6月17日(金)~19日(日)、2泊3日で再びモロッコへ。
前回クリスマスに行ったのがあまりにも衝撃的で、最後にもう一度マラケシュに行きたいという夫。
でも4月の連休中にあの無形文化遺でもあるフナ広場で爆破事件があって旅行者も犠牲になった事もあってなかなか乗る気にならない私。
「じゃ、せめてタジンを食べに行くつもりでヨーロッパ色の強いタンジェは?」と言われ、ヨーロッパとモロッコの文化が入り交ざった雰囲気も味わってみたいと、タンジェ(Tanger)に行く事になりました。
スペインの最南端からフェリーで約2時間にあるモロッコの玄関口、タンジェ(Tanger)。
格安フライドをみつけ、
学校から直行する夫と空港で待合せ。
うっぐと私と二人で空港に向かう。
キャビンサイズのスーツケースをコロコロ転がすのはうっぐの役目。
家から持って行ったおにぎりとから揚げでお昼を済ませ、さぁ出発
ずーっとスペインのカラッカラの大地の上を飛んでいて、着陸のアナウンスが流れてからようやく海が見えてくる。
左側の陸がスペインのイベリア半島、右がモロッコのあるアフリカ大陸。
近い!
2時間弱で到着。
とってもモダンな空港。
ここからタンジェの町までの交通機関はタクシーのみ。
今回のホテルはメディナの中。
ホテルまでは150Dh(ディルハム)と言われ、メディナの外のグラン・ソッコ(Gran Socco)と言う広場までお願いする。
値段100Dh(約1000円ちょっと)。
約20分乗ったところで、この先がグラン・ソッコだと言われタクシーを降りる。
商店街を抜け、
ひろい広場にでる。ここがグラン・ソッコ(Gran Socco)。
マラケシュとは全然ちがう雰囲気。
確かに建物の色や形がヨーロッパに近い。
メディナの門をくぐり、
旧市街に入った途端、色んな人が声をかけてくる。
「モロッコに来た~!」って実感沸いてくる。
そこで、何やら映画の撮影?
こんな感じでセピア色の映画になるのかな?と勝手に妄想が膨らむ。
マラケシュのメディナに比べたらそれほど入り組んでないし、一人でも歩ける感じだけど、とにかく勝手に人がついてくる。
なんとか偽ガイドを振り払い、ホテルに到着。
今回のホテルは、Hotel Continental。
1888年にタンジェで最高級のホテルとしてオープンして、イギリスのビクトリア女王の息子のアルフレッド王子を迎えたこともあるけど、今は古びてわびしい感じ。
でも雰囲気のあるホテルで映画『シェルタリング・スカイ』で使われた事もあるんだとか。
まったくバリアフリーでないホテルのエントランス。
小さい荷物でよかった!
部屋からはタンジェの港が見えます。
室内は古いけど、ペンキを塗り替えたばかりのようで色はきれいで、値段からすると、まぁ納得。
トリプルルームでお風呂付(お湯も出る)、エアコンは無いけど朝食付きで一晩、54€/部屋。
ホテルの写真をまとめてみました↓
Hotel Continental, Tanger, Morocco in June 2011
荷物だけ置いて早速お昼を食べに町に繰り出す。
廊下はモロカンピンク。
マラケシュは、街全体がこんな色だった。
私達の部屋3階(日本の4階)。エレベータなし。
小さい子供がいる場合は目が離せません。
階段のステンドグラスはうっぐによる撮影。
街の建物も人が着ているものもどこかカラフル。
古いメディナの壁を抜けると港町のある新市街にでる。
今は使われていない鉄道の駅前広場のレストランでランチ。
モロカンサラダにミントティー、タジンそれとコーラを注文。
全部で80Dh(約860円)なり。
その後はタンジェのビーチでのんびり。
波打ち際まで遠い!
