Dear Happy Days*

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しあわせいっぱい探そう♪

愛のひだりがわ

2005-07-01 | 読書ノート

筒井 康隆 著作

ブログ友達のtopikoさんからのお勧めでこの本に出逢いました♪

どうしても自分が選ぶ本と言うのは、
偏って同じような系統のものを選んでしまうので
人からのお勧めの本というのも新鮮で良かったです。

・・で感想はとういうと・・
この本の題名でもある「愛のひだりがわ」、まさしくそれなんですよね。
私達が人生という道を歩いていくとき、必ず横にいて
いつも支えてくれる相手がいる。
その人は危険から身を守ってくれ、困ったときにはアドバイスし
元気のないときは励ましてくれる。
相手は、常に変わり、変化していくのだが
たった一人で険しい人生というものを歩くということはない。
いつも誰かに支えられ、見守られている。

この本の主人公の愛ちゃんは、母を亡くし、行方不明の父を捜す旅に出る。
・・といっても、小学生の愛ちゃんの交通手段は徒歩だ。
たった一人でこの旅を続けようと出発した愛ちゃんには
不思議なことにいつも彼女を支えてくれる誰かがいた。
それは、ボーイフレンドの「サトル」だったり、愛犬の「ダン」だったり、
ある時は「ご隠居さん」と呼ばれる長老のおじいさんだったり、
いつも誰かが彼女をサポートしていた。
本書はそんな人とのふれ合いを通して、彼女の人間としての成長を
冒険風に描いている。
また、愛ちゃんが犬の言葉がわかり、会話ができるという設定もおもしろい。

「愛のひだりがわ」・・
私もいつも愛のひだりがわにいさせてもらっている。
今度は、自分が右側にいて、左の人を大切に守れるようになりたい。



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2 コメント

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やっぱり (topiko)
2005-07-04 11:45:20
やっぱり、まりっぺさんが本の感想を書くとステキな内容になりますね~。



私の紹介した内容と比較すると同じ本とは思えない



とくに最後の締めくくりに感動しました!

「私もいつも愛のひだりがわにいさせてもらっている。

今度は、自分が右側にいて、左の人を大切に守れるようになりたい。」うん、本当にそうですよね~。
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topikoさんへ (まりっぺ)
2005-07-04 18:02:50
愛のひだりがわ・・紹介してくれて、ありがとう

新しいジャンルの本で、とても新鮮でした。犬好きの人にはたまらない一冊でしょうネ。

とても読みやすかったです
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