goo blog サービス終了のお知らせ 

夢もよう・夢にっき

今は一瞬で過去になり、残る写真や日記もその時々で不思議もよう。まるで夢の中の出来事のよう

2007年問題

2005-12-02 | 気になる記事生き方
『 今日のノート

 インスタントラーメンや完熟卵、粉ふきイモ。
リタイアした男性を中心にしたボランティア組織
「ニッポン・アクティブライフ・クラブ(NALC)が
冊子にした簡単料理レシピは、こんなメニューも載せている。
妻の留守中や一人暮らしの人が実際に作った料理を集めたそうだ。
 
 男子厨房への勧めを説くNALC会長の高畑敬一さんは
「これから各地で教室を開き、出版もする計画」と話す。

 男の料理というと、妙に凝っていて
作れそうにないメニューも多い。
未経験の人はインスタントラーメンや缶詰から入門するのが現実的かもしれない。

 戦後に生まれた団塊の世代が2007年から順に60歳になる。
多くがサラリーマンとして定年を迎え
社会に様々な影響を与えると予測される。
いわゆる2007年問題だ。

 当事者の団塊の世代は定年後の生活をどのように描いているのだろうか。
やはりNALCが昨年行った意識調査によると
定年後は夫婦で旅行し、ボランティア活動に参加したいと希望する一方
年金の将来や健康、生活費に不安を持っている。

 目についたのは夫と妻で数値に開きのある項目。
夫婦別々の楽しみを見つけて過ごしたいと考える妻は夫の倍以上いる。
また、顔をつき合わせて暮らす不安を妻が感じているともある。

 男の簡単メニューで定年後の昼食は自分で作る。
一人になったときの備え以上の効果が見込めるのでは。
                      (野間裕子)
                12/2     読売新聞  気流 より

団塊の世代…問題か…
システムの基礎を作り上げてきた人達でまだまだ必要とされている
そういう人たちは、これからも
若い人の育成や人材として活躍できるべき場があってもいいのでは。

外での仕事がなくなれば、うちでの仕事を分担してするのは
当然だろうが、手引書なるものが必要となるのかも…
子育てより長い老後
家にずっといられ、何もせずわがままな引きこもり?ってことにも
年金の不安より、定年・熟年離婚が心配になるかも。
二人で何をするかよりも、お互いの自由を尊重し
二人で何が出来るかだろう。

体は楽器 よりよい声を

2005-11-30 | 気になる記事生き方
『 魅せる      森山良子

 高校時代にアメリカンフォークが流行し
学生という学生がギターを持ち
主催、出演するコンサートがいくつもあった。
私もカントリー&ウエスタンのバンドで歌っていたら
あこがれの先輩で、別のバンドをやっていた黒沢久雄さんに
ジョーン・バエズのレコードを渡され
「曲を覚えて来い」と。
毎日、学校の正門で待ち合わせ、黒沢家で練習しました。
ある日、レコード会社の人がやって来て
自作の「この広い野原いっぱい」でデビューしないかって。

 こんな小娘が作った歌を世の中に出すなんておこがましい。
デビュー曲は他の曲でと断ったけれど
どうしてもこの曲でと押し切られた。
フォークソングの時代の渦にのまれ
ジャズはちょっと置いといてという感じ。

 次の「禁じられた恋」はレコード会社の要望で
歌謡曲の要素が入り、こぶしを入れて歌えと言われ
ものすごく抵抗感があった。
学生時代の友だちは「良子、そんなもの歌うんだったら
もう友だちじゃねえぞ」って。
でもヒット曲を作ろうとする大人たちの熱意はすざまじかった。
プロとはこんなに執念深く、エネルギッシュで
きめ細やかな仕事をするんだと、勉強になりました。

 私のはクラシックの発声法。
中学2年から同じ先生に教えていただいている。
調子が悪い時「もう駄目です」と
涙ながらに駆け込むと
イマジネーションの持ち方を変えなさいとか
体操をしなさいとか
先生の言われた通りにすると
また声が出る。

 ノドだけでなく
もっと体全体を筒のような楽器として
使わないといけない。
より良い声、よりよい表現をめざしたいから。
                       聞き手・持丸直子
               11/30    読売新聞 芸能より

