未来社会を夢見る山下ゆみのブログ

アラ還真っ只中の暮らしと関心ごとを綴っています。最近の日本、おかしなことが多すぎる!と行動に。

参院選を終えて

2016-07-16 07:36:46 | 国政
 今回の参院選で、6年ぶりに開票立会人をしました。前回は「比例」でしたが今回は「選挙区」。市民総合体育館・午後8時45分集合に合わせ出かける前に、NHKの出口調査の結果が報道され、日本共産党のわたなべ結は落選!?思いっきりテンション下がりまくりの状態で出かける羽目に。
 現場で積みあがっていく票は自民・公明・維新の候補者が先行して、残念な想いでいっぱいの時間を過ごしました。

 最終的に泉佐野開票区では、大阪選挙区は有効投票数37,450票中、わたなべ結は3,150票(得票率8.41%)でした。
比例は有効投票数37,240票中、日本共産党は2,965票(得票率7.96%)でした。

 大阪全体では、選挙区はわたなべ結454,502票(得票率12.18%)、比例は日本共産党421,790票(得票率11.37%)でした。

 選挙戦の中で、「わたなべさんは大丈夫、きっといけるよ!」というお声、また、早々に期日前投票で「わたなべさんに入れてきたよ。」と教えてくださる方も多く、手応えも感じていましたので、こんなに差をつけられての落選に落胆の思いとともに信じがたいという気持ちもあります。

 危機感もありました。4議席の中に「野党共闘」「反安倍政権」を掲げる日本共産党と民進党を入れないために、という政権側のシフトが組まれ、大阪ではそのたたかいが重要でした。日本共産党はその対策を講じて取り組み、「4議席を『改憲派』が独占するという最悪の結果をなんとしても阻止したい!」という想いで訴えてきましたが及びませんでした。
 訴えの中身、訴え方、訴えの総量、すべてにおいて反省と新たな視点での工夫が必要だと感じています。
 まあ、私みたいな下っ端が言わなくても、幹部のみなさんがすでに次なるたたかいに向けて走り始めておられることでしょうが(^_^;)

 わたなべ結さんを落としたことは「ほんとうに悔しい!」です。彼女の訴えが届いたところでは、大きな共感と支持が広がっての45万票だと思います。でも、広がりが足らなかった(>_<)「維新が野党として見られている大阪」で、実態を知らせ広げていく活動はこれからも大きな課題です。

 全国では、比例で601万票で5議席、東京選挙区で山添拓さん当選で、改選3から6議席に伸ばしていただきました。非改選とあわせて14議席、国民の声を国政に届ける宝の議席です。

 また今回、初めての試みで全国32の一人区で野党共闘と市民の統一候補が実現し、うち11の選挙区で自民党の候補者に競り勝ちました。改憲発議に必要な3分の2を自公と補完勢力が占めたことが大きく報道されていますが、改憲の国民的気運は高まっておらず、むしろ「今は変えない方がいい」「9条は変えるべきでない」が多数です。こんな情勢の下、「立憲主義回復」をめざす統一候補が数々の勝利を収めたことは大きな成果です。

 まだまだたたかいは続きます。私たちは諦めませんから。

 ご支援いただいたみなさんにお礼を申し上げ、ご報告といたします。



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