未来社会を夢見る山下ゆみのブログ

アラ還真っ只中の暮らしと関心ごとを綴っています。最近の日本、おかしなことが多すぎる!と行動に。

6月議会、会派代表質問

2012-06-26 19:58:14 | 泉佐野市議会
 今日からの後半本会議で、会派代表質問、個人一般質問と続きます。
 日本共産党泉佐野市会議員団からは、今回はくぼ和恵議員が代表質問を行いました。

 会派ごとの持ち時間は、30分×所属議員数。うちは二人なので、1時間しかありません。それでも今このタイミングで取り上げずにはおけない市政の問題が山積していて、次の4点についてくぼ議員が質問しました。

1.「職員基本条例」について
 (1)「大阪府職員基本条例」の法的問題点について

 大阪府で成立した条例を参考にして、泉佐野市でも12月議会に提案する方針であることが明らかになったのですから大問題です。大阪府の条例は、法的に様々な問題点を抱えていることが多くの識者の意見として出されています。「人事相対評価」などの問題点を指摘しても、「他団体の条例に意見を言う立場ではない。」の一点張りで話になりません。
 公務員制度は法律(地方公務員法)で定めるべきで、法律の範囲内で制定する条例で「公務員制度改革」などできるはずがありません。
  新たな条例は必要ないと求めました。

2.不燃震災がれきの受け入れについて
 (1)住民の納得・合意を得られる安全性確保について

 可燃がれきの受け入れを検討して、田尻町長さんに「困難」と言われたからと、(検討する以前に、あの老朽化した焼却場では無理なことは明らかでしたが。)強引に不燃がれきの受け入れを表明するとは、なんという住民無視の暴挙でしょう!
 震災がれきの広域処理は、大変デリケートで悩ましい問題です。慎重すぎることはないほどの丁寧な手続きと判断が必要です。
 安全基準の策定、住民への説明など一切なしでの暴走を止めなくては!

3.命名権(ネーミングライツ)売却問題について
 (1)「公有」財産の売却は法律違反で無効である

 「あくまでも提案事例のひとつであって、これを提案する企業があるかどうかはわかりません。」とのこと。事例として挙げること自体、非常識。市民にどれだけ迷惑かかると思っているのでしょう。

4.こども園構想について
 (1)こども園開設をなぜ急ぐのか

 今日の質疑で市長はまたもや「パブリックコメントで反対意見が多かったとしても、やめるものではない。」と発言。市民の声をまったく無視しています。
 せめて現時点での在園児が卒園するまで保育所を存続させ、その間じっくり時間をかけて進めるべきとの意見に、市長は「次々入園してくるのにキリがない。」とのこと。公立保育所を選んで子どもを預ける親の気持ちが、まったくわかっていません。入所してから制度が変わったら、戸惑いや混乱が起こるのは当然でしょう。
コメント
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