都市への入口辺りには都市を守るための施設が設けられている
十二所の辺りは朝比奈の切り通しを経て鎌倉に入る道と金沢から白山道を辿り現在の鎌倉霊園の中に存在した和泉ヶ谷を経て鎌倉に向かう道が一つになるところ
当然のことだが守りの要とされたであろう
瑞泉寺方面へ山越えする道も十二所から
現在の金沢街道に沿ったいくつもの谷戸はほとんど住宅地
その隙間に古い地形が遺されている
現在の畑とされているところなども武士の居館であったように感じられる
大慈寺跡から能満寺跡にかけてはイエズス会の修道施設がある
たたらヶ谷
たたらヶ谷は奥まで利用されていたようだ
藪と竹の繁茂がひどく冬場しか観察ができなかった
たたらとは製鉄に関わる言葉だが・・・