やなさん浜松E-RA日記

浜松暮らしを楽しむ人を応援する柳原新聞店社長の日記です

普通救命講習に行ってきました

2006年09月28日 | ビジネスシーン
早朝の新聞配達では本当にいろんな場面に出会います。

この2ヶ月位でも
 酔っ払いが体を半分溝に落としながら寝ていた。
 事故現場を目撃し通報した。
 会社の玄関がこじ開けられていたので警察に通報した。
 女子中学生2名が助けを求めてきたので交番まで送り届けた。
                  というようなことがありました。

今年度から始まった社会貢献委員会では、仕事を通じてどんな社会貢献ができるかを話し合っていましたが、事故や病気、酔っ払いなど配達中に倒れているような人を見かけた時に救命講習を受ければ何か役に立つことがあるのではないかということから全員が講習を受けようということになりました。

ただ消防署ではまとまって受講することができないので数人ずつ講習を受けています。昨日は私も社員と一緒に消防署で行われる普通救命講習1に参加しました。

救命講習の要点は、救急車が来るまでの5~10分間に心臓が停止することのないように適切な応急処置をとることにあります。

教えていただいたのは、止血法、心肺蘇生法、AEDの使用法の3点

心配蘇生法では、気道の確保、人口呼吸の仕方、心臓マッサージ方法を実際に人形を相手に練習しましたが、心臓マッサージの位置をよく間違えました。

その後AEDの活用方法を練習しましたが、AEDっていわゆる電気ショックのことですが、今まで映画などから電気ショックって心臓が停止した時に使用するものだと思っていましたが違うんですね。電気ショックでは心臓は動かない、心臓マッサージで心臓が動き出しても心室細動(つまり不静脈)の状態になっている場合が多く、脳に血液を送り出すことができず意識不明に陥ることが多い。
そこでAEDを心臓を規則正しい動きに早期に戻す為に使うということなんです。

これは全く勘違いしていました。

この講習はなかなかいい勉強になりましたね、お客様にはひとり暮らしの高齢者も多いので、そういったことからも全社員が応急処置ができるようになったほうがいいなと思いました。

もちろん応急手当をするような場面がないことが一番なんですが・・・。