ちょこ歴旅

歴史旅…というほどではないけど、気楽な史跡巡り備忘録
(※和菓子ネタはブックマーク「和菓子の国の人だから」へGo!)

隠し玉は「竹ノ内街道」

2012年09月29日 17時53分45秒 | ロードバイク
今日は師匠Clarkさん、Keiアニキを
先週私が走ったコースにご案内。

まずは大神神社(おおみわじんじゃ)を
目指し大和川沿いに走ります。


大和川沿いを気持ち良く走るClarkさん、
Keiアニキ。


さて、大神神社に到着すると、大鳥居が
出迎えてくれます。
ドドーンと聳えるこの大鳥居、高さはなんと
32.2メートル、マグニチュード10にも
耐える!…そうです。
実物は本当に巨大ですが、写真では大きさが
伝わりにくい。
この鳥居は昭和59年に昭和天皇の在位60
年を記念して造営されたそうです。

この後、大和三山(香久山、畝傍山、耳成山)
を眺めつつ、藤原宮跡の前を通過。
橿原市縄手町の「総本家さなぶりや」さんで
小麦餅を購入し、店内でいただきました。

そして本日最後のイベント竹内峠越えです。
ここはみんなで何度も走っていますが、
いつも走るのは車道です。
今日は旧街道(竹ノ内街道)を走ります。

ClarkさんとKeiアニキを驚かせようと
直前まで内緒にしておきました。
実は先週も独りで走ったのですが、先週の
ブログには載せずに温存してました。
まぁ、本日の隠し玉というところでしょうか。


ここが街道の入口。
右へ進めば国道、今日は左のゲート脇から
竹ノ内街道へ突入。


入口付近は傾斜が緩やか、途中から徐々に
傾斜がきつくなりますが、さすがに師匠
Clarkさんは軽快です。
また、この道は車が全く通らないので、
あせることもなく気分的に楽です。

この竹ノ内街道はあの日本書紀にも
「難波より京(飛鳥)に至る大道を置く」と
記された日本最古の「官道」。


あっという間にここまできました。
正面階段を登れば峠付近の小公園に出ますが、
自転車は右へカーブして車道の下をくぐって
進みます。


最後はこうして反対車線側に出てきます。
ここから車線を渡り、峠の上まで数十メート
で到着です。

この後、石川CLで彼方~狭山池横を通って
帰宅しました。

本日の走行距離は104km、帰宅時間は午後
2時でした。


~今回の甘いもの~
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022(奈良)橿原 出世男
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大和川を遡る

2012年09月22日 18時43分47秒 | ロードバイク
今日は師匠Clarkさんが珍しく走れない
ということで、やむなくソロツーリングです。

「せっかくなので、いつもと違うコースを…」
と考えた結果、大和川を遡り「三輪そうめん」
でお馴染みの奈良県桜井市の三輪に決定。

午前7時に出発し、30分後に大和川に到着。
ここから斑鳩町まではいつものコースを走り、
大和川の表情の変化をお届けします。

<JR阪和線浅香駅付近>

向こう岸に見えるのは大阪市立大学。


<柏原市付近>

右手上から合流してくるのは石川。

<弁天橋付近>

このあたりは山が迫って流れが急です。

<王寺町付近>

再び流れが緩やかに。

走りなれたコースを浅香から約1時間、
斑鳩町までやってきました。
ここから先は走ったことがない未知の世界、
ワクワクします。

<安堵町、川西町付近>

のどかな田園風景が広がります。

左手に見える怪しげな建造物は、奈良県
浄化センター。

<奈良県浄化センター>

ここから下流が大和川(国土交通省管轄)、
上流は初瀬川(奈良県の管轄)となります。

浅香から31km、これで「大和川を制覇」
と言いたいところですが、河川法上は源流
(奈良県桜井市の貝ヶ平山、標高822m)
まで含めて大和川なので、そこまで行くの
はちょっと無理…。

