深川不動尊の龍水です。よく神社では目にしますね。
調べてみると、龍は水を司る神様の化身らしいです。
上野の東照宮の龍は左甚五郎の作といわれているそうですが、夜な夜な不忍池に水を飲みに下りて来たそうです。
余りにも見事な出来に江戸っ子たちは『甚五郎、左が過ぎて水を飲み』という落首をつくったそうです。
『左が過ぎる』とは、左甚五郎の『左』と『左党』の意味するところの『お酒』を掛けているのです。
『左党』とは、大工さんが使うノミからきているそうです。ノミを持つのが左手、つまり「飲み手」であるという意味だそうです。
『お酒』と作りがうま『過ぎる』と、『お酒』を飲み『過ぎる』と言うのを掛けた落首なんですね。江戸時代の人はうまいことを考えるものですね。
明日は(龍水 その2)です