愛犬ランとシニアライフ

リタイア後初めての室内犬白いトイプードルココと暮らし今はココの娘ランと過ごすシニアライフを書いています。

かかし

2019-03-05 08:36:13 | 地域のこと

市内でかかしを見ることが少なくなりました。今年最初に親子3人のかかしに会ったときは嬉しかったです。最初見たときは親子二人でしたがすぐ3人になりました。

ある日そのかかしの近くで作業をしている方がいたので声をかけてみました。

彼女はかかしを作らないと他の人から今年はまだ作らないのかとか言われたりかかしを作るのを依頼されるそうです。

そうこう話しているとバイクできた横浜からの男性がバイクをとめてやってきました。かかしは効果はあるんですか?と聞いたら効果はあるので鳥よけのネットは張らないそうです。

最後にキャベツを切って持っていきなといただきました。残念ながらバイクには2個しか入らなかったけど銚子のお土産になったと思います。                     

     

 

他にも数カ所かかしを見つけられましたが作っている方が単に鳥よけだけでなく楽しみながら工夫をして作っていると思うとほのぼのさが伝わりますね。

 

 

 

 

 

 


チバニアン見学に

2018-12-19 20:51:12 | 地域のこと

チバニアン(千葉の時代)とは地球の歴史の中で何度か起こっている地場逆転の第四紀更新世の前期と中期の境界を表す地層で地磁気逆転した痕跡が残っている場所だそうです。銚子ジオパークの会員で見学に行ってきました。

天気は上々で暖かく長靴持参という事で養老川に、川の中は表面は泥で滑りそうでしたが意外と堅くしっかりしていました。

崖には写真で見慣れた赤、黄色、青のゴールデンスパイクが打ってありました。上の方に乾燥していると白く見えるという1本の筋は白尾層といって77万年前の御嶽山の噴火による火山灰で地磁気が逆転した時代の目印になるそうです。

地層には下から色別に杭が打たれています。下の赤は地磁気逆転期黄は過渡期で磁場が不安定な時期、上の緑は現在と同じ磁場を示しているそうです

地球の変化って想像がつかないけど認定されれば地質年代に日本の名前が付くようです。帰りは清水渓流と農溝の滝に寄りました。


利根川下流を知る

2018-10-06 21:52:35 | 地域のこと

船がつなげた川と暮らしの講演の2日目は船で利根川を渡るでした。

利根川は銚子市歌に坂東太郎のようようと歌われ群馬県の大水上山から322K流れて太平洋にそそいでいます。江戸時代の東遷事業により物資と人物の交流があった歴史ある川です。

旧渡船場跡から船に乗って対岸の神栖市側には絶滅危惧種のコアジサシの産卵場所は工事で失った後新たに復活していました。洋々と流れる利根の流れに、20代のころの私達女子は水郷から船で銚子までを観光の目玉にできないかと夢を膨らませたことを思い出します。

下流の周囲は何も目玉となる場所はないかもしれませんが昨年行ったメコン川も何もなくただ2時間往復しても退屈することがなかったように川の静かな流れは変化がなくても人に安らぎを与えてくれます。

東京から東端の銚子駅を降りると600m先には1キロの川幅を持つ利根川が静かに広がっています。その公園で静かな川の流れを見つめると旅の疲れも癒されるでしょう。

そこから数キロ利根川下流沿いに進むと堤防に川の起点0.00と書かれた小さなプレートが貼ってあります。それは殆ど知られることなく年々かすんでいきます。

なんでここが川の起点?と疑う私に対岸の波崎町の端がこの場所だったと教わりました。今は神栖市となった対岸の砂州は太平洋に伸びて川の起点はどこかなと思わせます。小さなプレートはそんな物語を秘めているなんて歴史を感じ案内板を作ってほしい思っています。(以前起点めぐりのグループがここにきて小さな汚れたプレートにとてもがっかりして帰ったことも聞いております)


マリーナでスカイランタン

2018-09-13 16:33:50 | 地域のこと

今いろいろなランタンをあげるイベントが地方で盛んだそうですがマリーナにもLEDスカイランタンがあがりました。

今年はランタンはクラウドファンデイングで募集して100個をあげたようです。

昼間はたくさんの屋台も出店、銚子の地ビールも早くも完売しました。偶然、災害時に使用できる一人用のトイレも体験、銚子にこんなに老若男女や小さな子供たちがいるのかと思うほどにぎわっていました。

