日本の屋根裏人のワイコマ日記です

日本の屋根と云われる北アルプスの山々は、世界遺産の富士山に次ぐ名峰の数々、この素晴らしい環境の麓から発信する日記です。

キャリートレード・・という言葉を

2024年08月14日 06時38分25秒 | Weblog
今朝の信州は気温が21度で、未明からの雨が降り続け
ている信州です。台風7号の動向が心配ですね~
キャリートレードについては、皆さんよくご存じてし
ょうが、もう一度、おさらいします。
低金利の通貨で調達した資金を高金利の通貨に換えて
資産運用し、運用益に加えて金利の利ザヤを稼ぐ取引
のことです。円を調達して外貨に交換して運用する場合
は「円キャリートレード」と呼びます。
日本のキャリートレードには約1兆1000億ドル(約1
61兆円)が投じられていた。円資金のキャリートレー
ドは簡単に利益を得られる確実な方法だった。世界最
後の低金利資金供給源である日本で資金を借り入れて、
利回りが10%を超えるメキシコ債券や高騰するエヌビ
ディア株、あるいは暗号資産(仮想通貨)ビットコイン
に資金をつぎ込むだけのことがキャリートレードという
事でした。円安が続けば日本円ローンの返済コストは
さらに低下し、その見返りは更に大きくなりました。
日銀がばらまいたチープ・マネー(超低金利の資金)は
600兆円を超え??国民の財布や懐には入らずに、株や
チープ・マネーを回せる階層だけを潤して、その付け
はインフレや、一般庶民やパワーカップルでは買えな
くなった不動産として、国民全員で払って貰う、それ
も全世界の低所得の者で払え・・という無茶苦茶な話
で、日銀は世界相手に、世界の金融大戦を戦っていた。
日本はじめ世界の富裕層だけが勝者で。日本はじめ世界
中で貧富の差を広げて、資本主義の格差社会を加速させ
た。結果として社会の分断を加速させ、金融世界だけ
ではなく、世界の政治や庶民の感覚をも変えている。
それもこれも無知蒙昧な安倍・菅政権の政策と、黒田
日銀の金融政策そのものの所為だと世界が我が国の政策
に懐疑の目を向けています。
今の自民党政策の不透明な政策はトップが変わっても
分断政策、お金持ち優先政策は変わっていません。
世界中をインフレにして、資本主義社会を破壊した。
でも、結果としてその被害者は、日本社会でもある。
99%の人間は、その戦争の犠牲になった。1%人が儲け
ただけでした。
たかだか一回の株の暴落で、その過剰流動性は回収さ
れたのか?国は庶民に金融投資に誘導させて、この暴落
や高騰の渦に巻き込んで、混乱を招き、不安定な政策の
安定を図らねば、チープ・マネーの回収を急がなければ
資本主義経済が正常化することはない。
残念ながら、さらにチープ・マネーでは世界を圧巻して
更に世界の金融を不安定になっていくことでしょう。で
も今の金融政策は、画期的な技術革新や、投資先がある
わけではないから、それは金融の利ザヤ政策で演出さ
れる企業業績という仮想なマジックを元に株式市場で
ぐるぐると回り続けることになる。そして、これから
生き残るためには、株や仮想通貨に資金をぶち込んで
バブルに乗るしかないだろうか??。
株は上がれば正義という資本主義の歪んだ欲望のため
に、われわれの社会は破壊され続けている。まだバブル
が足らん!という欲深い連中のために、経済学者やマス
コミ各社はあれこれ理屈をこねその政策を肯定してき
ました。そしてそれを誤魔化す為に、内閣府が公表した
生活満足度が「過去最高」に集まる怒りと疑いのまな
ざし「詐欺的」発表と評価されている。
本当の日本は・・どこへ消えてしまったのでしょうか











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