海の向こうにスペインのアンダルシアの山が見えてなんだか感動。うっぐも「イェーイ!」とパチパチパチ。
馬の向こうにうっすらと写ってるのがスペインです。
そう。ここのビーチではラクダではなく馬に乗れるみたい。
そして、同じビーチでもやはり女性は全身を着物でまとってます。
これがモロカンビーチなんだな~。
ビーチ沿いの遊歩道は整備されていてとっても歩き易い。
旧鉄道駅前の広場はとってもスペインぽい。
メディナに戻り、焼きとうもろこしを頂く。
1本3Dh(約30円)。
タンジェのメディナにもカスバ(昔のお城)があり、そこからの夕焼けがキレイだと言うので行ってみる。
ちょっとした広場の真ん中にキレイな色のインコが売られている。
スークを潜り抜け、住宅街をさまよいなんとかお城までたどり着く。
ここにも沢山の猫がのんびり生活している。
調度夕焼けが始まっていた。
アンダルシアも夕焼けに染まっていました。
メディナを歩いていて思ったことがある。
モロッコの人達の「扉」に対する想いってなんなんだろう。
建物のペンキがはがれていたり窓などが壊れていても家への扉や門はとっても綺麗に手入れされている。
なんだろう...
それにしても可愛らしい玄関口。
ここは私達のホテルの入口。
そしてサロンへの門。
うっぐもくつろぎます。
部屋に戻ったら、なんと「ハマム(モロッコのサウナ)」みたいに蒸している!
冷房が無い!扇風機もない!慌てて窓を開けて風をとおす。
モロッコの時間で22:30過ぎ(マドリードタイムでは23:30)。
調度お月様が登っていて妖しくオレンジ色に大きくタンジェの街を照らしている。
裏のモスクでは夜のお祈りの声が夜中中響き渡って、なんとも異国情緒あふれる雰囲気の中で眠りにつきました...
(2日目につづく...)
前回クリスマスに行ったのがあまりにも衝撃的で、最後にもう一度マラケシュに行きたいという夫。
でも4月の連休中にあの無形文化遺でもあるフナ広場で爆破事件があって旅行者も犠牲になった事もあってなかなか乗る気にならない私。
「じゃ、せめてタジンを食べに行くつもりでヨーロッパ色の強いタンジェは?」と言われ、ヨーロッパとモロッコの文化が入り交ざった雰囲気も味わってみたいと、タンジェ(Tanger)に行く事になりました。
スペインの最南端からフェリーで約2時間にあるモロッコの玄関口、タンジェ(Tanger)。
格安フライドをみつけ、
学校から直行する夫と空港で待合せ。
うっぐと私と二人で空港に向かう。
キャビンサイズのスーツケースをコロコロ転がすのはうっぐの役目。
家から持って行ったおにぎりとから揚げでお昼を済ませ、さぁ出発
ずーっとスペインのカラッカラの大地の上を飛んでいて、着陸のアナウンスが流れてからようやく海が見えてくる。
左側の陸がスペインのイベリア半島、右がモロッコのあるアフリカ大陸。
近い!
2時間弱で到着。
とってもモダンな空港。
ここからタンジェの町までの交通機関はタクシーのみ。
今回のホテルはメディナの中。
ホテルまでは150Dh(ディルハム)と言われ、メディナの外のグラン・ソッコ(Gran Socco)と言う広場までお願いする。
値段100Dh(約1000円ちょっと)。
約20分乗ったところで、この先がグラン・ソッコだと言われタクシーを降りる。
商店街を抜け、
ひろい広場にでる。ここがグラン・ソッコ(Gran Socco)。
マラケシュとは全然ちがう雰囲気。
確かに建物の色や形がヨーロッパに近い。
メディナの門をくぐり、
旧市街に入った途端、色んな人が声をかけてくる。
「モロッコに来た~!」って実感沸いてくる。
そこで、何やら映画の撮影?
こんな感じでセピア色の映画になるのかな?と勝手に妄想が膨らむ。
マラケシュのメディナに比べたらそれほど入り組んでないし、一人でも歩ける感じだけど、とにかく勝手に人がついてくる。
なんとか偽ガイドを振り払い、ホテルに到着。
今回のホテルは、Hotel Continental。
1888年にタンジェで最高級のホテルとしてオープンして、イギリスのビクトリア女王の息子のアルフレッド王子を迎えたこともあるけど、今は古びてわびしい感じ。
でも雰囲気のあるホテルで映画『シェルタリング・スカイ』で使われた事もあるんだとか。
まったくバリアフリーでないホテルのエントランス。
小さい荷物でよかった!
