今朝の信州塩尻は気温が18度、南風が吹きつけていま
したが、爽やかな快晴の春霞の朝です。遠くの山々は
霞んで見えませんが、近くの緑は鮮やかな朝です。
一昨日松本市で開催された、信州岩波講座/まつもとの
講演会に参加して、作家、評論家、の保坂正康氏の講
演を一時間位聞いてきた。保坂正康さんをAIで検索し
ますと。保阪正康の思想は、政治的な立場や思想信条
に一線を引き、国民の歴史を「国民の年表」として記録
することに焦点を当てています。特に、昭和史を中心に
政治権力によって歪められた記録ではなく、市井の人々
の声を重視しています。
主な思想内容:
・戦争体験の教訓:戦争体験世代の教訓は、その国の
歴史的遺産であり、非体験世代の身代わりである
という考え方です。
・戦争責任:戦争を選択した指導者は、何世代にもわ
たって責任を問われるべきであると主張しています。
・国家の責任:国家は国民の生命と財産を守る義務を放棄
した罪が大きいと指摘しています。
・国際社会への対峙:戦争の相手国の記憶と記録に対峙
する覚悟が必要だと述べています。
・民主主義的な考え方は、明治時代から存在していた
ことを指摘し、日本国憲法が米国から「押し付けら
れた」という意見を批判しています。
・軍の政治介入の危険性:軍事が政治よりも先にシステ
ムを構築したこと、政治や憲法が軍を制御できなか
ったことを批判しています。
・新しい平和論:核抑止力の平和論やクラウゼビッツの
「戦争論」を見直し、21世紀にふさわしい新しい平和
論を構築する必要があると主張しています。
保阪正康の著書:
- 『あの戦争は何だったのか 大人のための歴史教科書』
- 『昭和の怪物 七つの謎』
- 『日本の領土問題 北方四島、竹島、尖閣諸島』
- 『太平洋戦争への道 1931-1941』
- 『東條英機と天皇の時代』
- 『五・一五事件』
- 『昭和史の大河を往く』シリーズ
- 『ナショナリズムの昭和』
保阪正康の思想の特徴
・帰納的な歴史観:演繹的な歴史観ではなく、具体的な
史実を検証しながら、下から歴史を読み解くことで
教訓を得ようとする姿勢。
・国民の視点:政治的立場や思想信条にとらわれず、市
井の人々の声を重視する。
・平和論の必要性:戦争と平和について深く考察し、現
代社会に合った平和論を提唱する。
・歴史からの教訓:歴史の教訓を学ぶことの重要性を強調
し、後世に伝えることの大切さを述べる。














以上のようにAIは回答してくれていましたが、今回の
主催が岩波書店関係の団体、信州岩波講座/まつもと2025
の関係での講演ということで、最近の日本人は本を読
まなくなった・・という事から始まって、最後はもっと
沢山の本を読むように・・と痛い所を突かれてきました
日本人は江戸時代270年間対外国と戦争をしていなかっ
たこと、でもその間武士の規律ある社会の中で軍備の
備えは出来ていたこと、そして明治維新からの天皇政治
になってから帝国主義的な軍事教育に幾つかの誤りが
あったこと、それは日本人が本を読まなくなってきた
事、哲学を学ばなくなってきた事、聞けわだつみの声の
書籍の中から特攻隊員・上原良司の手記についてその
遺書を紹介。 上原は長野県北安曇郡池田町生まれで南
安曇郡穂高町(現安曇野市)に育ち、慶応大学在学中
に学徒動員され、 昭和20年(1945)5月11日、鹿児島
知覧を飛び立ち、沖縄海上の米機動部隊に突入、22歳
で戦死した。話、政治家の後藤田正治の護憲活動の話
などを話していて、我々に、ドイツの哲学者イマヌエル
・カント書籍、中国の墨子の書籍、中江兆民や桐生悠々
の書籍、そして永井荷風を読むように、そして日頃から
常識の枠で物事を考えて行動するようにと、締めくくった














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