岩手、秋田、青森、千葉、埼玉、静岡、鳥取、福岡などの各地からトマトフェスタに送られてくるトマトたち。これはみんな私が種をまいたものと思えば感無量です。でもでも。暑すぎて、トマトが熟れすぎたなどの便りもあって予想したとはいえ、ままならぬのも農産物ならではです。そんなトマトを心待ちにしているのがトマトフェスタ実行委員会、正式には「昔ながらのトマトの勉強会」(大田区教育団体)の面々です。 . . . 本文を読む
あと10日後にせまったトマトフェスタ。各地から、トマトの状況について報告が入り始めました。それによりますと、心配していた通り猛暑による「熟れすぎ」が各地に見られました。残念ながら、予定していた福岡、千葉では参加が不能になりました。
このままの状態が続くと、その他の地域でも問題が起こる可能性があります。
トマトが主役のトマトフェスタです。当日までに、つややかなトマトたちが送られてくることを祈るばかりです。 . . . 本文を読む
第二次大戦中、石油の輸入ルートを絶たれた我が国の海軍はタンクや航空機の燃料ソースを開発するために躍起となりました。松根油とかひまわりとかが重視され、盛んに研究されたそうです。歴史は繰り返します。
現在、全世界でエネルギー・燃料不足が表面化し、バイオエタノールの開発が急ピッチで進められています。
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大手食品企業のやってきたことは、市場の外縁的拡大と製品差別化と大量生産の結合を進めるマーケテイング。しかし、競争が多様化し、大型化すれば同定問題(品質の差別化)を提起する。実は生産者、販売者と消費者との近接性の喪失がそれを促進する。消費者の農産物と食品に対する社会的意識が強固になり、市場の存続が消費者の態度にかかる時代になってきたという時代認識に立って。
食品流通・加工業は、地域をベースに発展して来た。最近は資源の移動・移入が普遍的となり、大規模化が進展するに連れて地域性という本来的な属性が薄れつつある。換言すれば、地域で土地、原料、労働力をまかない、地消販路を構築することによって、循環型の農と工の協商形式を形成してきた特徴が薄れてきた . . . 本文を読む
世界には、物質の世界と心の世界があると哲学者は言います、心は人間の精神作用(思い、欲)ですが、物質と心は作用し合っていると思います。他人より贅沢をしたいと思う心は物欲で、生きたいという心は、生命体(物質)の自己運動であるといえるでしょう。現代は物質が開発されて「富」に変化し、一人一人が競争して、「人よりたくさん富を得たい」ということが生きる目的であるかのごとき風潮が支配しいます。これは、個人の物欲が生きたいという心より上位にあるという奇妙な世界です。 . . . 本文を読む
たかがトマト、されどトマト。なぜトマトのな?と聞かれた時、私はこう答えるしかないようです。トマトフェスタの準備で色々な人に出会いますが、私が分かったことは、トマトの話題ではどなたとでも、老いも若きも、金持ちも貧乏人も、病人も健常者も、話が弾むと言うことです。今、世の中は経済不況とか環境悪化とか、教育の荒廃とかあるいは犯罪多発とか大変なコトになっております。誰もが沈痛な思いをしているとき、「トマトフェスタだよ」と声をかけると、どなたも笑顔で応じてくれます。
トマトは明るい話題なのですね。4回目のトマトフェスタ、もうじき(8月2日)です。「来て、見て、触って」、トマトに接して元気になって頂くことを切望しております。
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今年、私たちは「昔ながらのトマトの勉強会」を立ち上げ、創造農学研究会と一緒にトマトフェスタを企画しておりますが、このトマトフェスタも2005年を皮切りに今度で第4回になりました。おかげさまで、年々これを楽しみにしていただく人が増え、この地域(大田区南部)でこういう勉強会が立ち上がりました。例年、われわれの仲間である全国各地の農家や園芸愛好家が、自信のトマトを送ってきます。このトマトたちは、あるところではせいようとまと、またあるところではカラフルトマト、あるいは伝統トマト、エアルームトマトなどと呼称しております。
さて今年は、8月2日が開催日です。その概要は、全国各地(秋田、岩手、千葉、埼玉、静岡、兵庫、鳥取、福岡)の生産者から出展してもらい、鵜の木を中心とした住民にこれを見せて即売する試みです。もちろんこれは私のビジネスではありません。伝統野菜を大切に考える仲間の文化行事とでも言うのでしょうか。行政からの支援(金銭)はありませんし、また行政が推奨するような行事でもないと思います。さて・・・
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2000年はこの私が、ブラジルと頻繁におつきあいした年日系人は、決して現日本人とは同一ではないことを知ったのであった。ブラジルという人種のるつぼで、日本の文化圏と隔絶し自らの理念を築いて日系人は、決して日本人の分派ではない。日本にはタブーが多くある。これは日本人の活動を規制し、行動様式を形成してもいる。「赤信号、みんなで渡れば怖くない」式の思想が根強くあるのもそう行く事実と大いに関係がある。 . . . 本文を読む
年のせいか、仕事のせいか、あるいは別の理由なのか、ここ数ヶ月、コーラスが私にとって非常に重たい存在になりつつある。今2つのコーラスに入会しているが、この練習が月に合わせて5回、それは夜と昼に分かれているが、40年近くやってこなかったコーラスを熱心にやってきた反動なのかも知れない。ここへ来て、ペースダウンが必要であると思う。 . . . 本文を読む
7月6日、「見て、触って、食べて」の8月2日のトマトフェスタの前哨戦のプレフェスタトマトを行いました。4回目を迎えるトマトフェスタは、年々多彩になり、内容も深まっていますが、それはフェスタを作っていく人たちの輪が拡がって来ているからです。この日トマトフェスタを手伝いたいという関係者、主催者の創造農学研究会の面々と地元のボランティアが送られてきたトマトを前に初対面をしました。トマトのニュースを聞きつけて . . . 本文を読む