今も変わらない透明感のある歌声は、努力のたまものだったのだ。

「手帳」使い方いろいろ

2005-11-26 | 気になる記事生き方
『      予定や記録を自分流に

 これからのスケジュールや日々の出来事を書き記したり
赤ちゃんの成長記録を残したりと、便利な手帳。
このごろは、旅先での思い出を記録した「プりクラ」や
テーマパークの入場券をはって楽しむなど使い方も様々です。

  ■展示
         資料館に 行ってみた

 東京都台東区に「日本文具資料館」があります。
手帳のコーナーは入って右奥にあります。
国内初の手帳は「懐中日記」です。
当時の大蔵省(現在の財務省)印刷局が
フランスの日記を参考に、1879年(明治12年)に作った手帳です。

 1ページに2日分の記入スペースがあり、天候や寒暖が書き込めるようになっています。
特徴は収録されているデータが充実していることです。
歴代天皇の名前に始まり、小包料金、列車時刻表、年齢早見表、銀行一覧から
観光名所案内なども盛り込まれています。
鉛筆差しと鉛筆がついています。

 「軍隊手帳」は、カバーが布製で、裏表紙に名前を書く欄があります。
持ち主の名前と生年月日、軍のどの隊に所属していたかすぐにわかるようになっています。
手帳自体は、日々の出来事を記すものではなく
軍人の心得が書かれた冊子のようなものです。
赤い文字で書かれた部分は特に重要で
すべて暗記して、いつでも言えるようにしておかなければならなかったそうです。
         11/26  読売新聞 KODOMO 学ぶより  

日本初の懐中日記は、色んなデータが入っていて重宝がられあっという間に広まったことだろう。
来年の手帳、日記帳が文具店や書店にたくさん並んでいる。
「10年日誌」5年3年などいろいろある。
たしか子どもの頃に、父が使っていた
そんな長いこと同じ日記を使うのはボロになるし飽きるのに
何でと思っていたが、今はいいかもしれないと思うようになった…
会った人、作ったもの、出かけたこと、感じたこと、気がついたこと
体調、出来事、食べたもの、成長記録など。
去年の今ごろはとか、何年前のことだろうと思い見ればすぐ分かるのだ。
自分史ってとこかな
10年後自分はどうなっているだろうか。 
自分の行く末に思いをはせる今日この頃である。 

"ズレ"解消 ペダルに全力

2005-11-25 | 気になる記事生き方
シリーズ 歯科    歯と全身の病  ・・・3・・・
 
 小学校の時、初めて行った自宅近くの豊橋競輪場(愛知県豊橋市)。
大声援を背に、トラックを疾走する銀輪がまぶしかった。
 「自転車で、誰よりも速く走りたい」

 そう夢見た少年は、20年後の今、日本を代表する自転車選手となった。

 金子貴志さん(30)。
今夏、競輪で通算200勝を達成。
ロシアで今月開かれたワールドカップでは、スプリント部門で
銅メダルを獲得し、来春フランスで開かれる世界選手権の出場権を得た。
1995年にデビュー、勝ち星を重ねた。

 しかし、3年目にスランプに陥る。
結果を出そうと過酷な練習を重ねるほど、原因不明の左側頭部の片頭痛が
激しくなり、体調を崩した。

 「歯の治療後に調子を取り戻した競輪選手がいる」と聞いた。
早速、高浜市の港デンタルクリニックを受診した。

 力を振り絞る時、人は歯を食いしばる。
この時、かみ合わせにズレがあると力を出し切れない。
日常生活では問題なくても、競技の世界では命取りになる。

 同クリニックの歯科医、中村昭二さんが重視するのが
中央の前歯から数えて左右の5番目と6番目の上下の歯。
「かむ時に力が集中する部分。ここがずれると
十分な力を発揮できない」という。

 金子さんは、左下の5番目の歯が内側に傾き
上の歯とかみ合っていなかった。
そこで上の5番目の歯に樹脂のレンジをかぶせ
近くの歯を少し削ってバランスを整えた。

 治療後の練習で効果を実感した。
筋力トレーニングなどで、かつてない力を出せるようになり
厳しい練習後も片頭痛が起こらなくなったのだ。

 「かみ合わせが悪いと、あごから側頭部にかけての筋肉や
首の後ろの筋肉が過度に緊張して頭痛の原因になる」とみる。

 慢性的な頭痛は脳腫瘍などでも起き、鑑別のための検査が欠かせないが
原因不明の頭痛が、かみ合わせの治療で治まることは少なくない。

 スピードの限界を競うスポーツ選手を、歯科医の技術が支える。
11/24     読売新聞  医療ルネサンス No.3742より   

激しい偏頭痛が、歯のかみ合わせに問題があったなんて!
人間の体って、みんなつながっているんだね!

