け(あまり頭に入っていない)、その終わり辺りに他者紹介をしました。自己じゃなく他者。僕は隣のこれまた若い女性を紹介することになりました。名前と長所、短所、それに好きな人のタイプ、嫌いな人のタイプと聴かなくてはいけなくなったのです。僕が「な、名前は?」と尋ねると彼女は八重歯を出して頬を赤らめながら自分の名前を言いました。今流行りの萌えですよ、これは。長所は困っている人がいたら助けるということらしいです。短所はくよくよするところらしいです。好きなタイプは思いやりのある人らしい、嫌いなタイプは思いやりのない人らしい。ところで好きなタイプとは男性のタイプなのだろうか。どうなのだろう。

以上のことを前に出て、発表しました。僕はあいかわらずの挙動不審ぶりで、たまに変なところで相槌を打つので受講生の笑いを誘っていました。ちなみに僕は明るい人が好きで、まじめなところが長所で、優柔不断なところが短所だと彼女に告げました。

午後はバイタルサインチェックの実習をしましたよ。僕はなぜだか先生の実験台になり、皆さんの前でベッドに横になり、いろいろされちゃいました。先生が「女性だから血圧が上がるかもね」といわれてまして、なるほど、たしかに僕の血圧は141と高めでした。案の定、高い数字がでるもんだから周りも笑っていましたが、先生、僕の標準値ですよ、これ。

実験台になった後は、2人でペアを組み、お互いに体温や脈や血圧の計りっこをしました。僕と組んだ女性は何か落ち着きがなく、どうも血圧や脈拍が通常でもかなり高いことを危惧しており、こういった緊張する場所での自分の数値の高さに恐れているようでした。そのとおり、脈拍が100を超え、血圧も200を超えていました。いつもはもっと低いようなので、たぶん上がったのは若い男性である僕が彼女を触ったからだということにした方が後々よいからそうしておきます。

8人のうち、男性は僕のほかに1名、自衛隊出のおじさんがいました。マッカーサーに憧れているという、敗戦処理にきた軍人の名を挙げるという、日本自衛官がそんなことをいってもいいものなのかと不安に駆られましたが、個人の好き勝手なのでいいのでしょう。他は女性でして、中にはわか~い女の子も含まれていて、小心者の僕はドキドキせざるを得ませんでした。普通に考えたら細身のエリコちゃん(仮名)がもてそうですが、僕はちょっとぽっちゃりした顔の薄いマルコちゃん(仮名)の方が好きでした。マルコちゃんをなんとかして射止めようと思いますが、たぶん無理です。