スマイルリンクというグループが若い世代の力で銚子を元気に盛り上げようと今回は7回目のイベントだそうです。知らなかった。シニアだけでなくみんな頑張っていますね。

 

夜のビーチで待つこと2時間。砂浜の数段のコンクリートの階段沿いにゆらぐ小さなガラス瓶のキャンドルは1年間で減少した銚子の人口の1274ケ分を配しているそうで若い人たちの思いが伝わります。

ランタンは風船の周りを和紙?で覆い願い事を書き一斉に打ち上がりましたが放送がBGMでよく聞こえなく待ちきれない子供達の離したランタンが数個上がっていきます。

ランタンは糸でつながり終わった後は回収するそうです。最後は打ち上げ花火で終了ですがゆらゆら揺らぎながら上がる灯はなかなか幻想的でよかったです。

 


波の花

2018-08-24 22:15:07 | 地域のこと

夕方、犬の散歩で屛風ヶ浦のマリーナから見た犬岩が白く見えるので波の花がわいていると思って行ってみました。波の花は日本海側の冬の寒い日に見られるといいますが犬岩でも南風の強い日は見ることが出来ます。

波の花は海中の植物性プランクトンの粘液が岩に打ちつけられて泡になるのですがきれいな海でないと泡はできないそうです。

岩に付着している細かい砂粒なども混ざっているので時間がたつと泡は消えて茶色っぽくなります。先日ビジターセンターに見えた方が日本海側の波の花は白いけどこちらは関東ローム層なので茶色ですねと。岩に付着している砂によって違うようです。

今年はもう数回発生しています。気温が低くなくても犬岩では発生し、噴き上げる場所まで行けます。お客様にガイドしていた春に偶然波の花を見ることが出来喜んでいただけました。

数年前までは駐車場の近くまで黙々と泡が押し寄せ不気味な感じでしたが最近はそこまで押し寄せる波の花は見られなくなった気がします。

波の花は付着したあとが茶色に残るので車は洗車して身についたものは洗ったほうがいいですね。

北海道の阿寒湖では霜の花( フロストフラワー)が見られるとか。見てみたいです。


野草調査に

2018-05-28 21:20:29 | 地域のこと

野草調査というのでいつもの野草観察くらいの気持ちで参加しましたが初めて聞く「コアサイト設定毎木調査」というらしいです。

 

調査方法は君ヶ浜の森林に入り林道から2m入った場所から10m四方に杭を打ちます。

今日はその中に1m×10mの面積内の木の種類と幹の太さをノギスを使って計測し130㎝以上の高さの木はその位置の幹の太さも記録し木の名前と番号を付けそれぞれタグをつけます。

結構面白くはまりますが木は踏まないように注意しながら這いつくばって記録するので結構疲れます。あと1m×9m残っています。これから10年、20年、30年と記録すると聞きましたがシニアにとっては何とも先の話です。

若い学生や子供たちのほうが向いているかもと思いました。

 


ガイドと波の花

2018-04-15 20:58:49 | 地域のこと

今日は屛風ヶ浦のガイドの日、歩く会のシニアの方48名が海岸線を10k近く歩く予定です。前回のガイドの時も雨の心配でしたが今度は風も強いので前日お電話したら雨が降ってもカッパを着て歩きますという明るいご返事でした。

翌朝、この強い風なら波の花が出ているかもと思い犬岩に行ったら波の花が舞っていました。案内は屛風ヶ浦だけでしたがその前に行った犬岩で波の花を見ていただくことが出来ほっとしました。波の花は東北の日本海側で多く見られますが銚子でも南風の強い日は見ることが出来ます。