気を取り直して、三輪を目指します。

<田原本町付近>

この辺りは川沿いの道が良く整備されており、
休憩に良い公園がいたるところにあります。
水が堰き止められ流れもなく、水鏡のよう。

<桜井市付近>

桜井市に入ると、水量が少なくなってきました。

<浅香より42km時点>

さて、ここで大和川とお別れし、大神神社
(おおみわじんじゃ)に立ち寄ります。

<大神神社の大鳥居>

大和国の一之宮で、三輪明神とも呼ばれる。
「日本最古の神社」と言われ、三輪山自体
を御神体とする古神道(原始神道)の由緒
ある神社。
境内は長~い参道の先にあるので、今日は
巨大な鳥居のみ撮影。

さらに、国道169号線を南下。
橿原市を西に向かって走っていると、
いわゆる「大和三山」が見えてきます。

<天香久山(あまのかぐやま)>

なんてことはない丘に見えるのですが、
古代においては三山の中でも最も神聖視
されたそうです。
百人一首にも持統天皇が詠んだ歌
「春過ぎて夏来にけらし白妙の
衣干すてふ天の香具山」があります。

<畝傍山(うねびやま)>

この山が一番きれいな形。

<耳成山(みみなしやま)>

手前にあるマンションが邪魔…。

<大和三山パノラマ>

左から天香久山、畝傍山、耳成山…
ここからだと、ちょっと遠い。

そのまま西へ走って行くと、左手にだだっ
広い空地が…。

<藤原宮跡>

奈良市の平城宮跡のように復元建物等は
ありませんが、史跡としてちゃんと保護
されています。

この後、今井町を通過。

<橿原市今井町>

通りすがりにちょっと撮影。

ここからは竹内峠を越え、富田林から石川
サイクルロードを南下。
さらに狭山池付近を経て帰宅しました。
帰宅は午後1時、走行距離は101kmでした。

自由気ままでそれはそれで楽しかったですが、
やっぱりソロは疲れます…。


~今回の甘いもの~
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020(奈良)三輪 みむろ
021(奈良)橿原 さなぶり餅
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風と共に走る

2012年09月17日 15時35分31秒 | ロードバイク
久々登場のKeiアニキとは堺の三国ヶ丘で合流。
そこからは西高野街道~狭山池付近を経て師匠Clarkさんの待つ富田林へ向かいます。

しばらく西高野街道を走っていると分岐が出現。

<瀧谷方面への分岐1>

祠の横の石の道標に「右かうや… 左たきたに金剛山」と刻まれています。
この分かれ道を左へ進みます。
それにしてもいかにも旧街道って感じの分岐でしょ?

しばらく、西高野街道と並行して走っていると次なる分岐が出現。

<瀧谷方面への分岐2>

ここでも左へ進み、西高野街道からは大きくそれていきます。

この後、狭山池の北側を回り、金剛団地付近を通過。

<金剛団地付近>

晴天で気温は高いのですが、今日は風が吹いているので助かります。
爽やかに走るKeiアニキ、快調です。

富田林市の錦織付近で見かけた光景。
田んぼの中の一軒家がやけに爽やかで、なんとなくWindowsの壁紙みたいです。

<田んぼの中の一軒家>


三国ヶ丘から1時間弱、8時半に彼方公園に到着。
ここで師匠Clarkさんと合流し、森屋交差点から金剛ロープウェイ乗り場を目指します。

今日はKeiアニキも一緒なので、せっかくなので下赤阪の棚田に立ち寄ります。

<下赤阪の棚田>

前回(9/2)に比べ、稲穂が実ってきたため全体に黄色がかって見えます。
これからは徐々に黄金色になっていくんでしょうね。

せっかくなので、パノラマでもどうぞ。

左に棚田、右の方には白いPLの塔、さらにその右奥に阿倍野ハルカスが写っているんですが、分かります?

