未来社会を夢見る山下ゆみのブログ

アラ還真っ只中の暮らしと関心ごとを綴っています。最近の日本、おかしなことが多すぎる!と行動に。

昨夏の長崎訪問を思い出します

2012-08-09 12:32:44 | 平和
 8月6日は広島に、そして今日9日は長崎に原爆が投下された日。日本国中が核兵器と戦争について想いを巡らせる日であり続けなければなりません。

 昨年は「原水爆禁止世界大会」に参加するために、家族3人で長崎を訪れていました。3日目に当たる8月9日は閉会総会。その途中で司会者の合図のもと11:02に参加者全員で黙とうしました。
 今年はテレビに映し出される平和祈念式典に合わせ黙とう。その後市長の「平和宣言」、市民代表の「平和への誓い」、野田首相の「来賓あいさつ」などを視聴しました。野田首相のあいさつはきれいごとが並べられていますが、さてそのうちどれだけのことに本気で取り組む覚悟があるでしょうか。これまでもこの場で述べられた為政者のことばが実現していれば、どれだけの被爆者支援・世界への核兵器廃絶を求める意思表示につながったことでしょう。ことばとはうらはらに、国は責任を回避し、アメリカの顔色をうかがう態度をとり続けています。

 この1年間で新たに亡くなった長崎の被爆者は3305人。(全体で5729人)核兵器廃絶を訴え続けられた被爆者の想いを受け継がなければ!
 今年の原水爆禁止世界大会・国際会議では、「いかなる核の被害者もつくらせないこと」という願いは「核兵器廃絶」と「原発ゼロ」というふたつの運動に共通するものであることから、ふたつの運動の連帯強化が訴えられています。「人類と核は共存できない。」このことが明白となった今、私たちがふたつの運動に取り組むことは「生きる」ことの大前提のような気がします。
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