ガイド中に波の花に出会えるチャンスはめったになく恐ろしいほど足元まで沸き上がる規模ではなかったですがお客様にはこれは偶然ですかと喜んでいただきました。

その後又雨が降り始まる前に屛風ヶ浦をゆっくり見ていただくことが出来、楽しいガイドの日でした。


2日間のジオガイド研修会

2018-03-08 10:40:23 | 地域のこと

2月に2日間伊豆大島ジオガイドの西谷さんを講師に迎えて銚子のガイドの研修会を行いました。

1日目は私たちの目指す理想のガイド像についてその後自己紹介と班ごとにミニジオツアーの実践をしました。

自己紹介は白紙に自分の伝えたいことを4枚の絵にかいて各班の中で自己紹介しました。これは面白いですね。絵は描いてない方が多いと思いますが簡単に相手てのことがわかります。

ミニジオツアーもグループごとにお客様の対象を子供連れの家族とか設定して班ごとに5分間のミニジオツアーを実践しました。

銚子ジオパーク推進市民の会HPによる1日目の報告です。

http://www.choshi-geopark.jp/blog/index.php?e=352

 

西谷さんの1日目のブログ報告です。https://blog.goo.ne.jp/gscrikuguide6/d/20180220 

2日目は実践編です。魚市場からガイドを希望した会員によるジオサイトをめぐりをし、夕方意見交換をしました。

3月6日にアップされた2日目の感想です。

https://blog.goo.ne.jp/gscrikuguide6/e/466912f46af4e078886b7478bc3ae779

ブログに書かれたガイド報告は若い伊豆大島との比較を入れながら優しくユーモアもありわかりやすいですね。

地球がすごいと思えるジオツアーをとおっしゃっていたことが心に残ります。ガイドをしてこういう感想を書いていただくことは非常に参考になります。ありがとうございました。

 

 

 

  

 

 

 


猿田神社で初詣

2018-01-09 20:34:54 | 地域のこと

毎年大学に来ている日本語を学ぶ別科の留学生と日本の新年の行事としての初詣として猿田神社にいきます。

きつい階段をあがって行くと最初にある手水舎でのいっぱいの水で心身の穢れを祓うの作法は皆さんためらうことなく行っています。

拝殿での参拝をし、お払いのあと緩い坂道を歩いて鳥居をくぐりと猿田彦大神が降臨したという場所や参拝者がほった御神砂や御神水の場所で説明を受け写真を撮りあっています。

午後の竜福寺は岩井の不動産とも呼ばれますが緑の木々や湧水による水の流れが豊かで滝が何本か流れる静かな場所です。何年か前には荒れていた崖の上や奥にある不気味な庵も整頓されているようでした。

寺の修復時に残った大きな銚子瓦はまだ健在で入り口にどっと置かれていて何故か安心しました。

 

私たちと孫のような世代の差がある若い留学生との会話も多国語が飛びあいながらも和気あいあいと楽しいひと時を過ごすことができました。彼らの未来が輝いていくことを祈ります。 

 


銚子の遺跡と貝塚

2017-12-12 18:53:03 | 地域のこと

粟島台遺跡跡

粟島台遺跡は今はキャベツ畑になっています。右後方はカスミスーパーです。

余山貝塚は鮭の遡上の復元とともに地域の方たちで数年かけて整備し貝塚らしくなりましたが粟島台遺跡の段丘や低地は一面キャベツ畑になっています。

車一台が通れる農道の脇にぽつんと立っている粟島台遺跡の立て札には私たちの財産である文化財を大切にしようと書かれています。でも建立した年は読み取れません。誰もそこが縄文前期~中期に人間が生活していたなんて想像がでないでしょう。

近くにスーパーができるときに開発されて出てきた土器の一部は文化会館や一部のマニヤに保管されているようです。当時、遺跡の調査のため畑の代替地の話もあったけどたち切れになったと聞きました。

この場所はスーパーが建設されるときに湧水に対処するため貯水池を作ったと聞いています。縄文時代も水にはことかかないこの場所に立つと足元近くまで海が広がり丸木舟で出かける人々の暮らしが目に見えるようです。

加曾利貝塚のように住居跡の復元や貝層はでてこなくてもまだ数m掘れば当時のものが出る可能性はあるそうです。

現在より海面が高かった時代、入り江が広がり琥珀や土器に漆を塗りヤシの実を加工したり丸木舟で移動したそんな想像をかきただせる場所をもうよみがえらせることはできないのでしょうか

 

 

 

左は6000年前、海面が東海岸と繋がっています、

下は5000年前君ヶ浜は砂が堆積し粟島台は湾になりました