この後、金剛ロープウェイ乗り場まで登り、千早口~三日市~国分~鳳というコースを走りました。

今日は台風の影響なのか風がやたらと強く、木の枝が路面に落ちていたり葉っぱが舞っていたり、
ちょっと走りにくい面もありましたが、そのかわりに暑さは抑えてくれました。
それに国分からの帰り道は追い風でずいぶんと助かりましたしね。

良くも悪くも、とにかく風が印象的で「風と共に走る…」って感じの一日でした。

帰宅時間は13時半、走行距離は84kmでした。
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芋ヶ峠から津風呂ダムへ

2012年09月09日 20時18分46秒 | ロードバイク
今日は師匠Clarkさんと芋ヶ峠から津風呂ダムへ行くことに。

まずは水越峠越えで明日香村へ。

<明日香村の風景>

左から、河原寺跡、橘寺。
橘寺は聖徳太子が建立し、当時は建築物が東西に一直線に並ぶ四天王寺式の大伽藍だったそうです。

石舞台古墳の横を通り抜け、奥明日香に向かいます。

<奥明日香の風景>

左から、祝戸地区の棚田、飛鳥川の渓流。
まだまだ暑いですが、涼しげに流れる水がホッとさせてくれます。

さて、ここから芋ヶ峠へ向かいます。

<芋ヶ峠へ向かう道、芋ヶ峠>

この道を走るのは、昨年12月以来2度目ですが、相変わらず人気がなく寂しい道です。
できれば独りでは走りたくありません…。
ようやく辿りついた峠の上では、看板をバックに撮影。

あとは一気に下って、津風呂ダムへ。

<津風呂ダム>

とにかく空が暗い。
前回来たのは冬だったので、そのせいかと思っていたら、今日もどんより。

この後、五條へ向けて吉野川沿いの県道39号線をひた走ります。
実は前回は、Clarkさんが足を痛めてしまったためスローペースで走りましたが、今日は違います。
前回のリベンジとばかりにグイグイ加速し、35kmぐらいで走ります。
置いていかれないように必死なのですが、不幸にも?この道には信号がほとんどありません。
ついには「Clarkさん、ちょっと足を痛めてくれへんかな…」などと悪い考えが頭をよぎります(嘘です)。
おかげで、予定より早く五条に到着、五條からは金剛山越えで帰宅しました。

帰宅時間は17時20分、走行距離142kmでした。
あ~疲れた。
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千早赤阪村の棚田

2012年09月02日 17時50分45秒 | ロードバイク
今日も師匠Clarkさんと一緒に走ります。
午後の空模様が怪しいので、当初の予定を変更し金剛ロープウェイへ行くことに。

森屋交差点から金剛ロープウェイに向かう途中、Clarkさんにお願いしてちょっと寄り道。
千早赤阪中学校横の激坂を登り、裏手に回り込むと素晴らしい景色が広がります。

<下赤阪の棚田>

いつ見ても日本的ないい景色です。
ここ下赤阪の棚田は日本の棚田百選にも選ばれています。
右端の写真なんかまるで作り物みたいでしょ?

棚田を見下ろす小公園のすぐ横には、下赤坂城跡を示す石碑と説明板があります。

<下赤坂城跡>

鎌倉時代末期から南北朝時代にかけて楠木正成の城があった場所だそうです。
説明板には「赤阪城」と書いていますが、上赤坂城と下赤坂城を合わせて赤坂城であり、ここは「下赤坂城」のほう。

さて、改めてロープウェイ乗り場を目指します。
途中、棚田が気になりついつい撮影。

<棚田、棚田の横を走るClarkさん>

緑~の中を~走り抜けてく~真っ赤なキャノンデ~ル♪
「真っ赤なキャノンデール CAAD9-5」は私の愛車です。

写真はありませんが、この後ロープウェイ乗り場までちゃ~んと走りましたよ。

休憩を終え、小深方面に下り、そこからは南海高野線の千早口駅方面に向かいます。

<千早口へ>

この道は初めて走ります。
前半はかなり山の中、後半はグリーンロードを走ります。

ほぼ下り坂の連続で、あっという間に千早口駅付近へ。
ここからは先週走った旧南海高野線の軌道跡を三日市駅方面へ向かいます。

<旧南海高野線の軌道跡>

頭上に覆いかぶさるのは国道371号線の高架ですが、こうして見ると巨大です。

この後は、三日市から烏帽子型公園脇を通り、いつもの国分のコンビニで解散しました。
帰宅時間は午後2時、走行距離は94kmでした。

ところで、今日は雨に合わずに無事帰宅しましたが、この季節はお天気に振り回されます。
やっぱり「女心と秋の空」とはよく言ったものです…。
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