12/17 奥平厩舎
17日にエコー検査を行った結果、両前脚に浅屈腱炎を発症していることが判明しました。「しっかりケアして回復を促そうとしていたのですが、今朝になっても状態に変化はなく、相変わらず痛がる様子で歩様が芳しくなかったので診療所にてエコー検査を行いました。診断の結果、特に気にしていた左前脚の屈腱部分を33%ほど損傷していることが判明しました。また、かばったせいか右脚の状態も良くない状態に見えたので併せて検査したところ、こちらも30%を超えるダメージを負っていることがわかりました。以前から四肢に疲れが出やすかったのですが、山元トレセンでじっくり乗り込んでもらったことで12月に入ってからはだいぶ脚元の状態に波がなくなっていたし、状態も上向いていたのでデビューへ向かっていこうと思っていました。診断の結果からも、腱やまわりの組織を含めて脚元が少し繊細だったのかもしれません。トレセンでは細心の注意を払いながら坂路をメインに動かしていたのですが、躓いたこともあって局所的に負担がかかってしまい、損傷までに至ってしまったのだと思います。血統的に見ても、馬格や雰囲気を見ても、“これは”と思わせてくれる馬でした。王道を歩ませてあげたいと期待していましたし、私自身も夢を見たほどでした。それだけにこのようなことになってしまい、ものすごくショックが大きく、また、出資していただいている会員の皆様には申し訳ない気持ちでいっぱいです。誠に申し訳ございません」(奥平師)本格的な調教を開始すると体質面の弱さが時折垣間見られるようになりましたので、大事を取りながらこれまで進めてまいりました。しかし、アクシデントが重なったこともあり、脚元に大きなダメージを負ってしまいました。まだ2歳馬ですし、何とか復帰の光を見出せないものかと検討したのですが、これまでの経緯とダメージがかなり大きいことから復帰は厳しいことが予想されます。これらのことを踏まえて奥平雅士調教師と協議を行った結果、18日に中央競馬登録を抹消することになりました。会員の皆様にはまことに残念なことと存じますが、何とぞご了承賜りますようお願いいたします。なお、本馬に出資されています会員の方へは追って書面をもちましてご案内いたします。
キャロットFより
長い文が来ましたよ。。。
しばらくまた休養かと思ったら。
ず~っと休養になっちゃいました。
数少ないうちのお馬さんがまた引退です。
しかもデビューもしてないのに。
デビューして勝ち上がれない仔は数頭いましたが
デビューまでもいかないとは。
今まで引退した馬は1回は競馬場まで行って応援してきましたが
今回はそれすらも出来なかった・・・・
オーヴェルニュはまだ2歳です。
デビューまでも行かず屈腱炎で引退した場合はどうなるのでしょうか。
それだけが心配です。