和菓子の国の人だから

関西中心に美味しい和菓子を紹介。
貴方の旅に和菓子でちょっとアクセント…

041(埼玉)川越 里土産

2013-01-23 19:10:26 | 埼玉の和菓子
「栗よりうまい十三里」とは江戸時代から
伝わる川越芋のおいしさを表す言葉。
江戸日本橋から川越までの距離(十三里=
約51km)と栗(九里)より(四里)美味しい
の意味を兼ねた秀逸なキャッチコピー。

明治時代にその川越芋を使った芋菓子を世に
広めたのが、こちらの「亀屋栄泉」さん。
その功績によって川越銘菓製造組合から
「元祖」の額が贈られたそうです。

川越に行くと決めた時から決めてました。

<亀屋栄泉の店構え> 
~埼玉県川越市幸町~

蔵造りの町屋が建ち並ぶ一番街通りのほぼ
中央、どっしりとした風格ある店構え。
創業は明治28年(1895年)。
「元祖 芋菓子」の文字が暖簾に躍ります。
川越で芋菓子といえばここという老舗です。

また、店舗2階に芋菓子の歴史展示があり、
菓子作りの歴史も学べます。

<里土産(さとみやげ)>

輪切りにしたサツマイモを糖蜜で煮て、
表面に砂糖をまぶした甘藷納豆。
始めはザラッとした砂糖の食感と甘さに続き
サツマイモの深みのある甘さが追い付きます。
糖蜜でサツマイモの美味しさが増す感じ。
元祖に恥じない、素朴で美味しい芋菓子です。
(160g入り \370)

他にも甘藷煎餅や、スティック状の芋を油で
揚げ蜜を絡めたお菓子など色々あります。

サツマイモ菓子は数あれど、結局のところは
素朴が一番かも。
まさに「Simple is best」です。
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