愛犬ランとシニアライフ

リタイア後初めての室内犬白いトイプードルココと暮らし今はココの娘ランと過ごすシニアライフを書いています。

震災復興支援とナルク設立20周年記念総会

2014-05-28 22:00:21 | 地域のこと

         黒いところにカーソルを置くと写真の説明があります

今回ナルクで仙台で開催の20周年記念総会参加と復興支援作業も行いました。

1日目は合併により廃校となり今は地域文化伝承館になっている鈴石小学校跡地で風評被害の影響を受ける福島県ので農作業支援の説明の説明を受けます。校庭には懐かしい二宮尊徳像が残っていました。私の実家には父が彫った二宮尊徳像が小さな池の庭にずっとあり懐かしく思いました。

復興支援作業は二本松農園です。農作業は初めてです。砂地というより粘土ぽいジワッとした農道の小高い丘を登ると沢山のマルチが張ってあります。写真では道路にバスが数台止まり右上の方にたくさんのマルチが張られた場所です。他県から来たナルクの方々も来ています。私たちに指定された作業はナス苗の植え付けです。マルチに穴をあけ土壌改良剤と土を軽く混ぜ苗を植え付けます。人数が多いのでとてもはかどったと感謝されました。その後三月マメの収穫作業ですがすでに豆が丸く見えるのは商品にならないそうです。それをいただいて帰ってから食べたらとても甘くておいしい!もったいないですね。

2日目はナルクの総会.基調講演、活動拠点、パネルデスカッション(被災地で高齢化社会を考える)、仮設住民との交流会で被災した方々の甚句が唄われ皆さんの目は潤っていました。

3日目は防災庁舎跡に。慰霊塔には「おほつなみ非難を告げる放送のマイクを離さず逝きにし乙女」と刻まれ当時をなまなましくと思い出しながら冥福をお祈りしました。

その後2012年2月25日に南三陸町志津川地区にオープンした仮設の『南三陸さんさん商店街』に行きました。名前の由来は「サンサンと輝く太陽のように、笑顔とパワーに満ちた南サン(三)陸の商店街に したい」という思いをこめたそうです。

ここでなるべく支援のためお金を使って下さいといわれました。30店舗の店には仮設ですが食堂をはじめとしていろいろな店があり震災の語りべにもお話を伺いました。商店街を囲むようにあちこちに白いキリコのボードが海に向かって立てられ震災の思いを込めた短い文が心を打ちます。又、ここでモアイ像が立っていましたが1960年のチリ地震で町でも41人が亡くなり防災のシンボルとして寄贈されていましたが今回の震災後倒れたモアイ像を再度イースタ島の自然石を使い寄贈されたそうです。

その後海が少し見える大川小学校に、校舎は震災当時のままを残して低学年の生徒用の遊び場跡が心を打ちます。校庭の裏には山があり今避難方法について裁判が行われていますが小さな子供たちをこの裏山に登らせる判断はできただろうかと思いました。ここは防災無線が津波の到来と高台への避難の呼びかけは聞こえたのでしょうか。

私は今年の2月ごろ屏風ヶ浦の遊歩道を歩いていたとき突然ボキッという音がして地震に会いましたがすぐ防災無線が津波はないと放送していたのでほっとしたことを思い出します。

郷土の津波の跡と重なりながら大川小学校を後にしました。、


千葉科学大学開学10周年・看護学部開設記念式典

2014-05-24 20:50:33 | 地域のこと

葉科学大学開学10周年・看護学部開設記念式典が阿部総理や外務大臣等の来賓をはじめ500名近くの招待者を招いて盛大に行われました。

早いものですね。10年前、大学が開学してなお数ヶ月は反対派がマイクで授業を妨害するような日々が続いていましたが今は大学はすっかり銚子になじんで多くの卒業生を送り出しています。

今回、なんといっても銚子ジオパークの生みの親である安藤先生が地域における大学の存在感に重要な役割を果たしたということで大学から表彰されるのはとても嬉しいことです。銚子ジオパークの誕生はもちろんですが沢山の講座を開いて大学に市民を招き、小中学生にも地層の授業や実験を行い大学が市民の中に身近になったのも先生のおかげだと思います。これからもよろしくお願いします。


初めてのクルージング

2014-05-14 22:33:46 | ささやかなこと

クルージングに行ってきました。クルージングは縁のないものと思っていましたがリニューアルしたイタリア船で7日から12日まで6日間価格は59,8万円で夕方、横浜港を出発して釜山~佐世保~横浜港というコースです。

一年前に開通した東金JCTから木更津東JCT間の圏央道はかって東金有料道路が開通したころ前後に車が走っていなかったようにここも前後に車が見えないほど空いていました。アクアラインを経て横浜港に向かいました。

新しいチャンネル

船の中は快適です。朝は甲板の周りを歩いたりジョギングしたりジムで簡単なストレッチをします。朝食とランチとおやつは朝から夕方までケーキも沢山あり3ヶ所あるブッフェの場所も広くて友人と落ち合えなかったり部屋への通路を間違えたりして部屋歩数計は一日平均2万歩位を示してしまいます。

夜のデイナーは毎夜フルコースです。最後の夜は食事を楽しみながらシェフたちも一緒になって踊ったり野菜やフルーツで作った沢山のオブジェやケーキを用意して数千人の食を満たす巨大なキッチンの中まで見せてくれました。

船中では終日いろいろなイベントが行われその日のイベントは前日夜部屋に投函されたとtoday新聞に載っています。また、ベットの上には動物の形に作られたバスタオルが置かれていました。700人位は入れる劇場はいろいろなショーが行われます。シニアの私たちもダンスを楽しみました。まるで船の中が街という感じです。

釜山や佐世保港では下船する人乗船する人と効率よく旅人が入れ替わります。スタッフはアジア系の方が多く900人もいて3ヶ月間は船中で働いているそうですが日本語はほとんど通じません。船を貸し切ったHISの日本人スタッフは30人乗っています。

ちょっと意外だったのは携帯電話が陸から離れると使えなかったことでした。好奇心が強い方はイベント等に参加してクルージングをより楽しむことが出来ることでしょう。

下船した釜山や佐世保ではツアーは申込みせず友人たちと気ままに歩きました。全てが新しい体験のクルージングでした。