部屋からはタンジェの港が見えます。
室内は古いけど、ペンキを塗り替えたばかりのようで色はきれいで、値段からすると、まぁ納得。
トリプルルームでお風呂付(お湯も出る)、エアコンは無いけど朝食付きで一晩、54€/部屋。
ホテルの写真をまとめてみました↓
Hotel Continental, Tanger, Morocco in June 2011
荷物だけ置いて早速お昼を食べに町に繰り出す。
廊下はモロカンピンク。
マラケシュは、街全体がこんな色だった。
私達の部屋3階(日本の4階)。エレベータなし。
小さい子供がいる場合は目が離せません。
階段のステンドグラスはうっぐによる撮影。
街の建物も人が着ているものもどこかカラフル。
古いメディナの壁を抜けると港町のある新市街にでる。
今は使われていない鉄道の駅前広場のレストランでランチ。
モロカンサラダにミントティー、タジンそれとコーラを注文。
全部で80Dh(約860円)なり。
その後はタンジェのビーチでのんびり。
波打ち際まで遠い!
海の向こうにスペインのアンダルシアの山が見えてなんだか感動。うっぐも「イェーイ!」とパチパチパチ。
馬の向こうにうっすらと写ってるのがスペインです。
そう。ここのビーチではラクダではなく馬に乗れるみたい。
そして、同じビーチでもやはり女性は全身を着物でまとってます。
これがモロカンビーチなんだな~。
ビーチ沿いの遊歩道は整備されていてとっても歩き易い。
旧鉄道駅前の広場はとってもスペインぽい。
メディナに戻り、焼きとうもろこしを頂く。
1本3Dh(約30円)。
タンジェのメディナにもカスバ(昔のお城)があり、そこからの夕焼けがキレイだと言うので行ってみる。
ちょっとした広場の真ん中にキレイな色のインコが売られている。
スークを潜り抜け、住宅街をさまよいなんとかお城までたどり着く。
ここにも沢山の猫がのんびり生活している。
調度夕焼けが始まっていた。
アンダルシアも夕焼けに染まっていました。
メディナを歩いていて思ったことがある。
モロッコの人達の「扉」に対する想いってなんなんだろう。
建物のペンキがはがれていたり窓などが壊れていても家への扉や門はとっても綺麗に手入れされている。
なんだろう...
それにしても可愛らしい玄関口。
ここは私達のホテルの入口。
そしてサロンへの門。
うっぐもくつろぎます。
部屋に戻ったら、なんと「ハマム(モロッコのサウナ)」みたいに蒸している!
冷房が無い!扇風機もない!慌てて窓を開けて風をとおす。
モロッコの時間で22:30過ぎ(マドリードタイムでは23:30)。
調度お月様が登っていて妖しくオレンジ色に大きくタンジェの街を照らしている。
裏のモスクでは夜のお祈りの声が夜中中響き渡って、なんとも異国情緒あふれる雰囲気の中で眠りにつきました...
(2日目につづく...)
でも屋台のとうもろこしとか食べてうっぐ平気?
日本人って清潔民族でお腹弱いので海外に出るとすぐ下痢するじゃない?
こっちでも韓国人や長年住んでる私達は大丈夫だけど
旅行者は同じもの食べても香辛料のせいだったり水のせいだったりで下痢するもん。
炭酸が飲めない子供に毎回水を買うのも大変だし。
家族みんなお腹が鍛えられてるんだろうね。
ただで水くれる日本や韓国は有難い。
モザイクちっくなタイルも可愛いね。
翌日はクスクスかな?
私、ロンドンに居た時にモロッコ人のコックさんとお友達になってよくクスクス作ってもらったんだ。
やっぱり、あなたは海好きだね!
次の日に行った海も良かったらまた遊びに来てね~
ここの海はスペインの海と違って磯の香りがしたよ。焼きはまぐりが食べたくなったよ・笑
大丈夫でした!
もちろん水には気をつけていて歯を磨くときもミネラルウォーター。
なんでこんなにモザイクを使うようになったんだろうね。
暑いし、おおざっぱな性格の様に見えるモロッコの人達。
細かい仕事が好きなんだろうね...。