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まねきネコのバリ島生活21年 子供の事や吉川晃司さんの事・・を気の向くままに。

新バンドの化学反応 吉川晃司ライブ

2016年06月13日 | 吉川晃司のこと

厚木、大宮と2連ちゃんliveが終わり、セトリ1曲違ったり、MCも違ったり、もちろんハプニングも違う訳で…

と、皆様の感想の様子を目にする度に「楽しみ」以上の言葉は無いものか??と思う。

チャリティーグッズのブレスレットが各会場50個限定と発覚し、

グッズ販売の3時間半も前から並んでやっと買えたような状態とか。

バースデーの時のスクリーン素材にこだわらなくても、何か他にあればよかったのに。

ま、本当のところ、限定と言われると余計欲しくなるのが心理

入り待ちとグッズ並び

どちらかを選ばなければいけない現実のようです。

しかし、本題の今回のバンドメンバーさんたちの音♫

バラード系のせつなさが違って聞こえる?

どんな化学反応が起きているのかも見所なんですね。


http://sp.ro69.jp/blog/koyanagi/144356?rtw

アルバム『WILD LIPS』のテーマを、肉体への回帰だとするなら、まさにそんなテーマを全力で表現してみせるライブ。
ここにきて、MAXの到達点を迎えている表現者吉川晃司の、その到達点にあるキレと冴えを見せつける圧倒的なパフォーマンスだった。

『WILD LIPS』は80年代的なビートが意図して鳴らされたアルバムだったが、このツアーに懐古的モードはゼロだ。
かつてのナンバーも、今の吉川の爆発力を導くための導火線として機能している。
そしてそんな観点で選曲されているのだろうと思う。

また、脇を固める相変わらず鉄壁のバンド(ちなみに、このツアー、ギターは生形真一、ベースはウエノコウジです)のグルーヴもまた極めて今であり、ダンスビートの考え方も極めて2016年的。
今だからこそ最強の吉川晃司を120%堪能することができる。

つまり、もう言うことはありませんです、はい。

吉川晃司は今こそ文句なく最高だ。
僕は長年のファンだが、本気でそう感じる。

えらいツアーになりそうだ。

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こちらの記事も!

ますますファイナル行きたくなりますね!

#吉川晃司#背中対決どうしたものか。

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2016年6月11日(土) 厚木市文化会館 大ホール
REPORT:長谷川誠

吉川晃司が6月11日、神奈川県・厚木市文化会館から全国15本のホールツアーをスタートさせた。前回はツアー序盤に映画の撮影準備でバイク・アクションを練習中に左足を負傷し、“骨折ツアー”となったのだが、入念なリハビリと日々の鍛錬を継続して迎えたこの初日公演では歌も演奏もパフォーマンスも全開のステージを展開。5月18日発売の最新アルバム『WILD LIPS』からも何曲か初披露された。タイトル曲「Wild Lips」では大人の色気とワイルドなパワーとが共存するダイナミックな歌と演奏に観客が熱狂。タフさとラフさを兼ね備えたグルーヴに客席が揺れたのは「サラマンドラ」。最新作の充実ぶりはライブにも反映されている。

最新曲に加えて、代表曲や人気曲を網羅したベストアルバム的な構成となっていたのだが、ベストにしてニューエスト(最新)でもあった。お馴染みの曲でも初めて聴くようなスリルと衝撃があったからだ。今回のツアーではバンドのメンバーが大幅に変わり、キーボードのホッピー神山、キーボード&ギターの菅原弘明以外の3人はツアー初参加となっている。新たに加わったのはギターの生形真一、ベースのウエノコウジ、ドラムの湊雅史。「(自分の生き方を貫いて)生き抜いてる系のミュージシャンが集まった。バンド、メッチャかっこいいです」と吉川。確かにこの新バンドの演奏がすさまじい。骨太でソリッドでタイトでダイナミック。「スティングレイ」「BOMBERS」などでの破壊力はおそらく過去の最高記録を更新したのではないだろうか。バラードなのにとてつもないエネルギーが渦巻いていたのは「終わらないSun Set」。えっ、こんな曲だっけ?という驚きの連続だった。予定調和のアンサンブルではなくて、メンバーがバンドマンとしての本能を覚醒させて、生命力あふれる演奏を展開している。その音のぶつかりあいこそがバンドサウンドの醍醐味であり、ロックの真髄。ライバルがいるほど燃える熱血漫画の主人公ではないが、吉川のボーカルも実にエモーショナルでエネルギッシュだった。それぞれの曲が見せてくれる景色はまちがいなくどれも2016年の最新のものだ。

昨年話題をさらったドラマ『下町ロケット』の財前役での好演の影響か、新規の観客が増えて年齢層の幅も広がった。「財前さんを観て、初めて来た人は?」との質問に若い観客が手を上げると、「イメージと全然違ってたら、すみませんね。こちらが本来の姿でして」と吉川。その財前や『さらばあぶない刑事』での悪役、ガルシアのスペイン語のセリフを再現すると、歓声が起こった。ただし、「昨日までは覚えていたんだけど、忘れちゃった」とのこと。

代名詞となっているシンバル・キックも炸裂した。演奏同様、キックも日々進化していて、新たな技を加えた改良型の蹴りも飛びだした。左手が攣ったり、後頭部を打撲したりする場面もあり。なぜボーカリストがそんな局面に遭遇してしまうのか。それは実際にステージを目撃したら、納得いただけるだろう。そして“あり得ない!”と笑いながら感動してしまうだろう。初日から観客がともに歌ったり、踊ったりする一体感あふれる熱い空間が出現した。だがもちろんまだこれが完成形ではない。バンドは生き物のように形を変えていくだろう。その集大成となるのがファイナルの8月27・28日の東京体育館公演。「これからもっとレベルの高いところへ一緒に行けたら。東京体育館ではオオッ!というものが出来たらと思ってます」とのMCもあった。アーティストにしてアスリートと呼びたくなる彼には“体育館”という舞台が似合いそうだ。数字では表すことのできない音楽の最高記録更新はまだまだ続いていく。