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ナビゲーターは魂だ

ふくしん 菊の露

2014-08-30 | 箏のこと
鳥の声 鐘の音さへ身にしみて 
思ひ出すほど涙が先へ
落ちて流るる妹背の川を 
と渡る船の楫だにたえて 
甲斐もなき世と恨みて過ぐる

思はじな 逢ふは別れといえども愚痴に
庭の小菊のその名に愛でて 
昼は眺めて暮しもしょうが 
夜々ごとに置く露の 
露の命のつれなや憎や 
今はこの身に秋の風

作曲 広橋勾当

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