今朝は、雨が降っていて、朝散歩はなし昨日
読みかけの、伊能忠敬の地図を読むの続きを
読んで、時間を過ごした。昨日のラグビーの
ワールドカップ開幕勝利の興奮は今朝の新聞
テレビでもまだ冷めませんね。
開幕戦を終えたジェイミー・ジョセフ・ヘッ
ドコーチ(HC)の表情は柔らかく「序盤は緊
張があった、しかし試合が進むにつれて(緊
張が)緩んできた選手たちのしっかりとした
ゲーム運びに感謝している」。とComment
16年9月5日の就任から3年、「ONE TEAM」
が形となった日。実現の最大の障壁は15年W杯
で日本代表が味わった強烈な成功体験だった。
フィットネスを武器にしたポゼッション重視
の戦術、グラウンド内外での厳しい規律が結実
した、南アフリカからの大金星。ジョセフHCが
持ち込んだのはキックを交えて効率的にボール
を運ぶ戦術であり、グラウンド外は選手の自主
性に任せるチーム運営。180度の方針転換は
特に15年大会経験者の反発を生んだ。
17年春に代表復帰したリーチはホテル内をサ
ンダルで歩き自由に外出する選手の姿に「緩
みがあった」と感じた。さっそく「エディー
時代と同じくらい厳しくやりたい」と進言し
たが、却下された。「2人の間でごちゃごち
ゃがあった」と振り返る時期だった。
ジョセフHCにも信念があった。身命を賭す覚
悟でジャージーを目指せば、自然と行動は伴う
「服装なんてどうでもいい。それよりも大事な
ことがあるだろうと」。18年2月から指揮官に
同行してきた藤井雄一郎強化委員長は、特に
溝があった日本人選手との関係を取り持ちジョ
セフHCの思いを伝えた。昨年9月には4日間の
短期合宿で「日本代表とは何ぞや」の議論を
重ねた。目指す方向性が一つになり、失敗を
重ねた新戦術も浸透。結果が伴ってきたこと
で、首脳陣と選手の信頼関係は深まった。
「こういう試合(W杯開幕戦)はトレーニング
できない」。指揮官自身も経験がない、自国
開催の開幕戦を乗り越えた愛弟子たち。3年間
の苦節が、結実した白星だった。
とスポニチが取材していた。
ところで、ラグビーの日本代表に多くの外国人
選手にいることに違和感を持つ人が少なくあり
ません。ラグビーの場合、日本代表資格取得
の条件が他の競技と違っていて、
1)出生地が日本、2)両親または祖父母の
うち1人が日本出身、3)日本に3年以上継
続して居住している(2021年からは5年以上)
のいずれか一つでも条件をクリアしていれば
代表の資格を得られます。日本人選手の中に
いれば体格や顔つきが違う外国人選手は目立
ちますが、実は他国の代表チームでも外国人
選手の存在は珍しいものではありません。
尚、ラグビー代表の資格を得るには「他の国
での代表歴がない」ことが大前提としてあり
日本で代表選手になるということは自らの出
身国の代表になる資格を失うのと同義でもあ
ります。そうして日本代表のユニフォームを
着て闘ってきた彼らの貢献が、日本代表のレ
ベルを押し上げたことは揺るぎない事実であ
り、彼らの存在がなければ、今回の初戦の勝利
もありえませんでした。