大当たり、と云っても宝くじではありません。久しぶりのバスツアーです。
花も紅葉も、前もって予測するのは難しくて、がっかりした事は数知れず…
そんな中、10月27日、新聞やテレビで「奥日光の紅葉は今日が見頃…」と
云う情報に合わせる様な出発でした。何回も訪ねていますが今回は最高です
沼田市にある吹割りの滝を散策してから金精峠を抜けて奥日光に入りました。
迫力満点の吹割の滝
片品川の流れが作り出した芸術で、東洋のナイアガラと云われているそうです。
獅子岩と呼ばれる岸壁の奇形が
ここならではの独特な渓谷美を見せています。
バスは、金精トンネルを抜けて日光市に入った。まず戦場ヶ原の散策…
駐車場からの景色がいい、カラマツが黄金色に煌き、秋らしい景観です
雄大な男体山が目の前に…頂上の雲は何時まで待っても、取れなかった。
又、反対側の展望台から見る草紅葉も見事でした。
昔、男体山の神が大蛇に、赤城山の神が大百足に姿を変えて戦った所なので
戦場ヶ原と云うそうです。もちろん男体山の神の大蛇の勝利だったそうですが、
つい最近、熊騒動があったので、木道の方には行きませんでした。
添乗員さんから熊と目があった時の注意がありました
熊と目が合ったらじっと目を離さないで後ずさりをする事
絶対に背中を見せない事…ですって、携帯のベルを鳴らし
たりビニール袋をガサガサさせるだけでも近づかないとか
昔の「寝たふり」は絶対に駄目、ガブリだそうです…。
暫くバスで移動してから「湯川」に沿って歩きました。
この川は急勾配で、流れが美しい滝を造っています。
竜頭の滝
この湯川が滝壺近くで二つに分かれているのが名前の由来の竜の頭だそうです。
古人の想像力って素晴らしいものがありますね。
滝周辺を散策してから
中禅寺湖の菖蒲ヶ浜から遊覧船で紅葉巡りを楽しみました。
男体山を湖上から眺める。
「中禅寺湖は昔、男体山の噴火によって堰き止められて出来ました…」
船内放送を聞きながらシャッターを切っていた。
さすがは期間限定の紅葉巡りはスゴイ!
遠くから眺める男体山は雄大です。
乗船してから既に40分位、ず~と甲板に出ていた、やっぱり寒い~
暖房中の船内から窓越しに眺める事にした。
この中禅寺湖から流れ落ちる華厳の滝です。
エレベーターは紅葉と週末が重なって長蛇の列の人、滝壺迄は降りないで
観瀑台から見ることにしました。やっぱり豪快な姿はいつ見ても素晴らしい。
落差97メートル滝幅7メートル、仏教経典の一つである華厳経から名付けられた滝。
秋の日はつるべ落とし… 帰りは、いろは坂から帰りました。
帰宅したのは10時、これだけのコースを周れば当然の時間でしょうネ。