散歩気分で生きる毎日に一日1本、一行詩!by ミナミヒロユキ
一行詩(うた)メモ日記
安定と無縁なり
反省も後悔もせぬ人生の味わい
「安定」
年末に送られてくる書類は、封をあけたくないものばかりだ。とくにお役所関係からのものは拒絶反応を示してしまう。これぞアレルギーだ(お役所アレルギー)。
お役所と聞くと「鉄仮面」をかぶった輩ばかりが生息しているところと、イメージしてしまう(政治家は「金と利権の仮面」をかぶった卑屈なモンスターというイメージ)。
なりたくなかった職業は、叱られるかも知れませんが、「銀行員」と「公務員」だだった。おかげさまでならずに(なりたくても、なれなかっただろうけど)すんだ。身内に公務員はいるんだけどね。
同級生が銀行に入ったとき、「職業差別をする」というアホな宣言をしたことを覚えている。あの頃ぼくは、若かったのだ(無事?彼は途中で転職をした)。
どちらかと言えば、こちらが「職業差別」される立場だったのに、傲慢であった。とにかく「安定を選択する」、それが嫌だったのだ、その当時は。今はまったく逆だ、「安定が命」である。しかし、もう遅いのである。
「安定」とはここまで無縁できたので、この先も縁はつながることはないでしょう。「退職金」なんていうのは、ワタクシにとってはどこかの国の夢物語である。ガハハハと、笑って開き直るしかないのだ。
学生諸君、就職に夢や希望を混ぜてはいけません。ただただ、「安定」を求めなさい。仕事なんて、まぁ、左遷やクビにならない程度にやっておけばいいのだ。他のことに力を注ぎ、人生をたのしむのがいいよ。
「仕事に命を賭ける」のではなく、「じぶんの人生に命を賭けよう」なのだ。これからの時代は、のーんびり暮らしていけるんじゃないのかな。そんな気がするのだけれど、もう一度産まれてきてもまた、同じ職業を選び、同じことをやるだろうと、思う。ま、それはそれで幸せということか。
「100歳時代であるならば、まだまだいろいろ始められるぜ。一攫千金を狙うか、ガハハハ。」
「うちごはん」
豆腐丼と赤出汁。
このやわらかさがやさしくていいよ。
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