田園調布の山荘

「和を以て貴しとなす」・・ 日本人の気質はこの言葉[平和愛好]に象徴されていると思われる。この観点から現代を透視したい。

151216 16年前の日記から「カンソンピンピ」

2015年12月16日 21時00分01秒 | 時評
私事ですが、まだ駆け出しの時にこんな経験がありました。当時わたしは農水省の某財団に頼まれてF県の某地区の農業経営調査をやったことがありました。たぶん土地改良事業(要するに土木事業)とか何とかの基礎資料にでもするつもりだったのでしょう。その最終報告会の時です。某財団の理事長、これが元農水省の局長で後輩に影響力のある人でしたが、彼が着席するやいなや、県のA農林部長が平身低頭して曰わく。「少なくてまことに申し訳ないことをしました。この次は身を引き締めてやります」だと。 . . . 本文を読む

151216 16年前の日記「 長野県と田中新知事(2000) 」

2015年12月16日 20時54分27秒 | 時評
昨年長野県知事に田中さんが選ばれました。もう政治が何とかしなくてはだめだという有権者の願いが込められていたのでしょう。ところで、田中さんの初登庁の時に県庁のエライ人たちの無礼、尊大な態度は人々に大きなショックを与えました。名刺を折ったり、新知事の話が抽象的だと噛みついたり、もはや八つ当たりに近い醜態でした。なぜああいうエライ役人がとんでもない発作を起こすのでしょうか。 . . . 本文を読む

151216 16年前の日記から

2015年12月16日 20時41分56秒 | 時評
 今日は役人のお話です。もちろん、日本のエリート役人の話です。役人とは××省とか○○省とかの中央省庁や県庁、市役所、町役場など段階がありますが、それぞれの枢要な位置に肩で風を切って歩いているエリートがいます。広く税金で暮らしているという意味では、官庁だけではなく国・公立のあらゆる機関(大学や病院その他)や国庫補助金や融資で養われている特殊法人、公立企業などにいるキャリアさんも広い意味で役人といえるでしょう。昔から日本は官尊民卑の国と言われています官尊民卑。小役人が地方の町などに出張して、その町の「有力者」を集めて講演をする風景は至る所にみ荒れます。何処やらの官庁の末端官僚がやぅ書のこの紋所(予算書)が目に入らぬか!!とそれをひっさげてふんぞり返る風景です。 . . . 本文を読む