再出発へ手厚い訓練

2005-11-22 | 気になる記事生き方
 考える 仕事と進路

 ステンレス材を削り、実験機器の部品を黙々と作る男性(24)が
<それまで>を振り返った。

 「考えが甘かったと言うしかない。大学を選んだ時も、やめた時も」。
男性は、2000年に都内の私立大学工学部に進んだが
学びたいことや将来やりたい仕事があったわけではない。
理系科目が得意で、教師に
「この大学なら受かる」と勧められたからだ。
 
 遊びに夢中になり、昨年3月に2回目の留年が決定した。
両親は反対したが「働く方がマシ」と退学。
アルバイトをしながら電機メーカーなどを3社受けたが
すべて不採用だった。

 「手に職がないと駄目だ」。そう思ったのは昨年7月。
県立土浦産業技術専門学院の、機械加工科の訓練募集を知り入校。

 一人当たり約100万円かかる訓練費用は国の委託料でまかなうため
本人の負担はゼロ。
実習先の企業からは給料も支給され、就職の世話もする。
同科はフリーター・ニート対策として
更生労働省が進めるモデル事業で新設された。

 至れり尽せりの内容だが、全国に31コースある同様の
モデル事業の定員(450人)に対する入学者は286人で、わずか六割。
同学院の訓練課長は「今の若者は、汗や油にまみれた地味な仕事を敬遠しますから」と
対策の難しさを打ち明ける。

  ―――中略―――

 莫大な税金をつぎ込んだ対策にもかかわらず、成果はまだ少なく
この問題の根深さを浮き彫りにしている。(梅沢清次)
11/22     読売新聞 教育ルネサンス No205 より



甘い、手に職をつけなくてはと、気づき
その男性のように自ら意欲を持って実行できればいいのかもしれないけれど…

 まず自分が何をやりたいかではなく、何が出来るかではないだろうか。
出来ることからやってみる。
周りとどのようにかかわることが出来るか、自分がどんな役に立つか。

私たちは物心がついてから死ぬまで人とつきあっています。
ずっと他人の影響を受けているのです。
他人の真似をして育つといってもいいのではないでしょうか。
どう受け止め、どう行動するかは、自分自身にかかっている。

あまりに大きな夢や、憧れ思いつきではなく、身近な
これなら出来ると思えるものからやってみて
地道に自分の責任で生きていくことが必要なのでは。

癒やし求める若い女性

2005-11-17 | 気になる記事生き方
  修行の旅 
     安らぎの場で己見つめる
              座禅、写経、護摩祈祷・・・


 宿坊に泊まりこんで、座禅を組んだり写経をしたり。
そんな<修行の旅>が、若い女性達の間で脚光を浴びている。

 「疲れた心を癒したい」「日本の伝統を肌で感じてみたい」。
動機は人それぞれだが、いずれも贅を尽くした宿や料理を求めるのではなく
心身を削るような“荒行”に挑むものでもない。

 真に安らげる場に身を置くことで
自らをゆっくり見つめなおしたいという思いに駆り立てられての
<心の旅>だ。


 ろうそくの明かりだけが頼りの、薄暗い空間。
右足を左膝の上に乗せる半カ座の姿勢で、6人の男女が座っていた。

 目は半眼。左手の上に右手を置く、法界定印を結んでいる。

 真言密教の聖地、高野山(和歌山県)にある一乗院の和室。
「雑念とは闘うのではない。放っておくのです」
と、佐伯公応副住職(48)が穏やかに説く。

 瞑想法の一つ、「阿字観」。
同寺では、写経などと共にその入門編を体験できる。
いわば、密教の座禅。

大日如来を表す梵字の「ア」を唱え
その響きを感じることで、宇宙との一体感を得る。

宿坊の宿泊者を対象に5年前から開講
申し込むのは20~30代の女性が多いという。

 「ただ参拝するだけでなく、何かを体験したいという傾向がこの数年
特に若い人に強い」と佐伯副住職。

 密教の奥義の一部を含む阿字観を理解するのは容易ではない。
それでも「1秒でも2秒でも、すっきりとした気持ちを味わってもらえれば
充分やと思っています」と話す。
          11/17      読売新聞  こころのページ より

