読売新聞朝刊より
食ショック 消費者も学ぶ必要
日本の高い技術を食料増産に応用できないか。
研究者の間で、様々な取り組みが始まっている。
発芽した種子に特殊な処理を行うことで、通常の食物より光合成の効率がはるかに高い「突然変異株」を生み出すことに成功した。
<中略>
千葉県館山市にある、東京海洋大学の研究所の水槽では、精子になる前のマグロの細胞(精原細胞)を移植したサバの稚魚が泳いでいる。
研究中の「サバにマグロを生ませる技術」だ。
成長するとマグロの精子や卵子を持つサバになる。交配させれば大量のマグロの稚魚が生まれてくる。
成魚の体重が数百キログラムに達するマグロに比べ、サバははるかに育てやすい。
「マグロの稚魚を養殖や放流することで、減少しているマグロを補うことができる。2012年には技術を完成させたい」と意欲を示す。
卵は国産と思われがちだが、飼料を輸入に依存するため自給率(カロリーベース)は10%(06年度)に過ぎない。親鳥の90%以上は輸入だ。
農漁業の担い手が減る一方で、国産よりやすい輸入食品があふれているのが日本の現状だ。
安全・安心な食品選びには、消費者自身が学ぶ必要もある。
「細る自給率」をどう食い止めるか、国民一人ひとりの食に対する意識も問われている。
識者インタビュー カギ握る植物の活用
横浜市立木原生物学研究所長 駒嶺 あつし氏
世界の耕作可能な土地は限られており、養える人数は約80億人と推計されている。
一方国連では、2050年には世界人口は92億人になると予想している。
このままでは将来、多くの餓死者がでることになる。
将来、石油が枯渇する懸念もある。
中国やインドが急成長を続け、今以上に石油を大量に消費する国になれば、その時期は早まるだろう。
<中略>
こうした問題を解決するカギを握っているのが植物の活用だ。
具体策は二つある。
一つ目は、砂漠や寒冷地、塩分が多い土地でも育つ作物を作ることだ。
耕作が行えなかった土地を農地に変えることが出来る。
もう一つは、植物自体の生産性を高めることだ。
食料だけでなく、バイオ燃料にも使えばいい。これが、21世紀の人類が生きる道絵、科学者に課せられた使命だ。
今はガソリン価格が高いと騒いでいるが、ガソリンの代わりにトウモロコシ(から作るバイオエタノール燃料)をどんどん使っていたら、今度は食べ物がなくなる。
ガソリンがなくても生きていけるが、食べ物がなければ生きていけない。
日本では拒否反応が強い遺伝子組み換え作物の利用も考えるべきだ。
日本が世界に果たせる役割もある。日本の進んだ農業技術をアジア諸国に無償で移転することだ。
アジアの農業の生産性を上げる手助けは出来る。
アジアの中で自給自足できる体制を目指すべきではないか。(おわり)(聞き手幸内康)
ショック!突然変異を利用したり、サバにマグロを生ませたり、遺伝子を組み換えたりと信じられないことになっている!
多くの研究、実験、発明によって、信じられないほどの進化を遂げている
人間はなんだってできると思い込んでも不思議ではないような世界だ・・・
過信し、慢心になりエスカレートし、自然破壊、人間変異につながらないことを祈るばかりだ
ガソリンがなくても生きていけるが、食べ物がなければ生きていけない
しかし、マグロを食べなくても生きていけるではないか!
どこのお店を見ても多種多彩な大量の食材、食品がいつでも並んでいる
残ったものはどうしているんだろう?なぜ残る程、捨てるほど仕入れるの?っていつも気になる(消費者の責任も大)
大量生産、大量消費、大量廃棄、飽食が当たり前になっているからこういうことになるんだ
季節のものをその時とれた物を無駄なく食べるようにすると美味しくも感じ感動もするだろう
あるものをあるように食べるようにすれば、捨てることもなく食べ過ぎることもダイエットすることもなく健康でいられるはず
不便な中の智恵
まず、あるものを使い切る工夫をして、廃棄をより少なく再利用の方法、自然に循環できる方法をもっと考えるべきだ!
