今朝の信州は気温が21度の曇り空、どんよりとした空
模様で、なんか不安定な天気のようです。
ここ数日、新聞やテレビで報道されているのが、日本の
トップを選出する選挙のニュースです。
我々国民が投票所に行って選挙のできるものは限られて
います。「選挙」は、大きく2つの分類に分けられます。
ひとつは、どんな公職の人を選ぶかという分類です。
国会議員や都道府県知事・都道府県議会議員、市区町村
長・市区町村議会議員など、選ぶ対象が定められていま
す。もうひとつは、「選挙」を行うべき理由(選挙事由)
での分類です。任期満了、議会の解散、議員の欠員など
選挙を行う理由が定められています。都道府県知事や全
国の市区町村の「長」は我々も選挙で投票して選任する
事は出来ますが、何故か?、国の総理大臣の選挙権はない
政党政治なので、国民は政党を選択して、後はその政党
にトップの総理大臣を選ばせるものです。なので我々は
今の岸田総理も我々が投票して選任した大臣ではありま
せん、自民党の中で選任された大臣でした。
日本の国民の大多数が、この制度でいいものと是認して
いるので、仕方ありませんが、本当にその昔からの政党
主義政治でいいのでしょうか。選挙でも一票の格差が
選挙のたびに問題になっていますが現在の国会議員は
全員で713人で、衆議院は465人、参議院は248人とな
っていて、そのうちの今年の 7月30日現在で 自民党の
国会議員は衆議院議員 257 名(55.2%) 参議院議員 115 名
(46.3%)の計 372 名(52.1%)を占めています。なので大概
の法律や国会運営は、多数決の論理で自民党の思い通り
に通ってしまいます。先の政治資金規正法の改正をみて
の通りです。国民の大多数が疑問視しても多勢には敵い
ません。そんな政治のトップを選任する選挙権すら与え
られない、我々国民は、今の若者たちにもっと政治に
興味を示してもらって、今我々は何をせねばならないか
真剣に考えてほしいと・・思います。
我々は先の政治資金裏金議員の事も忘れてはなりません
東京新聞の 報道をお借りすれば・・
そして今次のような人たちが日本の総理として挙手をし
ているようですが、残念ながら私には投票権もなにも
ありません。
何とも新聞やテレビの報道が虚しく感じるこの頃です
本日は、写真のアップ、そしてコメント欄もお休みと
させて頂きます。