 みんな色々抱えているんですね
現実から離れてこころを解き放ちたいという願望
物や金では得られない何かを求めて…



演劇で学んだ「言葉は心の震え」

2005-11-07 | 気になる記事生き方
『 あのころ   フリーアナウンサー 福沢 朗さん(42)
 
 大学3年生から5年生までの3年間
文学座の流れをくむプロの劇団の養成所に在籍していました。
当時受けていた演劇訓練は今でも役立っています。

 教えられたことの一つが「言葉とは心の震えである」とういこと。
声帯が震えれば「声」は出るけれど、心を震わせないと「言葉」にはならない。
つまり、感情が込められていないと「言葉」は人に伝わらない、というのです。

 <養成所には大学を休学して通う。だが正規の劇団員には選ばれず
大学に6年生として戻り、就職活動を始めた>


 大学の就職課に行ったら
「成績表の優が少なく、演劇をしていた文学部出身者なんて就職出来ない」
と言われました。
腹が立ちました。
じゃあ、見返してやろう、プロの表現者になろうと
日本テレビのアナウンサー試験を受け、合格しました。

 <入社後は明るいキャラクターで人気を集め「ズームイン!!朝!」
「高校生クイズ」など多くの番組を担当。今年、独立した>

「高校生クイズ」は10年間担当しました。
気になったのは、年々、高校生達の喜怒哀楽の表現が乏しくなっていることです。
以前はクイズに正解して勝ち抜くと、狂喜乱舞したものでした。
最近は、勝っても負けても、泣いたり笑ったりしない。
感情をどう表現すればいいのか、わからないようなんです。
能面のようで、ちょっと怖いですね。

 養成所では「感情解放」という訓練もありました。
楽しいことを想像してひたすら笑ったり、悲しいことを考えて泣いたり
大げさに感情を表現するのです。

 学校にもこんな授業があればいいですね。
最初は難しいですが、自分の表現や発言の一つ一つが持つ意味
相手に与える印象などがわかるようになりますよ。
                    (聞き手 上原三和)
            11/7   読売新聞 教育ルネサンス 月曜版より

 見返してやりたいと思うこと、けっこうあるよね。
そう言われ発奮したから、今の福沢さんがあるということになる。
見返してやりたくても、中々思うようにならないのに、やってのけれることがやっぱりすごい人なんだ


講演「古本屋の本の読み方」

2005-11-04 | 気になる記事生き方
 感動した言葉 書き写して         作家  出久根 達郎さん

 私には、小説家と古本屋の親父という二つの顔がある。
 ―――略―――
 少年時代、貧乏で本を買えなかったため、移動図書館に父親が連れて行ってくれた。
一人3冊の本を架空の名義を使ってまで借り
漱石全集や江戸川乱歩全集を読んだ。

 中学に来た求人で東京・月島の本屋に就職が決まり、14歳で上京した。
そこで初めて自分の勤め先が新刊書店ではないと知りがっくりした。
今となってみると、私の幸運は、古本屋さんだったことだ。
ヒマだから、たくさん本を読める。
新刊書店では、忙しすぎて本を読む時間などない。

 古本屋の修業として、古典の内容をつかめと言われた。
どうするか。解説を読めばいいと気づいた。

 また、索引を見れば、好きな項目から読むことが出来る。
勉強はこうやればいいんだと、自分で方法を見つけた。

 辞書を引くときには、引いた語に赤い印をつける。
勉強すればするほど、増えていくのが楽しい。
勉強というのは目に見えないものだから
赤い線を引くことで証拠に残すといい。

 本を読んだとき、自分が感動した言葉を書き写すことを勧めている。
自分で書いたものは、後々必ず読み直すもの。
本を読んで楽しみ、書き写して2度楽しみ、あとで読み返すと3度楽しめる。
自分の精神を培った過程を見ることができ、貴重な財産となる。
 ―――略―――
    11/3   読売新聞  「読売教養講座公開授業」 in関西大学  より

