未来社会を夢見る山下ゆみのブログ

アラ還真っ只中の暮らしと関心ごとを綴っています。最近の日本、おかしなことが多すぎる!と行動に。

「議会基本条例素案」の市民説明会

2012-11-13 11:09:20 | 泉佐野市議会
 11月10日(土)の夜、泉の森ホール2階大会議室で行われたこの説明会には、目標の30名には届かなかったものの、町会長さんを中心に約20名の市民のみなさんがご参加くださいました。
 日ごとに寒さの増すこの時期、夜遅くまでの今回の企画にご参加くださったみなさんに、この場をお借りしてお礼申し上げます。

 「議会基本条例」という名前のとおり、「議会」のあるべき姿を「条例」という形で明文化したものであって、ある意味、当然のことが書かれています。「市民のみなさんに対する責任」を果たすために、議会・議員のするべきこと、努めるべきこと、これまでより活発な議論を行うためのルールづくりなど。

 ただ、この泉佐野市にあって、この条例に市民のみなさんが期待された象徴的なことが「この条例ができることで、千代松市長の暴走が止められるのか?」ということでした。
 複数の参加者から、このような趣旨のご発言があったことは重要だと思います。
 市長の市政運営が市民の方に「暴走」と受け止められていることを改めて確認したと同時に、それに対して危惧を抱き、議会がしっかりと対応するよう求められていることを実感しました。

 2元代表制の下で、市長の権限は絶大です。条例ができても、市長に対する強制力があるわけではありません。しかし、条例を「絵に描いた餅」にしてはなりません。議員の総力で作り上げたと自負するこの条例案、制定させるからには「市民が納得できる」議会運営に生かし、「議会のチェック機能」を発揮しなければなりません。
 それも条例ができたからと言って、自動的には実現しません。
 結局は一人一人の議員の心がけ、政治姿勢の問題です。
コメント
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