Spanish Breeze

夫のMBA留学に4歳の息子とついて、マドリードと上海での14ヶ月の生活を紹介していきます.

アンダルシア地方の旅 (第4日目)

2010-11-08 23:54:08 | 旅行 -Spain-
10月31日(日)
最終日。トレモリーノス(Torremolinos)~帰路へ

帰りの便は夜20時マラガ空港から
この日は、出来るだけトレモリーノスでのんびりする事に。
天気予報通り、朝焼けも無い、暗い朝

海の方は、晴れてる
でも後ろの山の方から冷たい風が雨雲を連れてきてる

雨が降り出す前に早速ビーチへ。


風が強く、雲の形も海の色もどんどん変化していて飽きもせず、波の音に包まれながらずーっと見入ってしまいました。

うっぐは、どこからか大きな流木を見つけ、もくもくと砂遊び。
  

少しだけ天気雨に降られたけど、ふと気がついたらとってもいい天気に
風は冷たいけど、照りつける太陽は本当に暑い!
気分も晴れ、今まで通り過ぎるだけだったトレモリーノスの町もすごくキラキラ輝いて見えました

まずは、ビーチ。




そして町中。



こんなにいい天気になるなら、この日にミハスに行けば良かったとチラッと思ったけど、今回拠点にしたトレモリーノスが素敵に思えたから良しとしよう。

最後に海を見ながらカフェランチをして、



またビーチに戻り、まったり過ごしてから、マドリードに帰ってきました

マドリード空港から帰りの地下鉄では、ハロウィーンパーティ帰りのリアル仮装した若者が沢山いました。
黒いマントにクワを持った死神や、魔女や、ドラキュラ、ゾンビ、流血してる人だったり。
とにかく、うっぐには見せたくないと必死に寝かしつけました...
国によってハロウィーンの印象がこんなにも違うとは思わなかった...

今回の旅行は、盛り沢山でした。
それでもアンダルシア地方と言えばの、フラメンコや、闘牛、ギター、シェリー酒など今回は経験出来なかったけど、
それなりに、いろんなスペインを見れたし、子供時代の自分も思い出したり。
何より、うっぐが元気に楽しんでくれたのが一番沢山充電してきました




アンダルシア地方の旅 (第3日目)

2010-11-08 01:06:13 | 旅行 -Spain-
10月30日(土)
トレモリーノス(Torremolinos)~ミハス(Mijas)へ

前の日、暑い中沢山歩いてバテバテで、本当は一日のんびりしたい気分だったけど、天気予報だと日曜日は雨。
また朝頑張って早く起きて、アンダルシア地方に点在する「白い村」一つ、ミハスへ向かいました。

白い壁にオレンジ色の屋根。壁に飾られたお花。
スペインのイメージでもあり、よく絵画にもなってる「白い村」。
今回のスペイン滞在中に絶対に行きたかった場所。


この日の朝焼けは、前日とは違って色が薄い。

今回は、トレモリーノスのバスターミナルから路線バスに乗って終点まで1本。気がラク
トレモリーノスの郊外を通って、海を横目に途中から結構険しい山道を登って約1時間弱(1.40ユーロ/人)。

町並みを見ながら、ふと高校の頃、オーストラリアで住んでいた家を思い出した。
最初の家は、白い壁にオレンジの屋根、前庭にはヤシの木があって「スペインの家だね」って言っていたんだった。
そして、日本の実家の斜め向かいには、フラメンコダンサー達が住んでいて、よくフラメンコギターや歌声が深夜にまで響いて、迷惑してたな~。
そして今回のスペインでの生活。何かこうなる運命にあったのかな...とまで思ったりして...

終点に着いて、バスを降りたら「う~寒い!」
天気予報の雨が早まったのか、雲もどんより

とりあえず、いつものようにインフォメーションセンターに行って地図をもらう。
 
↑ミハスの観光案内所
これじゃ、白い壁も空と同化しちゃうよ...


そうそう、ここの村はロバタクシーが名物で、うっぐ乗ったら喜ぶかな~と思ったけど、極端に怖がり結局一緒に写真すら撮れませんでした...
馬車15ユーロ、ロバの背中に乗るのは、10ユーロ。う~残念!


インフォメーションセンターの近くの展望台にあるラ・ペーニャ聖母礼拝堂(Ermita Virgen de la Pena)。
16世紀に修道士らが岩を彫り抜いたらしく、すごく素朴な礼拝堂。

うっぐは、このお庭に猫がいたり、カタツムリを発見し、テンションが上がる

寒いながらも元気いっぱい走る走る!


地中海を見晴らす山の中腹にあるだけあって、海に向かってこんな可愛い椅子が
天気のいい日は、アフリカ大陸まで見渡せるそうです。


向かいのお土産屋さん。

ゆっくり歩いても1時間で1周出来ちゃう位小さな村。
どこを見ても絵葉書になっちゃう
装飾がとにかく可愛い~
  

坂道を登った所に、闘牛場(Plaza de Toros)発見!
 

闘牛シーズンは夏らしく、もうやってないみたい。
動物保護で、バルセロナを始め闘牛禁止になって来てるらしいけど、ここはこれからもやっていくそうです。
それにしてもこじんまりして可愛い
1900年に作られた世界最小の闘牛場らしい。 


また猫発見!うっぐは猫が大好き
猫も必ず寄って来てくれます


こんな小さな村にも公園が。
とうとうポツポツ雨が降ってきちゃったけど、そんなのお構いなしに思いっきり遊ぶ。

村を周り始めたけど、とにかく寒い!
Cafeとかでお茶をするのを好まない夫も、さすがに「どっか入ろう!」と。
コーヒーやホットミルクを飲んで体を温めながら、ちょっと雨宿り。


充電したうっぐは、細い坂道をどんどん、どんどん走って行きます!



このお店は、おもちゃ屋さん。
可愛いお店なのに、ハロウィーングッズはちょっとホラー映画みたいなものが多かった...

よく絵や絵葉書に使われるSan Sebastian(サン・セバスチャン)通りへ。

Cafeも絵になる。

 
うっぐは、ひたすらじっとしていない。そうとう寒いんだろうね...
でも楽しく歩いてくれるので助かる。

 
ここは、表通りからちょっと裏に入った小路。
ここが一番素敵だった

どこを見ても絵になる白壁の家々と細い路地。
これで、空が真っ青だったらどれだけよかったか...今回は天気が残念だった

調度一周したところでトレモリーノス行きのバスが来てたので、乗って帰ることに。
14時過ぎに戻って来たので、中心地でランチを。
うっぐはそうとう寒かったんだろうね。終いにはこんな格好に


ケーキ屋さんのウィンドーもハロウィーン一色。
日本では見られないフランケンとお化けのケーキ。
 
スペインでは、ハロウィーンと言うと、フランケンみたいにちょっとこわめの仮装がメインみたい。
日本のかわいい仮装とはかけ離れてる...

この日の夕食は、ホテルの近くの中華。
トレモリーノスは、どうやら、イギリスやドイツからの観光客が多い街みたいで、至る所にIrish Pubとかがある。
大体の人が流暢に英語を話す。
イギリスの中華料理が美味しいから、きっとここの中華も美味しいに違いない、と言う発想から中華に決めたんだけど、これが大当たり!美味しかった♪
うっぐも沢山食べてくれてよかった。


ホテルに戻ってからプールをみると違う色にライトアップされていて、また幻想的でした。

夫の授業が始まる前に暖かいビーチリゾートでのんびりするのが目的だったのに、この日は、本当に寒かった!
そして、この日ほどスペインのいつもの青空が恋しいと思った日は無かった...