 辞書に赤い印が沢山ついていると、すごく勉強したみたい。
なるほど、赤い印が増えていくのが楽しいと言う気持ちで勉強すれば、身についたのかも。

実は私、4年ぐらい前から、読んだ本を、自分なりにまとめワードで残しています。
(なるべくそのままの文章で、余分?な部分を省き書き写したって感じかな)
キーを打つのはボケ防止にもなるし(書くことが苦手)、読んだ証拠にもなるし
かさばらないし、いつでも何度でも見れるし。
時間がかかるけど、読んだということは、まとめたということで
ちょっぴり充実感が味わえる
それで満足して、内容はすっかり忘れてしまっている可能性あり

本を読んで楽しみ、書き写して2度楽しみ、あとで読み返し3度楽しめるって考えるとすごい!
読み返してみると、時々で全く違った感じ方や新たな感動や発見があったりする。

最近は、本は休憩。
かなりたまっている(お金ならいいんだけど)新聞の切抜きを整理しまとめています。

木の不思議に迫る

2005-11-02 | 気になる記事生き方
 サイエンス  科学しようヨ!
      たいへんさわかった
     枝の伸び縮み実験
 

 京都大ジュニアキャンパスから。
杉山淳司さん(生存圏研究所)が、まず問題を出した。

――木の皮をむいたら、どうなる?
「枯れる!」――正解。
――では幹に穴を掘って熊が住み着いたら、木は?
「……生きてる?」――そのとおり。

 つまり、木で生きているところは皮で
太い中身はただの骨だってこと。木は不思議だ。

 種類は、葉の幅が広い広葉樹と、針みたいな針葉樹。

 広葉樹は、春になると皮の部分に水を吸い上げる管をいっぱい作る。
夏には冬に備えて硬く強い細胞を作る。

 針葉樹は、細胞はほとんどが同じ種類で、季節によって
厚みが変わるだけ。
秋になったら幹の仕事はおしまい。
木って楽ちん?

 皮で作った細胞は一ヶ月ほどで骨になる。
季節ごとに細胞に違いがあるので、年輪ができる。
顕微鏡で見ると、小さい管がたくさんある。
丸い管って折り曲げに強いから、たくさん集った木は軽くて強い。
だから、建築にも使われる。

日本には、世界最古と最大と最も高い木造建築があるんだ。
(こたえは次回)

ほかにも家具、食器、虫除け剤など多くの使い道がある。
水に沈む重い木もあるし、たたいたりするといい音がして楽器になる木もある。

 最後に実験。
直径5センチほどの枝を切って、機械で伸び縮みを測ってみる。
計測係の子は「0.1%縮んだ」。
ちょっと難しいが、切った枝の表面付近は
1センチ四方くらいの断面に、体重100キログラムの人が
ぶら下がったぐらいの力で引っ張られていたということらしい。

「台風などに備えて日ごろから頑張っていたんだ」。
木って結構大変!


               11/2  読売新聞より 』 

 何十年何百年何千年の厳しい自然に耐えて、頑張って生きている。
そして、人間に恵みをたくさん分けてくれている。

自然界の不思議、多くの生命がバランスを保って、共に生き循環しているこの世の中。
大切にしなくては。

無一物でもくじけない

2005-11-01 | 気になる記事生き方
 裸一貫

 自分の体のほか、何も資本がない状態。

貫は銭を数える単位で
一貫は一文銭1000枚(実際には、江戸時代は960枚)。

 落語の「時そば」に出てくるかけそばが一杯16文。
60杯は食べられる計算になる。
体だけでもそのくらいの値打ちはあるのだから
無一物でもくじけまいと言う自分への励ましを込めた言葉だろう。

 「裸八貫、ふんどし一貫」「裸百貫」の言い方もある。
「日本国語大辞典」を引くと
「裸一貫」より「裸百貫」の方が用例が古い。
元は10万文だったのが、値崩れしたか。
            11/1  読売新聞 日本語日めくり より

 「裸百貫」なんて言い方もあったのか。
値打ちが百から一に下がったのか、物価が上がったのか。

何もないけれど、自分の体がある。
物に頼らない?
自分の体で勝負する。金を稼ぐ。
男らしい、勇敢な感じがするが…
リセット!?