Marco blog

Que Sera, Sera / marco library / 北の旅人

年を…

2009年07月03日 | marco library
7/3.fri|先負|札幌のち|最高/22

今朝のサッポロ、
明け方の雨も上がっておりますが
相変わらず、どんよりとした曇り空です。



立川昭二著「年をとって、初めてわかること」新潮選書1,200円

古今東西の文豪がそれぞれの作品に書き連ねた思いの丈、
かなりの部分に、私小説が織り込まれて厚みを出している
内容を丁寧に読み解いておりますね。

川端康成であったり三島由紀夫、伊藤整、太宰治ets
太宰治は今年100周年ですか。

年をとって”は、けして老人と言う意味ではなく、たとえば
三十路の時に比べて、四十路ではいかがですかと…

因みに年をとると言いますのは定命の考えから来ております、
それはこうです、生れ落ちた時には、何歳まで生きられるか
定まっており(宿命)八十歳が定命の方が五十歳になった
時には残りは30年ですよと、ですから五十歳年をとった事
に成る訳ですね。
現代社会では“定命”が“寿命”に置き換えられております。
全うすることは、おめでたい事から…



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