日本の屋根裏人のワイコマ日記です

日本の屋根と云われる北アルプスの山々は、世界遺産の富士山に次ぐ名峰の数々、この素晴らしい環境の麓から発信する日記です。

森林環境税が 国税として課税されています

2024年08月03日 06時50分55秒 | Weblog
今朝の信州は気温が23度、朝の内東の空に雲がかかって
いたのでしょうか朝はお日様が寝坊です。暑い一日に
なる日は、お天道様に少しお休みをお願いしたい。
《「森林環境税」年間1000円の徴収が6月から始まった》
1人当たり年1000円の「森林環境税」の徴収が、6月
から始まりました。パリ協定でわが国の温室効果ガス
排出削減目標の達成や災害防止を図るため、森林整備
等に必要な地方財源を安定的に確保するため、2019年
3月に「森林環境税」及び「森林環境譲与税」が創設さ
れていました。そして森林環境税は、2024年度から国
内に住所を有する個人に対して課税される国税で、市
区町村において、個人住民税均等割と併せて1人年額
1000円が課税されています。
その森林環境税の税収額は、全額が森林環境譲与税と
して都道府県・市区町村へ分配されます。森林環境譲与
税は、市町村による森林整備の財源として、2019年度か
ら、市町村と都道府県に対して、個人や会社などで管理
される「私有林人工林面積」(55%)、「林業就業者数」
(20%)、「人口」(25%)の割合による客観的な基準で
按分して譲与されています。人口も交付の基準に入って
いるので、森林がない自治体にも交付されます。
我が、長野県は県全体の約8割を占める森林は、清らか
な水や空気を育み、土砂災害や地球温暖化を防止して、
木材等の林産物を供給するなど、私たちの暮らしに欠
かせないとして、長野県では、戦後一斉に植えられた
「人工林」の約8割が、「間伐」などの手入れが必要な
時期を迎えていますが、木材価格の低迷、林業の採算性
の悪化、薪や炭のエネルギー利用の減少等により、森林
と人との結びつきが途切れ、森林の手入れが行われずに
森林の機能が低下し、私たちの安全・安心な暮らしへ
の影響が懸念され、長年にわたって先人が育ててきた
森林を健全な姿で次の世代に引き継ぎ、森林の恩恵を
受けている県民みんなで森林づくりを支える仕組みと
して、平成20年度から「長野県森林づくり県民税」
(通称:森林税)が導入されてきました。
信州長野県の個人は年額 500円、法人には年額、現行
の均等割額の5%相当額資本金等の金額に応じて1,000円
から40,000円の上乗せとなり、信州長野県は、国の森林
環境税にいち早く、信州独特の税金として信州森林を
守ってきました。周りを見渡せば全て森林に囲まれた
自然豊かな信州にとっては当たり前の森林税、今度は
国が森林環境税としてこの森林を守ってくれる新税の
創設で、また新しい利権が発生していることを考えま
すと、この森林環境税に関しても手放しで喜べるもの
ではないのが・・悩ましいところです。











都合によりコメントはお休みします、 m(_ _)m


コメント
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