『 「ゆめかたり 桔梗乃前」
物語のあらすじ
平将門の想われ人桔梗の前は、将門死後、とある山寺に隠れ住み、仏と共にある日常を送っていた。
しかし彼女の心は、将門の死にまつわる秘密と恋人田原藤太への想いに苛まれるとともに少女の頃に夢見た「この世に立身して、生きた証を刻印したい」という希求が
草深い坂東の地に、見果てぬ夢として、立ち枯れて行く焦燥にもかられていた。
そして、その思いは、生まれ育った都大路への望郷の念と一体となって
彼女の夜の眠りを平安を奪っていた。
その中、平将門の娘だと名乗る異形の尼僧が訪ねて来る。
若い尼僧は「自分には人としての名が無く、その為に、この世にもあの世にも身の置き所を失い夜叉となってしまった。
だから、名を取り戻し、人として生きる為に母を捜しているのだ」と言う。
そして、自分を棄てた母こそが、桔梗の前だと……。』
を、銀座小劇場に観に行ってきました。
現実離れした話のようで、あらすじを読んだだけでは分かりにくかったので
どんなんだろうと思ってました。
桔梗の前の朗読のような長いセリフは若者にはちょっと
不人気でしたが(眠くなったそうです)
よく聞いていたら少しづつ話の内容が分かってきた。
将門を裏切り、子どもも棄て、恋人との都くらしを夢見て…
そして、若い尼僧が、復習をするために母を捜してやってくる。
現代の人間にも通じるものがあるなと感じました。
その娘、尼僧役が、近所の親しい“えっこちゃん”なのです。
涙も迫力もありとてもよかったです
養成所を卒業して、新人女優としてバイトをしながら頑張っているえっこちゃん
体中にジンマシンのようなものが出ていて(精神的なものもあるらしいが)
顔と見える腕、膝から下だけに出ていないのでなんとかなったらしい。
足は外反母趾だし痛々しかった。
でも、そんなことをぜんぜん感じさせないくらい
バイタリティのある演技だった。
よかった、感動したよ
えっこちゃんの頑張りを見た次の日
浅草で門前町の賑わいを見ました。
物語のあらすじ
平将門の想われ人桔梗の前は、将門死後、とある山寺に隠れ住み、仏と共にある日常を送っていた。
しかし彼女の心は、将門の死にまつわる秘密と恋人田原藤太への想いに苛まれるとともに少女の頃に夢見た「この世に立身して、生きた証を刻印したい」という希求が
草深い坂東の地に、見果てぬ夢として、立ち枯れて行く焦燥にもかられていた。
そして、その思いは、生まれ育った都大路への望郷の念と一体となって
彼女の夜の眠りを平安を奪っていた。
その中、平将門の娘だと名乗る異形の尼僧が訪ねて来る。
若い尼僧は「自分には人としての名が無く、その為に、この世にもあの世にも身の置き所を失い夜叉となってしまった。
だから、名を取り戻し、人として生きる為に母を捜しているのだ」と言う。
そして、自分を棄てた母こそが、桔梗の前だと……。』
を、銀座小劇場に観に行ってきました。
現実離れした話のようで、あらすじを読んだだけでは分かりにくかったので
どんなんだろうと思ってました。
桔梗の前の朗読のような長いセリフは若者にはちょっと
不人気でしたが(眠くなったそうです)
よく聞いていたら少しづつ話の内容が分かってきた。
将門を裏切り、子どもも棄て、恋人との都くらしを夢見て…
そして、若い尼僧が、復習をするために母を捜してやってくる。
現代の人間にも通じるものがあるなと感じました。
その娘、尼僧役が、近所の親しい“えっこちゃん”なのです。
涙も迫力もありとてもよかったです
養成所を卒業して、新人女優としてバイトをしながら頑張っているえっこちゃん
体中にジンマシンのようなものが出ていて(精神的なものもあるらしいが)
顔と見える腕、膝から下だけに出ていないのでなんとかなったらしい。
足は外反母趾だし痛々しかった。
でも、そんなことをぜんぜん感じさせないくらい
バイタリティのある演技だった。
よかった、感動したよ
えっこちゃんの頑張りを見た次の日
浅草で門前町の賑わいを見ました。