つれづれ

庭の花や身近な出来事などを退屈しのぎにあれこれ綴っています。

発芽

2013-01-27 | 日記
晴れ


毎日、氷点下の夜明けが続いています。でも土の中では次の季節の準備が
ちゃんと、始まっているんですね、その年々の気候で微妙に前後する発芽、
植物って素直ですネ…今年も大地の温もりの中で息づいて伸びてきました。


クロッカスはすらりと伸びて、忙しそうに並んでいます。



「そろそろでしょうかね…」 顔を覗かせているのはヒヤシンスです。



オーニソガラムは大分前の発芽で、随分伸びています。



大家族になりましたね!ミニアイリスさん!



やっぱり宿根草は、たくましいですね、福寿草も律儀に発芽です。



パッチリと開いた芽の中を覗き、早春までの距離を思う。
近からず、されど遠からじ。





烏山寺町を歩く

2013-01-20 | 野外講座
晴れ

「烏山寺町は、大正12年の関東大震災の後、東京市が行った区画整理のために、
浅草、築地、麻布、芝などから移転して形成された。東南から西北に通じる約600mの
“寺院通り”とその周辺に26ヵ寺が集中している…」 馬場先生のプリントより(1月19日)

野外講座「武蔵野あちらこちら」の1月は雲一つない快晴、風もなく穏やかな
日和になりになりました。今年のスタートに相応しく、武蔵野の安らぎを感じながら、
烏山寺町26ヵ寺を全部訪ねることができました。撮った写真は100枚以上になります。
全部のお寺の掲載は無理ですが、特に印象に残った2ヵ寺を掲載いたします。


23番目に訪ねた妙壽寺です。烏山寺町で一番大きいお寺です。



境内に入ると宮沢賢治の「雨にも負けず…」の詩碑があります。



江戸中期に鋳造された梵鐘は関東大震災の猛火のために破損しています。



本堂までの参道は木立に囲まれてまるで京都に居るような雰囲気です。
寺院の境内は数日前の初雪がまだ残っていました。



風情のある木造建築は庫裏です。



落ち着いた雰囲気の本堂が印象に残りました。





次は烏山寺町最後の、26番目に訪ねた高源院です。
ここ寺町の一番奥に位置していました。



安らぎを感じる境内。小石川から移転されたお寺です。



落ち着きを感じる本堂。



弁天池です。
池の中央に弁財天を祀った浮御堂があり、朱色の橋が架けられています。



鴨が飛来することから鴨池とも呼ばれているようです。
立ち枯れたハスの間で鯉がゆっくり泳いでいました。



半分ぐらい氷に覆われた池で亀が並んで甲羅干しをしていました。
静けさに包まれて、そこだけ時がゆっくり流れている様でした。



世田谷区百景に選ばれている特別保護区だそうです。




江戸時代からの由緒をもつお寺ばかりが集まった、まさに東京世田谷の
小京都と呼ばれているだけあって武蔵野の安らぎを感じるような所でした。

帰りは玉川上水を橋の上から覗きながら久我山駅まで歩きました。



        「26ヵ寺全部歩いたんですもの私達って、すごいよね~」
お互いに健脚を称えあって、電車に乗った…
「どうぞ…」若い方が席を立った!
         元気ぶっても、やっぱり歳は隠せないようです(笑)





初雪

2013-01-15 | 日記
晴れ


昨日(1月14日)東京の初雪は大雪になりました。午後4時過ぎには雨になりその雨もすぐに
止んだので、外に出てみると見事な銀世界!雪の降った後は空気が澄んでいるからでしょうか
見るものすべてが、はっきり見えて実に綺麗でした。 一変した銀世界を楽しみました。


我が家の前より… まあ~もう雪掻きを始めているお宅も…



素晴らしい雪景色、犬のお散歩から帰る人が見えます。



葉を落とした欅に花が咲いた様で…素敵な光景です。



庭のキャラの木も重たそうに雪の帽子を被って…



二階のアトリエから眺めて見ました。綺麗な雪景色!



昨晩は相当風が強かった様で、枝の雪はすっかり落ちてしまった今朝、
まばゆいばかりの太陽が昇って来ました。今日は快晴です。






蕗の薹

2013-01-13 | 日記
晴れ

季節も寒に入り、今は小正月…これからが、一年で一番寒さの厳しい時期に入るのに
我が家の庭では蕗の薹が顔を出しています。品種改良以前の原種だと聞いていますが、
毎年ここだけは、一足早い春がやってきます。蕗味噌を作って焼きおにぎりに付けたり、
地粉を使って、蕗味噌入りの「おやき」を作るのが私の定番なんです。


まだ寒いのに、よく出てきましたね~



うっすらと、産毛が見えます。



ま~るく膨らんで花が咲き始めているのもあります。



少しお湿りが欲しいところですね。



自然の営みってすごい!





センリョウ

2013-01-09 | 日記
曇り

「センリョウ」は漢字で千両って書くのが正しいのかどうか判りませんが冬の季語の様です。
生花では、お正月に縁起がいいとされて必ず使っているようです。暮れに何本か切ったので
全体の姿が物足りなくなっていますが、まだまだ冬の庭に彩を添えています。





緑の葉が、いまいち綺麗でない所は、日光の当たり過ぎらしいです。



ここの部分は緑の葉と赤のコントラストが鮮やかです。



赤い実が葉の上に、かたまって付く姿は一際かわいく感じます。