ちょこ歴旅

歴史旅…というほどではないけど、気楽な史跡巡り備忘録
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小江戸川越へ

2013年01月12日 22時36分38秒 | 散策、お出かけ
新宿から西武新宿線の特急「小江戸」に乗り
約45分、埼玉県川越市にやってきました。

ここ川越は、江戸時代は幕府の譜代大名の
川越藩城下町として栄え、現在は蔵造りの
町屋が有名。
別名「小江戸」ともいわれる関東屈指の
観光地です。
そういえば、電車内のアナウンスでも、
「終点は、時の鐘と蔵造りの町、本川越」
と丁寧に紹介していました。
ただ、駅前は何の変哲もないちょっとした
都会という感じ。

まずは仙波東照宮へ。
徳川家康を祀る東照宮は日本全国にあるけど、
日光、久能山と並ぶ日本三大東照宮の1つ。
う~ん、失礼ながらそれほどのものとは…。

それでも写真の左の石鳥居、真ん中の拝殿、
右の唐門、本殿など全て重要文化財。

続いて、すぐ隣の川越大師「喜多院」へ。

平安初期に建立され、江戸初期に家康の
信任厚い天海僧正が第27世住職となり、
隆盛を極めたそうです。
祈祷待ちの長~い列ができていましたが、
私の目的は本殿隣にある客殿、書院です。

ここは江戸城の御殿の一部を移築したもので、
三代将軍家光誕生の間やその乳母春日局の間
もあります。
幻の江戸城御殿の一部が見学できるのですが、
内部は残念ながら撮影不可。
また、見学料(\400)がやや高いせいか、
他に人もおらず、レコーダーの解説音声だけ
がむなしく響きます。
どうもぼったくり感が否めません。

続いては私的には本日のメインエベント、
川越城本丸御殿へ。

左:立派な玄関と御殿外観
中:廊下
右:36畳の大広間
御殿全景を写真に収めたかったのですが、
無粋にも植木屋のトラックが前に停車中。
なにも目の前に停めんでもえぇのに…。

江戸時代の川越城は大老や老中を務める譜代
大名が城主となることが多く、この本丸御殿
は1848年(嘉永元年)に越前松平家(17
万石)の松平斉典により再建されたもの。
今残っているのは当時の規模のほんの一部
(約1/6)だけですが、城郭御殿の遺構は
全国的に見ても少なく、他には高知城本丸
御殿、二条城二の丸御殿、掛川城二の丸御殿
ぐらいですから、本当に貴重です。
さらに見学料は\100と非常に良心的。

こちらは移築された家老詰めの間です。

この家老の人形…どきっとします。

最後に川越の代名詞、時の鐘と蔵造の町へ。

左:時の鐘、右:大沢家住宅(重文)
  ちょうど12時の鐘が鳴っていました。


蔵造りの町屋が並ぶ通りは、歩行者天国かと
思っていたので、車の多さにびっくり。
写真に車が入らないようにするのが大変です。
また、東京近郊にある歴史的で独特な景観
なので、外国人観光客も結構多いです。


こちらは蔵造りではありませんが、レトロで
なんともいい感じ。
コーヒー飲めばよかったな~。

今日はたくさん歩いて疲れましたが、前から
来たかった川越に来られて大満足です。

<おまけ>

こちらは小江戸ではなく、本家の江戸。
復元された東京駅。


~今回の甘いもの~
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2 コメント

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もりだくさん! (となりのS)
2013-01-13 16:29:10
お天気もよさそうで、もりだくさんな川越めぐりでしたね♪
川越大師、この時期に参拝者が多いのは、厄除けなんでしょうね。よい1年になりますように!
返信する
となりのSさん> (yasu)
2013-01-13 18:22:29
良いお天気で、川越を満喫出来ました。
満喫したのはもちろん、観光だけじゃなく「甘いもん」もです。
今年もおいしい「甘いもん」と出会えますように。
返信する

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