私が入院した理由 その八

8月1日に具合が悪かったこと、退院時に着る服などを
持ってきて貰う事などを母にに電話した。

死にかけたなどと言ったためか、心配して8月2日に透析中に
母がやってきた。

私の透析姿を見るのは初めてであるが、そんなことより、
体は大丈夫かとそっちのほうばかり気にかけてた。

輸血してるので大丈夫だと伝えると多少安心したようだった。

このとき前に頼んでいたラジオを持ってきてくれた。


7月30日に両親が見舞いに来たとき、売店でラジオが
売っていたら買ってきてくれと頼んだのだが、
ここの売店の話によると電波が入りにくいから、
ラジオを置くのをやめたと言っていたが、
ほんとに電波が入らない。

AMなんか全滅でFMがかろうじて入るぐらいだった。

眠れないためラジオを頼んだのだが、睡眠薬を
使うことになったためもう必要なかったんだが
まあ寝るまで聞くようにはなった。

薬のためか聞き始めて30分ほどでいつも眠れる。

8月4日もまた朝、昼、晩、重湯であった。

朝透析に行くとそれなりに体重も増えていた。

透析で血液濾過＆体内の水分を抜くので、あまり増やせない。

まあこの日はそれほどの増えではなかったので一安心。

1食大体全部平らげると700～800mlぐらいあるだろうか。

体重もそれに比例して増える。

3食で2kgぐらい増えてしまうので半分ぐらい残すようにした。

8月5日は三分がゆになり野菜ジュースの代わりに1品おかずがつくように。

三分がゆもなるべく米粒だけをすくって食べる。

なるべく水分を取らない。

この日から検査も何もなくなった。

ベット上の安静も食事が始まったことで点滴もはずれ、
室内ぐらいは歩けるようにはなっていたが、
売店に行っても良いかと看護婦さんに主治医に聞いて貰う。

その九に続く