N・K君は、同級生。60年前にここ田園調布で小学生理科教室（アルバイトで）をやった6人の仲間のひとりである。彼はいまは田舎に戻り、晩年を過ごしている。百姓の真似事をしながら、若いときの気持ちを失わず10年近くおとなの勉強会を営む。大学の先生だったので、教え方が抜群だし、教え子たちもよくに訪ねてきているようだ。
最近の彼がどんなテーマを取り扱っているかといえば、「家族」「市場」の問題である。
もらったメールから彼の問題意識を推定してみた。それをいくつか紹介したい。 . . . 本文を読む
１年、2年と季節は移ろい、日々が早送りのコマのように過ぎていく、それにつれた記憶も遠ざかる。酷暑の中、遅寝、早起きの毎日が続いている。つい最近のことだったコーラスフェスチバル参加の記憶もぼやけてしまっている。他のことは推して知るべし。1日か2日、朝の散歩（体操）をスキップしたと思っていたのに実際は4日も欠席していたり。この一週間、暑かったこともあろうが、庭の世話もろくにせず閉じこもりの生活をしていたら、草が繁茂し、植えていたハーブが息も絶え絶えに。悪いことに体重も2キロも増えていた。これはいけないと改めてなんとかしたいと気ばかり焦っているが体は動かない。それでも今日は久しぶりに朝の散歩を実行した。冷凍庫に保管していた氷詰めのペットボトルを持ち体を冷やしながら、そして溶けた水を口に入れながら２時間歩く。午前6時には気温が30度を超し、強い紫外線を放つ日光が容赦なく降り注ぐ。体操仲間とは毎日のように、連日の暑さのこと、これをどうしのいでいるかということを話している、。 . . . 本文を読む
人生 下山は楽し、転ばぬように
破れ傘 雨の林に 頼もしき
金鳳花 暗き林の 灯なり
破れ側とは、キク科の植物で葉径が1メートルにも達し、その葉が槍のように深く切れ込み、手を広げたような偉容を放ち、林の中に目立っているようです。金鳳花（キンボウゲ）は日当たりのある林床を覆う、黄色の花を付けた草本、色が目立っているようです。 . . . 本文を読む
石垣島から時々通信を送ってくれるM さんは、夏がくると山中湖に帰還、元気いっぱい。湖辺を歩き回っているらしい。私の真似をして(本人の弁)「今日は○○歩も歩いたぞ」と毎日の徒歩数を実況まがいにヤマガラ日記という週間日記にして送ってくれる。彼の3大記事は、アメリカの経済記事を中心にした「世界早読み記事」(国際評論は彼の本業)、沖縄(冬の庵)と山中湖（夏の庵）と市川の自宅を行ったり来たり友人や近隣の人たちとの交流、そして自然鑑賞と俳句。 . . . 本文を読む
散歩に出かけようと早起きしたが外はしとしとピッちゃん。やむを得ず机の整理。出てきたのは10年ぐらい積み重なった鉛筆。丁寧に使ってきたつもりだが、まだ使える。大昔（昭和22年頃）クラスでくじ引きで配給された鉛筆を宝物にしていたころを思い出しました。早速、削りなおし、見える化しました。 「もう、一生鉛筆は買わないだろうな」と思います。それにしても、ボールペンも色鉛筆も同様に発見されるにちがいない。怖いな。「安物買いの銭失い」「変な消費生活」の反省です。 . . . 本文を読む