原発ゼロの会・大阪の企画で、「自然エネルギー推進条例」制定4年を迎えた滋賀県湖南市の現地視察に参加しました。
湖南市では1997年の京都議定書(COP3)の年に、全国初の事業型市民共同発電所が稼働。その後、東日本大震災後の2012年に市長さんの強い意向でこの条例が制定され、市民の運動とうまく連動して、その実践が進んでいるようです。地域の資源を地域で消費する、自然エネルギーを地域経済の循環に生かすというのがコンセプトです。
現在、市民共同発電所が4か所で稼働しており、市民と事業者と行政がうまく連携しておられます。それにはやはり意欲のある行政職員の存在が欠かせないのもわかりました。
太陽光発電だけでなく、さつま芋を栽培してメタンガスから電気を作るということにも取り組んでおられ、これは近大の先生のアイデアだそうです。さつま芋の栽培は、介護施設や引きこもりの若者が取り組んでいます。
障害者福祉の先駆的な取り組みをしてきた先人がおられ、環境と障害福祉を組み合わせて「福祉を軸とした地域自立・循環システムの構築」をめざしているのも特徴です。
いろいろと刺激を受けて、大変有意義な視察となりました。
初号機が乗る、作業所の屋根
趣きのある、湖南市役所東庁舎
湖南市では1997年の京都議定書(COP3)の年に、全国初の事業型市民共同発電所が稼働。その後、東日本大震災後の2012年に市長さんの強い意向でこの条例が制定され、市民の運動とうまく連動して、その実践が進んでいるようです。地域の資源を地域で消費する、自然エネルギーを地域経済の循環に生かすというのがコンセプトです。
現在、市民共同発電所が4か所で稼働しており、市民と事業者と行政がうまく連携しておられます。それにはやはり意欲のある行政職員の存在が欠かせないのもわかりました。
太陽光発電だけでなく、さつま芋を栽培してメタンガスから電気を作るということにも取り組んでおられ、これは近大の先生のアイデアだそうです。さつま芋の栽培は、介護施設や引きこもりの若者が取り組んでいます。
障害者福祉の先駆的な取り組みをしてきた先人がおられ、環境と障害福祉を組み合わせて「福祉を軸とした地域自立・循環システムの構築」をめざしているのも特徴です。
いろいろと刺激を受けて、大変有意義な視察となりました。
初号機が乗る、作業所の屋根
趣きのある、湖南市役所東庁舎