Spanish Breeze

夫のMBA留学に4歳の息子とついて、マドリードと上海での14ヶ月の生活を紹介していきます.

魅惑のモロッコ (第5日目~最終日)

2011-01-17 11:15:49 | 旅行 -Morocco-
12月27日(第5日目~最終日)

マラケシュからマドリードに戻る為、また来た時と同じルートでアトラス越えをします
朝7時にホテルをチャックアウト。
また朝食の時間より早く出る為、ホテルの人が朝食のパンとおまけにお菓子パンまで用意してくれた。
なんて優しい人たちなんだろう

ホテル前からCTMバスターミナルまで向かい、マラケシュまでのチケットを購入。
80DHx2人+荷物代金5DH。

バスは、8:30発。
朝のひんやりした美味しい空気の中で、カフェオレを飲みながら目を覚ましていく。

もちろん、3人とも激しい山道に備えて酔い止めを飲みます。

この日も澄み切った青空の中、アトラス山脈の中をビュンビュン行きます
うっぐと夫は早速、熟睡

ぼーっと外を眺めていたら...薄いけど見えるかな...調度雪をかぶってる上の辺り...

これならお月様に手が届きそう...
パパ、お月さまとって』みたいだ

永遠と続くかのような山道に、こんなお土産屋さん。


山道にも大分慣れて来たのか、今回はあまり苦ではなかった。
あっという間に休憩。行きに停まった所とは違う村で、タジンやらミントティがいい感じに出来上がってる...


休憩時間は15分と言われ、ミントティだけ頂いてタジンは我慢したのに結局40分位休憩していた...
美味しそうだったのにな~残念


無地にマラケシュに戻って来て、メディナのドゥカラ門(Bab Doukkala)と言うところで降ろしてもらう。

この夜泊まる所は、ホテルではなくリヤド(Riad)。
いわゆる典型的なモロカン民家を改装して宿泊施設にして部屋数も4~6部屋位。
モロッコの雰囲気を十分に味わえるところ。
最終日だけあって、リヤドでのんびり疲れを癒したいところ

ただリアドは元々民家。
ただでさえ迷路のような道のメディナの中。リアドは大体裏道にある。
頑張って探すぞ~と気合を入れるが、いわいる「偽ガイド」と言う少年達が「どこのホテル探してるの?」とどんどん群がってくる
「道分かるからついて来ないで」と言い、つけはなすが、あと5mと言うところで勝手に「こっちだよ~」と言われ、仕方なしにチップ払う事に...
あげる必要もない位と思ってるに「これじゃ少ない」などと文句をつけてくる。
せっかくの楽しい気分が台無し...

