つれづれ

庭の花や身近な出来事などを退屈しのぎにあれこれ綴っています。

浅間山公園と都立府中の森公園

2012-12-16 | 野外講座
曇り

武蔵野の面影を残す雑木林に覆われた浅間山公園を訪ねました。平坦な武蔵野台地
にあるこの高台の公園は、冬枯れの紅葉も綺麗でしたが、何しろ久しぶりにカサコソと
落ち葉を踏みしめながらの散策は郷愁を感じました。昼食後は都立府中の森公園まで
足を延ばし、明るく開放的な園内を楽しんできました。小旅「武蔵野あちらこちら」
の今年最後にふさわしく、ステキな風景を堪能する事が出来た一日でした。(12/15)


京王線東府中駅から歩き甲州街道を横断して人見街道を歩くと目の前にヒョッコリ
と小山が見えます。歴史的にはこの山を中心に南北朝時代、新田兄弟と足利尊氏が
命運をかけて戦った人見ケ原古戦場です。東京都の旧跡に指定されています。




落ち葉を踏みしめながら登る。江戸時代は浅間山を人見山と呼んだ様です



浅間山公園(高さ約50メートル)
浅間山は武蔵野台地の立川段丘面から突き上げた孤立した丘陵で古多摩川が
削り残した残丘である…(馬場先生のプリントより)



小さな山の公園、上がったり、下ったり、ちょっとした山歩き気分になります。



関東富士見百景。富士山の見える街づくりにもなっています。



今日は生憎の曇天ですが晴れた日は、この方向に富士山が見えるそうです。
う~ん残念!



コナラやシデなど手入れの行き届いた雑木林。



冬枯れの紅葉の間から街並みが見え隠れしています。



時々綺麗な紅葉に出会いました。



中山の北の麓に「おみたらし神社」があり今でも僅かですが湧水が湧いていました。
「浅間神このところより出現す」と碑が建っていました



おみたらし神社の周辺の紅葉はまだまだ綺麗…



勾配が穏やかな女坂より登る、低くても達成感を感じる山でした。



一番高い堂山は79,6メートル、頂上には浅間神社が祀られてます。

この丘陵は浅間山、中山、堂山の三つの山からなり全域が都立自然公園に指定されています


多磨霊園の通じる道を行くと「きすげ橋」があります。木道で吊り橋の様な形でした



きすげ橋からの眺です。



浅間山公園東北の麓にある多磨霊園に入る。
約130万平方メートルの広大な面積の公園墓地、大正12年に開設されました。



美濃部達吉、北原白秋、菊池寛、東郷平八郎、山本五十六、など有名人の
お墓があるそうです。市販の地図にもお墓の位置が表示されているほどです。



午後は都立府中の森公園の北にある府中市美術館へ寄ってリラックスしてから園内を
散策しました。所々、モニュメントや彫刻などが周りの景色に溶け込んでいて素敵でした

「アンとミッセル」朝倉響子作。



日本庭園。
水のある風景もいいですね。



府中の森芸術劇場にある「天地の讃歌」です。



馬場先生のプリントを参考にしました。







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