夕方6時頃、バリ新年の前日、オゴオゴ神輿を担いで練り歩く前に、たいまつを持って騒音を立てて家の周りを何度か廻って悪霊を怖がらせて追い払うグルポッという儀式をします。
オゴオゴを無事終わらせる為に「鬼は外」するって感じですね。
その後家族写真を庭で撮って、集会所に集合。今年のオゴオゴはこれ
足元にはいくつもライトアップされたスカルが・・・。
最近若者？の間ではホラー映画が流行ってて、しょっちゅう家鑑賞会開催してる。でも、やっぱり怖いもの観たさなんでか、絶対数名集合して（最低でも4名ぐらい）観てる。その点、メンバーをとっかえひっかえできるのは、近所の親戚含め同年代がうじゃうじゃいるバリの大家族だから出来る事かもしれない。
明るいうちの写真はこれだけ。
デジカメ撮影分は後でアップ（←できたらいいな・・・）
夜中まで神輿を担いで街を練り歩いた後、ぐっすり爆睡して気がつけば、とっくに7時を過ぎていた。
あ、担いだのは家族の男子達ですけど、私と次男は、神輿を担ぐおじさんの子の子守。
デンパサール中のオゴオゴ神輿がメイン道路に集結するから、進む速度は限りなくのんびりで、それが疲れと飽きを呼び、9時過ぎた頃は睡魔にも襲われる４歳児と手を繋いで練り歩くのは思った以上に気を使った・・・。私の腰にも満たない身長では、風も届かないだろうと、あいた手で扇子で風を送り、次男はその子の水を持って、水分補給係。
止まって退屈そうな時は、ウルトラマンの話で盛り上げ、前後の神輿にスペシウム光線を送り、「シュワッチ」と飛び上がり（←つもり・・・）墓地にたどり着くまでに、壊れた神輿の爪の欠片を拾って遊び・・・お陰でこっちも退屈する事無く進行できたんですけど。
手に汗いっぱいかいていても、ずり落ちたズボンを持ち上げる時と、立ち止まった時以外は、ギュッと握って離さない。あの頼られている感は、無償の愛に近い感情を生み、守ってあげなくては！と思ってしまうのは、私だけではないようで、想像以上に面倒見の良い次男の姿が、とっても嬉しい夜でした。
さて、又前置き長いけど、
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