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鎌倉八百ヶ谷戸

鎌倉の街はそのものが環境遺跡

善財 一 写真集

荏柄天神

2021-11-14 15:34:54 | 環境遺跡 鎌倉の谷戸

鎌倉八百ヶ谷戸》Web写真集(PCの大画面で見てください)

石段を上がったところが荏柄天神。

他の寺社と同様に山際が掘削されて神域が構成されている。

古い神社の境内には、ことに背後の山には横穴式の古墳を利用した祠が設けられていることがある。

門をくぐって右手の、石段を上がったところの熊野社がそれではなかろうか。

荏柄天神の門の横にイチョウの古木がある。神々しい。

荏柄天神は、頼朝の鎌倉開幕以前からあった古い神社である。

広角レンズでは画面におさまらないので、また、ホックニー風のフォトコラージュを試してみた。


獅子舞辺り

2021-11-13 10:09:15 | 環境遺跡 鎌倉の谷戸

鎌倉八百ヶ谷戸》Web写真集(PCの大画面で見てください)

 

鍛冶ヶ谷や上郷などから山中を経て鎌倉に入る古道があった。

現在、ゴルフ場となっている辺りに古道があったようだ。

鎌倉を取り巻く山並み(現在は天園ハイキングコースとなっている)を越えて市中に入るのだが、ほとんど踏み分け道程度であったと思われる。

ハイキングコースの大平山を降ったところが獅子舞。

かなりの急坂で、馬を利用しての通行は難しいと思う。

だが、鎌倉へ入るための道の一つであれば、平地に出た獅子舞の辺りに武家屋敷が設けられていたとも考えられる。

そんな風景が遺されている。

 

現在、獅子舞の山裾の平場が市民農園になっている。

山中から降ってきた古道を見下ろすような位置に平場がある。

その裾が鎌倉石の石垣で補強されたようだ。

ただし、鎌倉石は脆弱であるため風化しており、近代に至ってコンクリートで補強されたようだ。

それでも摩滅して隙間だらけになっているため、今は金網で補強されている。

いずれ崩れるのだろう。

電力会社の設備が目の前にあり、農園のための用具置き場が谷戸の奥の方に設けられているのが残念だ。

いい景色なんだけどなあ。


まだ東御門の辺りを歩いている

2021-11-11 19:16:22 | 環境遺跡 鎌倉の谷戸

鎌倉八百ヶ谷戸》Web写真集(PCの大画面で見てください)

 

木立で囲まれた空地。

手入れもされていないようだが、庭木が枯れることもない。

雑草は、時に癒しの材料となる。

藪は、このままでもいい。

ずっと家が建たなければいいのだが・・・。

 


東御門の奥の・・・

2021-11-09 08:05:39 | 環境遺跡 鎌倉の谷戸

《鎌倉八百ヶ谷戸》Web写真集(PCの大画面で見てください)

 

東御門の奥。

一叢の竹がなくなったことで、そろそろ宅地化されるのではなかろうかと感じていた。

それまでは、少々の畑作があり、空地の奥が駐車場になっていた。

見える範囲は2段程の平場で、山際が切り立つような崖面。

ヤグラは3か所ぐらい、かろうじてその痕跡がある程度。

さらに上の方にも狭い平場があるのだが、細竹が茂っていて確認に上がれない。

ここ2年ぐらいは藪が進んでいて、畑もなくなっていた。

背丈まではいかないが、草は伸び放題

ついに家が建つようだ。


東御門の辺りで

2021-11-06 15:15:35 | 環境遺跡 鎌倉の谷戸

《鎌倉八百ヶ谷戸》Web写真集(PCの大画面で見てください)

 

ずうっと空き地であった。

時々訪れて眺めてはいたのだが、ずいぶん草が茂ってしまった。

冬枯れの状態が最も谷戸の観察に適しているのだが、この程度であれば、こうして雑草の中に立って谷戸を体感するのもいいかもしれない。