つれづれ

庭の花や身近な出来事などを退屈しのぎにあれこれ綴っています。

奈良井宿

2011-11-24 | お出かけ
曇り

木曽路にある奈良井宿を散策するバスツアーに参加しました。ガイドさんの説明に
よると中山道で最も難所と云われる鳥居峠をひかえて、ここで宿をとる旅人が多くて
「奈良井千軒」と呼ばれるほど、街道の両側に宿場が発達し、その長さは1キロ
にもなり日本一の宿場町だそうです。昔の旅人はここで疲れを癒したのでしょうね。


一歩踏み入ると物静かな佇まいになる。



道の両側に宿場が建ち並び、大部分が中二階で多くの軒が広く突き出していた。



まるで江戸時代の旅人になったような錯覚を感じるのは、お店が少ないからでしょうか



かって旅人も利用したであろう水場が、あちこちにあった。



道が急に鍵の手に曲がっていた、戦いになった時の防衛的意味合いがある様である。



1キロにもわたる街道、日本で最長の宿場町であるとは、うなずける。



奈良井川に架かる木曽の大橋です。



地元の宮大工さんが釘を一本も使わずに造ったそうです。





帰りに塩尻でリンゴ狩りをする。フジは甘くてジューシーでした。





横浜 根岸の丘散策

2011-11-20 | 野外講座
曇り

11月19日、低気圧と前線の影響で朝から雨でしたが「台風以外は雨でも歩きましょう」
を合言葉にしている私たちは雨の中を歩きだした。本牧方面の外国人居留地を探訪した

ブラフ18番館
ブラフとは、山手は切り立った崖である事から居留外国人がブラフと呼んだそうです



大正末期に建造されたもの、大正ロマン漂う雰囲気です。横浜市認定の歴史的建造物



外交官の家(旧内田家)、平面が八角形の塔屋を持つ美しい建物、国重要文化財



ここのサンルームは腰壁が引違いの無双窓になっていて足元から風が入るので
夏涼しく、冬暖かく過ごせるなど、外観より日本的な部分が多い様に思った。



横浜は中華街に象徴されるように中国の人も多く風習や宗教の違いから
南京墓地があります。その墓地の入口にある地蔵王廟です。



いかにも中国らしい配色で廟内には中国帽を被った地蔵菩薩像が安置されていた。



昼食後、少し探訪した頃から急に風も強くなり激しい雨になってきたので
「解散した方がいい」と云う先生の一声で皆バスで桜木町駅へ、そこで解散。
今日の見所である根岸競馬場跡の残る一等馬見所の壮大な建築遺構を
見る事が出来なかったのは本当に残念でした。
でも、探訪が出来ても雨の為、写真も撮れなかったと思います。いい機会ですので
ここで、いつも当日馬場先生から頂いているプリント(2枚セット)を紹介します。


プリントはその日に立ち寄る場所の詳しい説明です。
A4を横にして番号で区切られて説明されています。






二枚目のこちらは歩くコース図(5000分の1)です。A4を縦にしています。太い線
がこれから歩く道です。この道に付いている番号は説明文の番号と一致しています。
だから見易いのです。何枚か貼ってある写真は先生が実踏された時、印象に残った所
を撮った写真だそうです。こんな素晴らしいパンフレットを持って何時も歩いています。



解りよくするために番号に緑のマーカーを塗って下さるのは、何時も同行して下さる
アシスタントの森脇さんの暖かい心配りです。心のこもった資料は粗雑には出来ません



私は家に帰ると、この資料をバインダーのゲージを中心に、左に説明文
右にコース図、と分けて綴じています。広げると、一目瞭然なんです。



もうバインダーブックも4冊目に入っています。友達が来ると時々広げて
「あの時は暑かったわね」とか思い出話が尽きません。私の宝物の一つになっています






初冬の越後路

2011-11-15 | お出かけ
曇り時々雨


11月14日、「石川雲蝶の彫刻は素晴らしい」という見識ある友達に同行して
越後のミケランジェロ、と云われている雲蝶の作品を見に行ってきました。
西福寺と永林寺は石川雲蝶の作品の所蔵寺です。息を呑む程の感動でした。


越後の豪雪地帯では雪から木を守るために、もう冬支度が終わっています。



軒下のこの木枠の高さまでの積雪になるのだそうです。



紬記念館で、塩沢紬の伝統や織物の出来るまでの工程を拝見した。



旧塩沢町の、牧之通り(ぼくしどおり)です。綺麗過ぎると云うか、統一され過ぎて
いる感じがしましたが、多分、町おこしの一貫として作ったのではないかなァと思った





そろそろ昼食、茅葺屋根の古民家の欅亭で、魚沼の旬の素材をたっぷり使った美味しい
田舎料理を食べる、全十二品目位、最後の和菓子とお抹茶に至るまで温もりを感じた



午後は西福寺の開山堂へ向かう、少し小雨が降ってくる。
屋根は茅葺の二重層、雪が自然に落ちるように傾斜のついた囲いで覆われている。



このお堂の中が雲蝶の彫刻で埋め尽くされている、天井など…もちろん撮影禁止。
これは開山堂のHPよりお借りしました。重厚で流れる様な動きがあって素晴らしい。






イソギク

2011-11-13 | 日記
晴れ

イソギクの深みのある黄色が晩秋を思わせます。我が家の庭で20年以上前から
この時期になると咲いてます。去年、余り増えすぎたので間引いて移植しました。

百日紅の根元で咲いています。



葉の周りの白い縁取りが清楚な感じがします。



アゲラタムに似た筒状花が可愛いらしい



花びらがなくて密集して咲いています


油絵ー11

2011-11-05 | 日記
曇り

故人の油絵については正直に云って数多い絵に、困り果てた結果、の最善な方法と
思って写真を撮ってから整理することにしました「…子孫に迷惑をかけないように
そのうちに整理しなければ…」とは、楽天家で片づけるのが得意でない主人の口癖
でしたが、それも出来ずに逝ってしまって、さぞや心残りだったろうと思います。
残された私の仕事だと思って始めていますが、やっと残り僅かになってきました。



風景ー6



風景ー8



風景ー10



フォルムA



フォルムB



かけい



作品ー98



五月の多摩丘陵



幼なじみ



作品ー78



作品ー20