Spanish Breeze

夫のMBA留学に4歳の息子とついて、マドリードと上海での14ヶ月の生活を紹介していきます.

魅惑のモロッコ (第1日目)

2011-01-14 23:53:54 | 旅行 -Morocco-
2010年12月。クリスマス休暇中に夫が企業面接の為、日本に一時帰国する予定だったのが電話インタビューに変更。
12月23日~31日がぽっかり空いてしまっては、もったいない。
急遽、かねてから行きたかったモロッコに行く事にした

私は、もう何年も前にプチシネマ系で上映されていた『Hideous Kinky(邦題:グッバイ・モロッコ)』を観てからあの雰囲気に魅かれずーっと行きたかった。
夫は、前回のグラン・カナリアで砂漠のイメージが膨らんで、モロッコの砂漠に惹かれて。
うっぐは、やっぱり大きな砂場かな?

出発までの時間があまりなく、インターネットや前に旅行した事のある友達から色々情報をもらい、手探り状態で旅の準備を進める。
まだ小さいと言っても意思のあるうっぐを連れて、3人が満足する内容にするには本当に頭を痛めました...

結局、マラケシュに入り、そこからバスで3000~4000m級のアトラス山脈を越え、サハラへの入口となるワルザザートと言う町に行く事に。
出発前に薬局で、私のつたないスペイン語と英語で車酔い止めを購入。それをお守りにいざ出発
12月23日(木)~28日(火)5泊6日の旅。

12月23日(第1日目)

夕方のフライトで、出発ゲートが何回も変わり、おまけに1時間以上も出発が遅れたけど、なんとか無事に到着。
マドリードから約2時間のフライト。

初めてみるアラビア文字に心が躍る。


入国審査に1時間位並んで、ようやく開放。
モロッコ空港はこんな感じ。

ヘナタトゥみたいな模様がステキ

モロッコの通貨は、ディルハム(DH)。
1DH=約11円(2010年12月23日現在)
こっちに来て初めてユーロ以外の通貨。
ディルハムは、モロッコ以外では両替できない為、早速空港の銀行で両替。

夕方にマラケシュに着く予定だったのがもう21時近い(マドリードとの時差-1時間)。
路線バスで市内に行きたいけど、アラビア文字でよく分からず、結局タクシーでホテルまで向かう(約10分強、150DH)。
タクシーからの夜の景色、空気が再三訪れてるインドネシアのバリ島の空港付近によく似てる。
なんとなくアジアンな雰囲気にホッとする。

無事にホテルにチェックイン、お腹がペコペコな私達。
マラケシュの新市街から少し外れたところにある為、暫く歩いてやっと見つけた地元料理店に入る。

早速、モロッコの名物料理、タジン(Tajine)とクスクス(Couscous)を頂く。

モロッコ料理。
美味しいと言う人と美味しくないと言う人と別れるけど...

タジンは、野菜やお肉を陶製のお皿に入れてサフランやパプリカなどで味付けをしたもの。
クスクスは、スムールと言う粗粒状の小麦を蒸して野菜やお肉を煮たもの。スパイスが決めて。

身体に優しそうなこのメニュー。
この日のは...正直、タジンは食べらたものの、クスクスが...
夫は、口直しにスパゲッティボロネーズを頼むが、これもクスクスと同じ味がして...
このお店の味なのか、モロッコ料理の味なのか...

この1週間、モロッコでやっていけるのか先が思いやられる

ホテルに戻ったのは、もう深夜

うっぐは、いつもと違った雰囲気のお部屋が気に入ったのか珍しく「写真撮って!」と。

まるでアラビアの王子だね。

次の日は、アトラス越えのバスのチケットの予約。
そして、マラケシュの旧市街見物。
モロッコの夜は、以外にも寒く暖房をガンガンに効かせてもちょっと寒いくらい...
期待と不安と夜食べたクスクスの臭いが気になってなかなか寝付けなかったものの、気がついたら深い眠りに落ちてました...

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