おまけに着いたりアドが停電で電気工事中...部屋の掃除も出来てなくて、工事中?ってな雰囲気。
リアドの人もフランス語だけしか分からず、意思の疎通ができない…

ちょっと期待はずれ?いい感じなのにな…

リアドの玄関

パティオ

パティオのソファでウェルカムドリンクを頂く

うっぐの後ろの窓が私達の泊まる部屋。

ドリンクを頂いている間に電気が通り、やっと部屋に通される。
部屋はこんな感じ


電気が通りリアドもやっと生き返ったって感じ。
やっぱりいいかも~

とりあえずお昼を食べにメディナの中心地、フナ広場へ向かう。




どうしてもフナ広場で食べたタジンが食べたくて以前に行った所に行く。
本当に美味しい。やみつきになるよ。この味。

そのお店で思わぬ再会

今度は、私が19年間飼っていたネコの「ロッティ」!
本当にそっくり…連れて帰りたいくらいだった…

夜はまた寒くなるからとダウンを取りにリアドに戻るとオーナーがいて(中国系フランス人)リアドを案内してくれる。
屋上テラスからは、遠くにアトラスとクトゥビア。


近くのムスクから祈りの声が聞こえてくる。この声に誘われるようにまたフナ広場へと向かう。

とりあえず、絞りたてのオレンジジュースを(5DH/1杯)。

「美味しい~♪」

うっぐは、前にカタツムリを食べた事を思い出し、「食べる!食べる!」と。


最後の晩の締めくくりもやっぱりタジン。

野菜だけのものや牛肉と野菜のものも食べたけど、やっぱり羊と野菜のものが一番美味しかった♪

何度来てもこのお祭り騒ぎは圧巻。ドキドキする。


フナ広場の喧騒からは想像できない位リアドの中は静か。
ライトアップされたパティオでお祭り熱を冷ます…
うっぐも「キレイだね~撮って~」とパティオの椅子に横たわりポーズをとる。

真顔で視線はカメラからはずす…何をイメージしているの??



この晩、夫はリアド内にある「ハマム」を体験(8ユーロ)。
いわゆるアラブ式スチームバス。日本の銭湯みたいな存在で、地元の人は8DH位で毎日入るらしい。
高級ホテルなどでは、スパみたいな感じでマッサージつきで300~800DHである。

中は、40℃近くあって蒸し風呂ってな感じ。


うっぐと私は留守番で、お祭り魂が乗り移ったかのようにテンションのうっぐ。


最終日は、リアドが手配してくれた車で空港まで向かいました。
車の外を見ながら「グッバイ・モロッコ~


空港は外から見ると本当にモダン。何度見てもこのヘナタトゥの模様がいいね



盛り沢山のモロッコへの旅も終わり。
マグレブピンクの建物、マラケシュの雑踏、フナ広場の太鼓の音、頭がクラクラするような陽射し、ゴツゴツした岩山から雪山まで。カラッカラの大地にヤシの木が無限に広がるオアシス、本当に色んな表情をみせてくれたモロッコ。でも何より出会った人々の笑顔が忘れられない。
毎日が衝撃的で、しっかり心に刻まれました。
うっぐは本当に忘れてしまうのだろうか…もったいないな…
また来れる事を願って

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4 コメント

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Unknown (mari t)
2011-01-18 17:29:55
明けましておめでとうございます。
久々の訪問です。相変わらず精力的にあちこち行かれているのですね。すばらしいことです。
うっぐ君にも本当に良い経験になってるはず。想い出として頭の中には残らないかもしれませんがきっと体の根っこで覚えてますよ。
ことしもよろしくお願いします。yukikoさん一家のスペイン生活が実りのあるものになりますように。
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素敵☆ (ゆうまま)
2011-01-18 19:23:31
パソコンが壊れて、やっと遊びに来れました今年も素敵なブログ待ってます


さて…モロッコに行っていたのね。
少年達以外は、みんな優しい人たちだねえ。
お宿もすごく雰囲気があっていいね

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魅力的~♪ (pinky)
2011-01-19 02:34:03
ゆきちゃん、あけましておめでとう&お誕生日おめでとう
モロッコ素敵だね~
ムスクにリアドに砂漠にオアシス、本当いろんな表情があるんだね
しかも、みんな頑張った長距離バスお疲れ様
うっぐもいつか、「こんなことあったね~楽しかったね~」と思い出すこともあるといいね
オレンジジュースを飲んでるうっぐの笑顔、元気で楽しそうで安心しました
こどもの笑顔が何よりの癒しだよね
ゆきちゃんのブログ、これからも楽しみにしてるよ
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Unknown (yukiko)
2011-01-19 09:23:15
>maritさん、
あけましておめでとうございます!いつもコメントありがとうございます。いつかmaritさんのいらっしゃる所にも遊びに行きたいです。同じスペインの空の下で心強いく思ってます。
こちらこそ今年もよろしくお願いします♪

>ゆうまま、
今年もよろしくね。ゆうままの日記も楽しみにしてます♪

>pinky、
あけましておめでとう&ありがとう♪
モロッコ良かったよー。きっと何度行っても違った顔が見れるんだと思う。うっぐも楽しんでくれて行った甲斐がありました。
これからもよろしくね♪
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