食ショック 消費者も学ぶ必要
日本の高い技術を食料増産に応用できないか。
研究者の間で、様々な取り組みが始まっている。
発芽した種子に特殊な処理を行うことで、通常の食物より光合成の効率がはるかに高い「突然変異株」を生み出すことに成功した。
<中略>
千葉県館山市にある、東京海洋大学の研究所の水槽では、精子になる前のマグロの細胞(精原細胞)を移植したサバの稚魚が泳いでいる。
研究中の「サバにマグロを生ませる技術」だ。
成長するとマグロの精子や卵子を持つサバになる。交配させれば大量のマグロの稚魚が生まれてくる。
成魚の体重が数百キログラムに達するマグロに比べ、サバははるかに育てやすい。
「マグロの稚魚を養殖や放流することで、減少しているマグロを補うことができる。2012年には技術を完成させたい」と意欲を示す。
卵は国産と思われがちだが、飼料を輸入に依存するため自給率(カロリーベース)は10%(06年度)に過ぎない。親鳥の90%以上は輸入だ。
農漁業の担い手が減る一方で、国産よりやすい輸入食品があふれているのが日本の現状だ。
安全・安心な食品選びには、消費者自身が学ぶ必要もある。
「細る自給率」をどう食い止めるか、国民一人ひとりの食に対する意識も問われている。
識者インタビュー カギ握る植物の活用
横浜市立木原生物学研究所長 駒嶺 あつし氏
世界の耕作可能な土地は限られており、養える人数は約80億人と推計されている。
一方国連では、2050年には世界人口は92億人になると予想している。
このままでは将来、多くの餓死者がでることになる。
将来、石油が枯渇する懸念もある。
中国やインドが急成長を続け、今以上に石油を大量に消費する国になれば、その時期は早まるだろう。
<中略>
こうした問題を解決するカギを握っているのが植物の活用だ。
具体策は二つある。
一つ目は、砂漠や寒冷地、塩分が多い土地でも育つ作物を作ることだ。
耕作が行えなかった土地を農地に変えることが出来る。
もう一つは、植物自体の生産性を高めることだ。
食料だけでなく、バイオ燃料にも使えばいい。これが、21世紀の人類が生きる道絵、科学者に課せられた使命だ。
今はガソリン価格が高いと騒いでいるが、ガソリンの代わりにトウモロコシ(から作るバイオエタノール燃料)をどんどん使っていたら、今度は食べ物がなくなる。
ガソリンがなくても生きていけるが、食べ物がなければ生きていけない。
日本では拒否反応が強い遺伝子組み換え作物の利用も考えるべきだ。
日本が世界に果たせる役割もある。日本の進んだ農業技術をアジア諸国に無償で移転することだ。
アジアの農業の生産性を上げる手助けは出来る。
アジアの中で自給自足できる体制を目指すべきではないか。(おわり)(聞き手幸内康)

多くの研究、実験、発明によって、信じられないほどの進化を遂げている
人間はなんだってできると思い込んでも不思議ではないような世界だ・・・
過信し、慢心になりエスカレートし、自然破壊、人間変異につながらないことを祈るばかりだ
ガソリンがなくても生きていけるが、食べ物がなければ生きていけない
しかし、マグロを食べなくても生きていけるではないか!
どこのお店を見ても多種多彩な大量の食材、食品がいつでも並んでいる
残ったものはどうしているんだろう?なぜ残る程、捨てるほど仕入れるの?っていつも気になる(消費者の責任も大)
大量生産、大量消費、大量廃棄、飽食が当たり前になっているからこういうことになるんだ
季節のものをその時とれた物を無駄なく食べるようにすると美味しくも感じ感動もするだろう
あるものをあるように食べるようにすれば、捨てることもなく食べ過ぎることもダイエットすることもなく健康でいられるはず
不便な中の智恵
まず、あるものを使い切る工夫をして、廃棄をより少なく再利用の方法、自然に循環できる方法をもっと考えるべきだ!